このシリーズでは人嫌いな人の人脈術について解説した書籍「内向的な人のためのスタンフォード流ピンポイント人脈術」についてグッと要約してお話します。
人嫌いだけど人脈を作りたい。
そんな人はぜひご参考ください。
今回はピンポイント人脈でチームを作るコツについてです。
アイスブレイク
(今週のお題「わたし○○部でした」)
アイスブレイクではきちほーしのことをよく知ってもらうため、はてなブログの「今週のお題」をヒントに、本題と少し外れたお話をします。
今週のお題は「わたし○○部でした」です。
きちほーしはバレー部でした。
球技の方のバレーですね^^。
きちほーしが入った頃の3年生の先輩はとてもしっかりした人たちで、県大会でも好成績をおさめていました。
でも次の年の3年生は結構グダグダで市の大会でも下の方。
きちほーしが3年生になったときは県大会でも健闘し、その次の年の3年生はやっぱりグダグダでした。
なんかこう、しっかりしたチームとグダグダなチームが1年毎に変わっていました。
なんでなんでしょうね~^^。
はじめに
どーも!きちほーしです!
前々回の投稿では手当たり次第に人脈を作る「人脈モンスター」ではなく、「好きな人」とだけ人脈を作るピンポイント人脈についてお話しました。
前回の投稿ではピンポイント人脈を作るために必要な、トークでお互いを深く知る方法についてお話しました。
今回と次回とで、ここではそうやって知り合った人たちの中から、自分が本当に好きな人を見極める方法についてお話します。
ピンポイント人脈でチームを作る3ステップ
チームを作るステップは、おおまかに3つあります。
- 好きな人を見極める
- 好きな人との熱気を保ち続ける
- チームを作る
今回は1と2についてお話します。
好きな人を見極める
ここではピンポイント人脈の形成に向けて知り合った人たちの中から、自分が本当に好きな人を見極める方法についてお話します。
好きだと思った人が本当に好きなのかどうかはわからないものですよね。
それは恋も同じだと思います。
最初はこういうタイプが好きだと思っていたけど、何人かと付き合ってみて自分の本当のタイプは全然違っていたなんてことがあると思います。
この章では本当の自分のタイプを見極める方法についてお話します。
旅先でLINEしたくなる人が好きな人
旅先できれいな風景を見たり、驚きの体験をしたときなど、言葉で言い表せない非日常なできごとを真っ先に伝えたい人。
それが好きな人になります。
好きな人を見つける質問1: 質問「AIであなたの仕事や人生はどうかわると思う?」
この質問をすることで、相手が自分の仕事の構造を抽象的に理解しているか、未来予測ができる人がどうかがわかります。
相手が何に不安を思って何に期待しているのか、誰と一緒に未来を見たいのかがわかります。
好きな人を見つける質問2: 質問「最近1万円を何に使った?」
決して安くない1万円を何に使っているかを聞くと、その人の本質が見えてきます。
この質問の答えを聞いて本当の自分のタイプかどうかを見極めましょう。
ちなみに著者の場合はこんな感じでした。
ある人は「書店で1万円分の本を買うのが楽しみだ」と答えたそうです。
著者はお金を自覚的に使うその人のことを「ステキだな」と思いました。
また別の人は「職人の華麗な手仕事を見れる高級寿司店に行くのが好きだ」と答えました。
それは演劇やボクシングの試合を見に行くのと同じようなエンタテインメント性があると語り、筆者はそれもまた「ステキ」だと思ったそうです。
一緒に散歩してみる
きちほーしは「ここまで来るとデートやん!」と思わずツッコんでしまいました^^;。
歩幅と呼吸を合わせながら体を動かし、相手との距離感、言葉のチョイスなどは相手が好きかどうかの判断要素になるそうです。
散歩のお誘いは、打合せ後に「駅までご一緒しましょう」「歩きながらブレストしましょう」と何かと理由をつけるのです。
「好き」といった感情は、言葉を使わない身体的コミュニケーションでこそ気づくことができるのです。
好きな人との熱気を保ち続ける
好きな人が声を上げていたらそっちに振り向く
「こっちのビジネスがいま熱いよ」「これは絶対面白からやってみて」「この人にあってほしい。きっと馬があうから」なんて声が好きな人から聞こえてきたら、細かいことを聞かずに二つ返事でOKを出します。
「好きな人を見つける質問」を自分に向けてやってみよう
上で書いた「自分の仕事はAIでどう変わるのか」「1万円あったら何に使うのか?」を自分に向けてやってみましょう。
筆者は「1万円あったら」を実践し、近代アートの高価な本を買ったり、数千円の高級オリーブオイルを買ってみたようです。
そうすることで仕事や雑談のトークが魅力的になり、相手から興味をもってもらえることも増えるのです。
SNS等で発信し続ける
日常のふとした気づき、仕事で得たノウハウをSNS等で発信し続けるのがオススメです。
気に入った記事やイベントがあったら、名前を名乗った上で質問すると必ず覚えてもらえます。
とにかく、他人の投稿や仕事に興味を持ち、積極的にコンタクトを取ると仲間ができます。
相手に違和感をあたえるような面白いことをやり続ける
圧倒的喜び、怒り、不安、不快感など、相手が自分の生活の延長線上にないと思わせるようなことをやり続けましょう。
例えば著者の知り合いの「寿司好き」の人は寿司職人を呼んで寿司について話し合うプライベートイベントを開催しました。
著者は職人さんたちが寿司論を語る姿に違和感を感じると同時に面白さを感じたようです。
イベントにピンポイントで繋がりたい人たちを誘う
Facebook等で面白そうなイベントを発見したら、ピンポイントで繋がりたい同僚・友人・仕事仲間を誘います。
そこで誘った人たちの反応を見たり自分の意見を伝えることで、相手の考え方や人となりを知ることができて距離が縮まります。
特に相手の思考回路を知っておくことは仕事をする上で重要です。
一時期だけ人脈モンスターになってみる
自分の「本当の好き」を見つめ直すため、一定の期間だけあえて人脈モンスターになってみましょう。
著者はこの時期に六本木のカフェにハフポストの読者を400人以上呼んでコーヒーをごちそうするイベントを5日間やったそうです。
そしてFacebookに気中メッセージ全てに返信し、終わった頃にはウィスキーを飲まないと眠りにつけないほどだったそうです。
好きな人と繋がり続けてもどこかで硬直化するリスクがあります。
一定期間だけ人脈モンスターになって、自分の人間関係をアップデートし続けてみましょう。
(参考)ボトムアップ型にしてみよう!
ピンポイント人脈とはつながりが弱いですが、きちほーしが興味を持ったので特出しします。
ホリエモン、箕輪厚介さんは目の前の面白いことに飛びついて形にしていくボトムアップ型の人。
それに対しSHOWROOMの前田裕二社長は計画や目標を立ててそこに突き進むトップダウン型の人です。
しかし前田社長はボトムアップ型にシフトしようとしているようです。
というのも、今はお金よりも心の共感や人の助けに頼る時代で、トップダウン型だと人間味がなく共感を集めにくいからだそうです。
書籍概要
タイトル
内向的な人のための スタンフォード流 ピンポイント人脈術
発売日
2019/4/20
著者
竹下 隆一郎
概要
ハフポスト日本版編集長という人脈が重要なポジションにありながら、人嫌いであることを自認する筆者が、自身の経験で学んだ人脈術をまとめている。
自分の内面とじっくり向き合い好きな人とだけ関係を結んでいく「ピンポイント人脈」が重要であるというのがこの本のメインメッセージ。
目次
1章 内向的な人が活躍できる「ピンポイント人脈」の時代
2章 内向的な人のためのスタンフォード流「7つの人脈術」
3章 ピンポイント人脈がもたらす3つのメリット
4章 【実践編】ピンポイント人脈でチームをつくる3ステップ