はじめに
M1といえば今や説明の必要がないくらい権威ある賞レースです。
その賞レースでは誰も文句のつけようがない面白い人たちがチャンピオンになる。
そしてチャンピオンだけでなく、惜しくもチャンピオンに届かなかった人たちも負けずと面白い人たち。
そんなイメージがありました。
M1の最初の頃は。
ですが年が経過するに連れて「え?この人たちそんなに面白い?」という人たちが出てきているイメージはないでしょうか。
ネットで検索してみても「M1は年々面白くなくなっている」という投稿をよく見かけます。
なぜM1の質は年々落ちているのでしょうか?
この記事ではその理由について触れていきます。
ダウンタウンは40年に一度の逸材?
「100年に一度の逸材」なんて言い方をします。
文字通り100年に一度しか出現しない逸材という意味ですね。
例えば老若男女誰もが認めるお笑い界の逸材と言えばダウンタウン。
彼らは何年に一度の逸材なのでしょうか?
彼らのデビュー年は1982年。
それから今年で40年以上経っています。
色んな意見はあると思いますが、私の印象ではこの40年間で彼らを超える逸材が出現していません。
仮に来年にダウンタウンと同じくらいかそれ以上の逸材が出現したとすれば、ダウンタウンは「40年に一度の逸材」ということになります。
M1チャンピオンはせいぜい10年に一度の逸材?
一方でM1チャンピオンはどれくらいの逸材でしょうか?
少なくとも現時点では「ダウンタウンの再来だ!」とか「ダウンタウン以上だ!」という声を聞いたことはありません。
ということは、M1チャンピオンはどんなに実力のある人達であってもダウンタウン以下。
一番面白い人たちでも、せいぜい「10年に一度の逸材」くらいと言えるかもしれません。
それでも「超逸材」であることに間違いはないんですけどね。
10年に一度の逸材の出現後はM1の質が低下する
10年に一度の逸材が出現するということは、少なくとも彼らが出現した後の9年間は逸材であったとしても彼ら以下。
5年に一度の逸材や1年に一度の逸材が出現するかもしれませんが、10年に一度の「超逸材」に比べると「物足りない」。
したがって9年間はどの漫才を見ても「前ほど面白くないな~」という感想になるのです。
10年経ってまた新たに10年に一度の「超逸材」が華々しく出現するかもしれません。
その時には視聴者は新たな時代の幕開けに心を奪われ、その前の10年間は記憶が薄れてしまいます。
そしてまた9年間「面白くないな~」という期間に入るのです。
おわりに
いかがだったでしょうか。
今回は、M1の質が年々落ちているのはなぜなのか、についてお話しました。
M1は年々つまらなくなっているのではありません。
逆に毎年面白くて、たまに超面白い「超逸材」が出現しているだけなのですね。
何年かに一度「超逸材」が出現するたまに目が肥えてしまい、その他の年がつまらなく感じているだけなんですね~。
おまけ
(今週のお題「一生モノ」)
ここではきちほーしのことをよく知ってもらうため、はてなブログの「今週のお題」をヒントに、本題と少し外れたお話をします。
今週のお題は「一生モノ」です。
きちほーしが持っている「一生モノ」は病気^^;。
いわゆる生活習慣病ですね。
この病気が宣言されてから10年以上は経っています。
でも10年以上前は今のように節制も運動もろくにしていませんでした。
今はもしかしたら解消されているんじゃないかと思ってはいますが、お医者さんからそんな話は聞きません。
どうなんですかねぇ?