このシリーズでは、世界のことを全然知らないなーと実感したきちほーしが、世界のいろいろなニュースを読んでまとめていきます(「世界」の中には日本も入ります)。
きちほーしと同じく、世界のこと知りたいなー、という方に共有できればと思います。
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- はじめに
- 2030 世界の大変化を「水平思考」で展望する [ マウロ・ギレン ]
- とりあえずアルジャジーラでアフリカを読んでみる
- Newsweek International July 16-23 2021【電子書籍】
- NDTVなどインドのニュースサイトも読んでみる
- (2021/08/06)タリバンの勢いが止まらない
- (2021/07/27)インド版Tiktokがシンガポール企業から1.5億ドルを資金調達
- (2021/07/16)インドで列車トイレ下水道処理システムを発明
- (2021/08/10)コロナで多くの人が物乞いに
- おわりに
- 2030 世界の大変化を「水平思考」で展望する [ マウロ・ギレン ]
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はじめに
どうも、きちほーしです。
最近Youtube大学で「2030 世界の大変化を「水平思考」で展望する」という本を紹介する動画、「アフリカとインドの時代が来る」という会を見て、衝撃を受けました。
2030 世界の大変化を「水平思考」で展望する [ マウロ・ギレン ]
日本が中国に追い抜かれたのがついこの間だと思っていたら、もはやアメリカも追い抜かしてしまった(追い抜こうとしている?)中国。
かと思っていたらその中国も斜陽に入りつつあり、次はインドが台頭するとのこと。
と思ったら、その次はなんとアフリカの時代が来るというのですから驚きです。
きちほーしが世界のことを全然知らないことを思い知らされました。
そこできちほーしは世界のニュースを読んでいこうと思いました。
ちなみにきちほーしは英語が全然できませんので、Google翻訳のお力を存分にお借りしております。
とりあえずアルジャジーラでアフリカを読んでみる
Youtube大学を見てアフリカに興味を持ったきちほーしは、まずアフリカのことが知りたいと思いました。そこで2000年代のイラク戦争で脚光を浴びた、Aljazeeraを読んでみようと思いました。
海外を知ることができるニュースサイトと言えば、きちほーしがまず思いついたのはイギリスのBBC Newsとか、アメリカのNewsweekとか。あるいはアフリカ最大の投資国である中国の人民日報にもアフリカのニュースはありそうです。
Newsweek International July 16-23 2021【電子書籍】
色々読んでみたところ、当たり前かもしれませんが、イギリスのニュースサイトはイギリス人に関心のある記事が多く、アメリカのニュースサイトはアメリカ人目線の記事がほとんどでした。中国のニュースは思いっきり共産党の味方ですね。
きちほーしは、欧米人の目線でも中国人の目線でも日本人の目線でもないアフリカの記事を読みたかったので、そんなニュースサイトはないかなーと思って思いついたのがAljazeeraでした。
そんなわけで本日は、Aljazeeraで読んだニュースをまとめていきまーす。
NDTVなどインドのニュースサイトも読んでみる
前回まではアルジャジーラだけでしたが、「インドの時代も来る」と言われているので、インドの主要メディアと言われているNDTVも読んでいきます。The Times of IndiaやDDNewsもメジャーらしいのですが、きちほーしは経済ニュースにも目を通したいので、経済ニュースが多そうなNDTVをメインこれらも補助的な位置づけで読んでいきたいと思います。
(2021/08/06)タリバンの勢いが止まらない
概要
感想
米軍撤退の影響がここまで大きなことになったようです。
国境ではロシア軍やウズベキスタン軍が演習を始めたようで、周辺国を巻き込み始めているようです。
別の記事ですが、タリバンはウズベキスタンやトルクメニスタンと接触しているらしく、隣接国もタリバンを小さな勢力と見ていないようですね(きちほーしの中ではとっくの昔に弱体化しているイメージでしたが)。
もっと言うと、国の代表的な存在として認識し始めているような…。
米軍が攻め込んで、対ゲリラ戦に20年近い歳月を費やして、撤退すると抵抗組織が国の代表的存在になる。
浅い知識しかないきちほーしですが、ベトナム戦争と同じ道を歩んでいる気がします。
アメリカが戦争をふっかけた相手はもう一つありましたよね。あそこらへんもイスラム国とかありましたよね。今はどうなってるんでしょう?
ちなみに、Newsweekでこういうコラムがありました。要約するとこんな感じです。
「米軍の撤退でユーラシアは中国、ロシアの天下」と、ロシアの新聞は書く。
しかしアフガニスタン、中央アジアの地域の諸国は海千山千で、言い寄る大国を張り合わせて骨の髄までしゃぶり尽くす。
ロシアは、アフガニスタンと国境を接するタジキスタン、ウズベキスタンの安全保障を助けなければ、同盟国・準同盟国としての信頼を失う。
中国はタリバンと手を組んででも、新疆ウイグルの独立運動分子がアフガンを根城にするのを阻止しなければならない。
(中露は)これまで米軍がこの地域にまで手を出していることを批判していればポイントが稼げたが、これからはそうはいかない。
中央アジアの小さな国がここまで周辺諸国に大きな影響を与えることができるんですね(このしたたかさは感心します)。
そういう意味ではアメリカの撤退は、短期的にはアメリカの恥をさらすことになるのでしょうが、長期的には中露へ重荷を提供することにつながるということですね。
追記
きちほーしがこの記事を読んだのは数日前なのですが、その記事ももう古いと思えるほどタリバンの占領地は拡大しているようです。
米軍も空爆などで反撃してはいるようですが、今のところ勢いは止まっていないようですね。
(2021/07/27)インド版Tiktokがシンガポール企業から1.5億ドルを資金調達
概要
- Tiktokのようなインド系サービスが、シンガポールのテマセクホールディングスらから1億4500万ドルの資金を調達
- 印中の国境衝突に端を発してインドはTiktokなどの中国アプリを禁止。それ以来ShareChatが人気を博す。
感想
補足ですが、Tiktokのようなサービスと書きましたが、正確にはコンテンツ共有プラットフォームのShareChatというのがあって、その中にMojというTiktokのような機能があるようです。
で、感想ですが、まずインドが中国のアプリを禁止していることを初めて知りました。
国境衝突の報復としてアプリを禁止したとのことですが、逆に言うとインドは国境衝突のおかげで中国製品を締め出せたとも言えるかもしれません。
もし印中に特に衝突がなかったとして、インド市場に浸透しつつある中国製品を締め出したら世界から批難されますが、国境衝突の報復だとすればさほど批難されないでしょうからねー。
中国もアメリカのSNSを締め出して国内独自のSNSを確立したのですから、全く同じことがインドで起こることは考えられると思います。
(2021/07/16)インドで列車トイレ下水道処理システムを発明
概要
- インドの科学者によって従来のバイオトイレよりも7倍安価な列車の下水道処理システムが開発された
- バイオトイレはし尿を分解できるが、一緒に捨てられた布やプラスチックを処理できない
- 列車のタンクが線路に設けられた浄化槽に接近すると、同期的に浄化槽のカバーが開きタンクがし尿を落下する
- 回収されたし尿は、後でじっくりし尿とその他のごみと分類されていく
感想
なんとも豪快なシステムですね。
おそらく駅のホームから離れたところだとは思いますが、列車がタンクに近づくとドバーーーっと汚水が自動的に回収される仕組みみたいです。
そして「これがインドの現実かぁー」と思ったのがトイレに布やらプラスチックやらが乗客によって捨てられているということです。
おそらく日本じゃあり得ないでしょうが、インドではやっているんですねぇ。
(2021/08/10)コロナで多くの人が物乞いに
概要
- ニューデリーで物乞いしている20719人を調査したところ、半数以上が新参者だとわかった。パンデミックの影響と見られる
- 打撃を受けたほとんどの人は下位中産階級か貧困層。
- 調査対象者の70%は文盲。22%が初等教育、8%は中等教育以上。中にはMBA学位取得者も。
感想
MBA学位取得者までもが物乞いになったことが驚きました。
少なくともきちほーしよりは優秀なはずなのに。経済力は能力だけではどうにもならないことが良くわかります。
そしてこれは日本も無関係じゃない気がします。
もしわが子がこのようになったらと思うと心が痛みます。
きちほーしに何ができるでしょうか…。
おわりに
いかがだったでしょうか?
「2030 世界の大変化を「水平思考」で展望する」という本を紹介するYoutube大学の「アフリカとインドの時代が来る」という動画を見て「世界のことをもっと知りたい」と思ったきちほーしが、とりあえずAljazeeraやインドのニュースサイトを読んでみようと思い、その記事をまとめてみました。
今後もアルジャジーラをはじめ、世界各国のニュースを読んで、皆さんにお届けしたいと思います。
ではまた!
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