MENU

【本の紹介できるかな?】なるほど!書籍「伝え方が9割」が教える。「強いコトバ」で心を動かす技術!

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

伝え方が9割 [ 佐々木圭一 ]
価格:1540円(税込、送料無料) (2022/6/29時点)

楽天で購入

アイスブレイク

今週のお題「二軍のTシャツ」)

アイスブレイクではきちほーしのことをよく知ってもらうため、はてなブログの「今週のお題」をヒントに、本題と少し外れたお話をします。

今週のお題は「二軍のTシャツ」です。

 

うーん。

二軍のTシャツをどうしているかあまりおもしろくない回答になってしまいますが、部屋着にしています^^;。

今の暑い時期だとパジャマにちょうどいいですねー。

それでもなお着古してヨレヨレになったTシャツは窓拭きに使ったりしてます。

はじめに

なるほど!「強いコトバ」なのか!

 

名著「伝え方が9割」の第3章を読んで思った感想がそれでした。

 

どうも!きちほーしです!

弱小ブロガーやってます!

 

ブロガーにとって「読んでみよっかな」と思わせる記事を書くことはとても大事ですよね。

 

名著「伝え方が9割」の第3章「「強いコトバ」をつくる技術」では「文の中に「強いコトバ」を入れると良い!」と言っています!

どういうことなのでしょうか?

 

この記事では前回に引き続き、「伝え方が9割」についてピックアップ・要約していきます!

 

(参考)書籍概要

タイトル

伝え方が9割

著者

佐々木 圭一

概要

元々伝えることが苦手な筆者が、コピーライターとして配属され苦しんだ末に伝え方に技術があることを発見。その後国内外55のアワードに入選入賞するまでになる。この書籍ではそんな筆者が発見した「伝える技術」が惜しげもなく書かれている。

目次

はじめに 伝え方にはシンプルな技術がある

第1章 伝え方にも技術があった!

第2章 「ノー」を「イエス」に変える技術

●結果を変える「お願い」コトバのつくり方

●「イエス」に変える3つのステップ
 ステップ1 自分の頭の中をそのままコトバにしない
 ステップ2 相手の頭の中を想像する
 ステップ3 相手のメリットと一致するお願いをつくる

●「イエス」に変える「7つの切り口」
 ①「相手の好きなこと」
 ②「嫌いなこと回避」
 ③「選択の自由」
 ④「認められたい欲」
 ⑤「あなた限定」
 ⑥「チームワーク化」
 ⑦「感謝」

●「お願い」は相手との共作だ

●第2章まとめ

第3章 「強いコトバ」をつくる技術
──感動スピーチも、映画の名セリフも、こうやればつくれる

●「強いコトバ」をつくる5つの技術
①サプライズ法──超カンタンだけど、プロも使っている技術
②ギャップ法──オバマ氏、村上春樹氏も使う心を動かす技術
③赤裸裸法──あなたのコトバを、プロが書いたように変える技術
④リピート法──相手の記憶にすりこみ、感情をのせる技術
⑤クライマックス法──寝ている人も目をさます、強烈なメッセージ技術

●10分で「強い長文」をつくる技術
  ①先を読みたくなる「出だし」をつくる
  ②読後感をよくする「フィニッシュ」をつくる
  ③飛ばされない「タイトル」をつくる

●第3章まとめ

本記事の範囲

前回の記事では2章「「ノー」を「イエス」に変える技術」について要約してお話しました。

今回の記事で3章「「強いコトバ」をつくる技術」についてお話します。

第3章 「強いコトバ」をつくる技術

ブロガーにとっては長文について知りたいところでしょうが、まずは短い文の「強いコトバ」についてお話します。

強いコトバとは?

筆者は、人を感動させたり人の記憶に残るような言葉のことを強いコトバと感じるそうです。

これを一言で表すと、以下のようになります。

強いコトバとは

  • 人の感情を動かすエネルギーのあるコトバ

そんなコトバとはどんなものなのでしょうか?

それを作る技術は5つあります。

たった5つだけです。

強いコトバを作る5つの技術

サプライズ法 – 「驚き」ワードをプラスするだけ

サプライズ法のステップは以下のとおりです。

  1. 伝えたいコトバを決める
  2. 適したサプライズワードを入れる

例を上げるとこんな感じです。

伝えたいコトバ サプライズワード 強いコトバ
好き 好き
今日はいい天気 びっくり びっくり、今日はいい天気
京都、行こう そうだ そうだ 京都、行こう
小林製薬 小林製薬
強いコトバを作る5つの技術: サプライズ法

これらの他にも、「ほら、~」「実は、~」「すごい、~」「信じられない、~」などのサプライズワードがあります。

ギャップ法 – スタートで正反対のことをプラスするだけ

ギャップ法のステップは以下のとおりです。

  1. 伝えたいコトバを決める
  2. 正反対のコトバを前半に入れる
  3. 前半と後半の間につなぎのコトバを入れる

例を上げるとこんな感じです。

伝えたいコトバ 正反対のワード 強いコトバ
あなたが好き 嫌い 嫌いになりたいのに、あなたが好き
これはあなたの勝利だ 私の勝利 これは私の勝利ではない、あなたの勝利だ
私は味方です みんなが敵になっても、私は味方です
ここのラーメンは旨い まずい 他の店がまずく感じるほど、ここのラーメンは旨い
強いコトバを作る5つの技術: ギャップ法

赤裸々法 – 体の反応を赤裸々にしてプラスするだけ

赤裸々法のステップは以下のとおりです。

  1. 伝えたいコトバを決める
  2. 自分の体の反応を赤裸々なコトバにする
  3. 前半に赤裸々コトバを入れる

例を挙げるとこんな感じです。

伝えたいコトバ 体の赤裸々な反応 強いコトバ
あなたが好き くちびる:ふるえる くちびるがふるえてる。あなたが好き
お腹がすいた 頭の中:何も考えられない 何も考えられない。お腹が空いた
感動の映画だった のど:乾いている 喉がカラカラ、感動の映画でした。
強いコトバを作る5つの技術: 赤裸々法

リピート法 – 同じコトバをプラスするだけ

リピート法のステップは以下のとおりです。

  1. 伝えたいコトバを決める
  2. 繰り返す

例を挙げるとこんな感じです。

伝えたいコトバ 強いコトバ
うまい うまい、うまい
人民のための政治 人民の、人民による、人民のための政治
今日は暑い 今日は暑い、暑い。
強いコトバを作る5つの技術: リピート法

クライマックス法 – 期待感をあおるコトバをプラスするだけ

これは講演会などで聴衆の集中力が途切れそうなときに、集中力を呼び覚ますときに使います。

クライマックス法のステップは以下のとおりです。

  1. 伝えたい話がある
  2. 期待感をあおるクライマックスワードを、伝えたい話の前にもってくる。

例を挙げるとこんな感じです。

伝えたいコトバ クライマックスワード 強いコトバ
カレーが好きです ここだけの話ですが ここだけの話ですが、私はカレーが好きです
ラーメンが好きです 他では話さないのですが 他では話さないのですが、私はラーメンが好きです
強いコトバを作る5つの技術: クライマックス法

 

これだけです!この5つだけです!

ホント!?たったこれだけ!?

ここだけの話、たったこれだけなんです!

テンション上がる!たったこれだけなんて!

 

はい、早速「強いコトバ」を連発してみました^^。

あんまり連発するとなんだかちょっと暑苦しく感じますが、適度に散りばめればいい感じになるんでしょうね。

強い長文をつくる技術

さて、いよいよ本題です!

これまでは短い文を強いコトバにしてきましたが、強い長文はどのようにすれば強くできるでしょうか?

下記の例文を強くしていきます。

例文
ボランティアしたい方へ。当協会はボランティアの手で支えられています。非営利団体である当協会は…。
(中略)
…。まずは、ご登録いただき、ご要望のボランティアが出来る活動が整い次第、ご連絡させていただいております。ご応募お待ちしております。
例文

出だしの一文に、短く、強いコトバを!

どんな長文でも出だしの一文は読んでくれる可能性が高いのです。

だからココに強いコトバを入れると良いのです。

更に言うと、長い1文をあえて2つに分けるなどして、極力短いコトバにすることがコツです。

例文 強いコトバ 短く強いコトバ
ボランティアしたい方へ。 そうだ、ボランティアしたいと思った方へ。 そうだ、ボランティアしたい。と思った方へ。
出だしの一文に、短く、強いコトバを!

長文のフィニッシュは、出だしと同じ「強いコトバ」を!

長文のフィニッシュに出だしと同じ強いコトバを使うと、読後感が良くなります。

フィニッシュに使う強いコトバは、出だしと全く同じでもいいし、アレンジしてもかまいません。

例文 出だしと同じ強いコトバを使う
ご応募お待ちしております。 「そうだ、ボランティアしたい」の気持ちを、ご応募へ。
長文のフィニッシュは、出だしと同じ「強いコトバ」を!

よく出来た出だしは、飛ばされない「タイトル」にもなる

従来のタイトルとは長文の要約でしたが、情報があふれる時代ではスキップされてしまいます。

出だしがよくできていたら、そのままタイトルにしてしまいましょう。

出だしが長いなとおもったら、「サプライズワード」+「出だしの重要ワード」の組み合わせをタイトルにしてみましょう。

出だしを使ったタイトル 「サプライズワード」+「出だしの重要ワード」の組み合わせをタイトル
そうだ、ボランティアしたいと思った方へ。 ボランティア!
「サプライズワード」+「出だしの重要ワード」の組み合わせをタイトルに

強い長文の例

これまでのポイントの総括です。冒頭の例文を強い長文に変えるとこんな感じになります。

強い長文
ボランティア!

そうだ、ボランティアしたい。と思った方へ。
当協会はボランティアの手で支えられています。非営利団体である当協会は…。
(中略)
…。まずは、ご登録いただき、ご要望のボランティアが出来る活動が整い次第、ご連絡させていただいております。
「そうだ、ボランティアしたい」の気持ちを、ご応募へ。
強い長文の例

「強いコトバ」は音楽で言うところの「サビ」

強い長文のコツは文章全体に「強いコトバ」を入れ込みすぎないことです。

「強いコトバ」は音楽で言うところのサビです。

サビだらけの曲はうるさいだけです。

いい曲がサビ以外をグッと抑えてメリハリを付けるように、強い長文もポイントにだけ強いコトバを入れてメリハリをつけましょう。

さいごに

いかがだったでしょうか。

この記事では、「読んでみよっかな」と思わせる記事を書きたいブロガーに向けて、「強いコトバ」で心を動かす技術についてお話しました。

名著「伝え方が9割」が教えてくれた技術は以下の様なものでした。

  • 強いコトバとは、「人の感情を動かすエネルギーのあるコトバ」
  • 強いコトバを作る5つの技術
    • サプライズ法 – 「驚き」ワードをプラスするだけ
    • ギャップ法 – スタートで正反対のことをプラスするだけ
    • 赤裸々法 – 体の反応を赤裸々にしてプラスするだけ
    • リピート法 – 同じコトバをプラスするだけ
    • クライマックス法 – 期待感をあおるコトバをプラスするだけ
  • 強い長文をつくる技術
    • 出だしの一文に、短く、強いコトバを!
    • 長文のフィニッシュは、出だしと同じ「強いコトバ」を!
    • よく出来た出だしは、飛ばされない「タイトル」にもなる
    • 強い長文のコツは文章全体に「強いコトバ」を入れ込みすぎないこと

 

「強いコトバ」を使って、人の心を動かすブログやメールを書いていきましょう。

ではまた!