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【自宅療育できるかな?】数の教え方 ー 書籍「誤学習・未学習を防ぐ! 発達の気になる子の「できた! 」が増えるトレーニング」まとめ2

どーも!きちほーしです!

 

知的障害のある子が、将来の自立と社会参加できるためのトレーニング、それが療育です。

支援学校でも療育してもらえますが、家でも療育を心がけて生活するとよりよいですね。

逆にせっかく支援学校で療育してくれていても、家で誤った対応をすると「誤学習」にもつながります。

 

このシリーズでは、療育の書籍「誤学習・未学習を防ぐ! 発達の気になる子の「できた! 」が増えるトレーニング」についてギュギュギュッと要約してお話します。

これまでもグッと要約してお話してきましたが、さらにさらにギュギュギューーーッと要約しました。

何回かに分けてお話します。

 

今回は「数の教え方編」です。

 

 

教材は手作りが前提!

誤学習・未学習を防ぐ! 発達の気になる子の「できた! 」が増えるトレーニング」では、いくつか数字にまつわる療育が掲載されています。

ただそこで使用する教材は手作りを前提としています。

場合によっては厚紙を切って数百個の部品を作る必要があります。

 

これはなかなか大変ですよね。

一生懸命作ってもすぐに使わなくなる場合もあるでしょうから労力がもったいないですね。

 

誤学習・未学習を防ぐ! 発達の気になる子の「できた! 」が増えるトレーニング」からはそのポイントを学び、代替品を活用することをオススメします。

あるいは一生懸命作った教材を売りに出すことをオススメします。

詳しくは下部をご確認ください。

 

数字を教えよう!

数字カードを箱に入れていこう!

まずは1~10を覚えましょう

数字が書かれた箱に数字カードを置かせる方法があります。

1~10の箱に数字カードを入れる

 

シートに数字カードを置いていこう!

1~10を覚えたら、次は1~100です。

1~100の数字が書かれたシートに数字カードを置いていきます

1~100のシートに数字カードを置く

数の大きさを教えよう!

ブロックを並べることで数の大小を実感させましょう

桁を教えよう!

10個分のタイルを並べることで10の桁を実感させます

1~30の数字を理解させることで、カレンダーを理解しやすくなるようにしましょう。

長さを教えよう!

数字に合わせた数のタイルを一直線に並べさせることで長さを実感させましょう!

お金を教えよう!

まず1~100を覚えさせます。小さなタイルを並べることで実感させましょう。

次に各マスの上に数字に合わせた硬貨を置かせます

 

数字タイルの代替品


 

上のようなかずのブロックを小学校からもらっていないでしょうか?

きちほーし家にはコレがあったので、コレをつかって子どものキチノに数を教えました。

きちほーしはコレで1~20まで教えました

当初キチノは1~100の数字を知っていたし、一桁の足し算もできていました。

ただ、数字を知っているだけで、それが物の個数に対応していることは理解していませんでした。

桁も理解できていませんでした。

足し算も丸暗記しているだけで、物の個数が合わせていることを理解していませんでした。

 

きちほーしがコレを使って教えると、1~20の範囲ならいずれも理解できるようになりました。

数の大きさや長さはまだ教えていませんが、おそらくコレを使えば理解してくれるでしょう。

 

10個分のカードはまだ理解してくれない

かずのブロックの中身は20個のブロックと10個分のカードが10枚です。

一応1~120までは教えることができそうです。

ただキチノの場合10個分のカードが「ブロック10個に相当する」ということをいまだに理解してくれていません。

まだ教えている最中ですが、すぐに理解してくれない場合があることは考慮しておいたほうが良いです。

1~20を教えるだけでもかずのブロックを買う価値はある

上記のように、かずのブロックを買っても1~20までしか教えられないかもしれません。

ただ、きちほーし的にはそれだけでも買う価値はあると思っています。

1~20を教えるのにもかなり時間を要しますし、1~20が理解できれば1~100もスムーズに理解できると思うからです。

minne(ミンネ)で療育教材を売ったり買ったりしてみよう!

おそらくきちほーしが説明するまでもありませんが、minne(ミンネ)は国内最大のハンドメイドマーケットです。

「#療育」でキーワード検索するとハンドメイドの療育教材がたくさん出てきます。

ここで探せば自分がほしい療育教材が手に入るかもしれません。

逆に自分で作った療育教材をここで売るのもアリですね!