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【本の紹介できるかな】書籍「カフェインの真実」1

この記事では、カフェインが健康に与える影響を知りたい人に向けて、きちほーしが読んだ書籍「カフェインの真実 賢く利用するために知っておくべきこと」の中から、健康関連のポイントを抜粋してまとめています。

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アイスブレイク

今週のお題「好きなスポーツ」)

アイスブレイクではきちほーしのことをよく知ってもらうため、はてなブログの「今週のお題」をヒントに、本題と少し外れたお話をします。

今週のお題は、「好きなスポーツ」です。

 

今さらではありますがeSportsがはやっていますね。

(「は?何をいまさら?」という声が聞こえてきますが、「好きなスポーツ」のネタがなくなった苦しまぎれのネタですのでご容赦を^^;)

 

ちょっと気になったのが、eSportsでもドーピング検査ってやってるのかな?という点です。

オリンピックのような体を動かす系のスポーツではドーピング検査を厳重にやっているようですが、eSportsはどうなんでしょうか?

eSportsは肉体よりも頭脳の負担の方が大きそうなので、そこらへんでドーピング的なことをやってる人はいそうな気がします。

 

例えばカフェインとか。

 

今日はカフェインに関する記事になります。

 


【Myprotein】

 

 

はじめに

どーもきちほーしです!

以前「「そろそろ、お酒やめようかな」と思ったときに読む本(Amazon楽天)」を紹介するYoutube大学で、 で「お酒は依存性の高いドラッグだ」「カロリーも高く体にもかなりの悪影響だ」ということを知って以来、きちほーしはお酒を飲まないようにしました。


「そろそろ、お酒やめようかな」と思ったときに読む本
Amazon楽天

それでも「どことなく体調が変だな」「今日は精神的に疲れたな」という時についついお酒に手を出してしまうので、同じく体調が悪かったり疲れた時に飲むカフェインならまだ体への影響が弱いかもしれないと思い、お酒ではなくお茶にシフトしようと思いました。

ただし、「カフェインの体への悪影響はお酒よりも弱い」ということが前提です。

実際の所どうなんでしょうか?

 

というわけで本を読んでみました。 書籍「カフェインの真実 賢く利用するために知っておくべきこと(
楽天 /Amazon)」 です。 


カフェインの真実 賢く利用するために知っておくべきこと [ マリー・カーペンター ]
楽天 /Amazon

これがきちほーしの疑問「カフェインは体にどのくらい悪影響を及ぼすのか?」にどこまで答えてくれるのか分かりませんが、とりあえず読んでみました。

この記事では、カフェインが健康に与える影響を知りたい人に向けて、きちほーしが読んだ書籍「カフェインの真実 賢く利用するために知っておくべきこと(楽天 /Amazon)」の中から、健康関連のポイントを抜粋・まとめて報告します。

書籍概要

タイトル

カフェインの真実 賢く利用するために知っておくべきこと(楽天 /Amazon

著者

マリー・カーペンター (著), 黒沢令子 (翻訳)

概要

(書籍紹介サイトより抜粋)

コーヒー、茶、エナジードリンク、清涼飲料、サプリや鎮痛剤など、
さまざまな製品に含まれているカフェイン。
抜群の覚醒作用やパフォーマンス向上力で大人気ですが、
過剰に摂取すると死亡する危険性もあります。

カフェインを正しく賢く使うには、どうすればよいのでしょうか?
カフェイン製品をこよなく愛する著者が、グアテマラの伝統的なコーヒー農園から
中国の合成カフェイン工場まで世界中を駆けめぐり、
カフェインの製造法、飲料製品の変遷、薬理効果と副作用による弊害、規制問題など、
あらゆる角度からカフェインを調査し、世界を虜にする〈薬物〉の魅力と正体を探ります。

目次

序文 苦くて白い粉

I 伝統的なカフェイン
第1章 カフェイン文化発祥の地
第2章 中国茶
第3章 山地のコーヒー農園
第4章 うまいコーヒーを創り出す
第5章 カフェインは依存性薬物か?

II 新世代のカフェイン
第6章 コカ・コーラレッドブルの先駆けだった
第7章 高温カフェイン注意!
第8章 中国製の白い粉
第9章 スタッカーからサンキストまで

III カフェインが身体や脳へ及ぼす影響
第10章 アスリート好みの薬物
第11章 兵士のためのカフェイン
第12章 不眠症、不安、パニック
第13章 治療用のカフェイン

IV カフェインの規制
第14章 野獣を解き放つ
第15章 ラベル表示の裏で
第16章 決着

本記事の範囲

本記事では、「序文」と「I 伝統的なカフェイン」を読んだきちほーしが、カフェインが健康に与える影響をかみ砕いてお話しします。

前回は「序文」を中心に、「少量の摂取であたまがすっきり」し、「想像力や自信が高まる」「頭の回転が良くなり集中力が高まる」というカフェインのメリットや、カフェインを数日断つと頭痛・疲労感・うつ状態などの離脱症状が出るというデメリットについて触れました。

カフェインの効果が出る最低量や致死量についても触れました。

今回は、きちほーしがIの第5章「カフェインは依存性薬物か? 」を読んで理解したことをかみ砕いてお話しします。

ピックアップ

カフェインを断絶すると100%離脱症状(禁断症状)を引き起こす

p101の内容をかみ砕いて説明すると以下のようになります。

  • グリフィスという研究者が、7人の被験者に毎日100mgのカフェインを摂らせて、ある時プラセボ(偽薬)のカフェインに切り替えたところ、7人とも離脱症状がみられた
  • 離脱症状は、頭痛・虚脱感・疲労感・集中力の低下・不快感・筋肉のこわばり・風邪のような気分・吐き気や嘔吐・カフェイン欲求の高まりなど
  • また別の研究者は、カフェインの依存症を断つには、いきなりカフェインをゼロにするのではなく、1週間ほどかけて徐々に減らしていくのが良いと言っている

 

最近は毎日のようにカフェインを摂っているきちほーしですが、たまに何故かやる気が出なくなったり、今日は疲れたなーという時があります。

まさにカフェインの離脱症状そのものです。

もちろん原因の全てがカフェインの離脱症状ではないでしょうが、多くの部分でカフェインが関与していそうな気がします。

なので「もしかしたら自分はカフェイン中毒かも…」と思ったら、1週間ほどかけて徐々にカフェインを減らすよう心がけるとよさそうです。

アメリカの「精神疾患の診断・統計マニュアル(DSM)」はカフェインを離脱症状をもたらす物質として記載している

p106の内容をかみ砕いて説明すると以下のようになります。

  • 精神疾患の診断・統計マニュアル(DSM)」には、「カフェイン中毒と呼ばれる障害には、落ち着きのなさ、神経過敏、不眠、胃腸障害、注意散漫、心拍数増加などの症状がある」と書いている
  • DSMには、カフェイン以外に離脱症状をもたらすものとして、コカイン・ニコチン・アヘンなどの薬物を挙げている。

精神疾患の診断・統計マニュアル(DSM)」というのは、アメリカ精神医学会が作成していて、精神障害に関する国際的な診断基準の1つとして認められている権威のあるマニュアルなんだそうです。

そのDSMにもカフェインがコカイン・ニコチン・アヘンと同様に離脱症状(禁断症状)がある物質として記載しています。

そしてそこに書かれている症状「落ち着きのなさ、神経過敏、不眠、胃腸障害、注意散漫、心拍数増加」。きちほーしにはどれも当てはまりそうな気がします。皆さんも身に覚えがあるんじゃないでしょうか?

もちろん、上の症状の原因の全てがカフェインではないのかもしれませんが、これを見てきちほーしはちょっとカフェイン断ちを検討してもいいんじゃないかと思うようになってきました。

カフェイン飲料の多くは糖分を多く含む

p107の内容をかみ砕いて説明すると以下のようになります。

グリフィスという研究者がカフェインに関する実験をやるため被験者を募集したところ、「好みのカフェイン飲料は砂糖の入った飲料なので、カフェインの摂取量を減らして体重も減らしたい」述べた被験者がいた。

この本ではこの部分をあまりフィーチャーしていませんが、きちほーしは結構注目しました。

この被験者に限らず、大量に糖分の入ったカフェイン飲料が好きな人は多いと思います。

だからカフェイン常用者は同時に糖分常用者にもなりやすいと思われます。

 

ちほーしは緑茶でカフェインを摂るようにしているので、無糖のカフェインライフを過ごせているのですが、時々無性に甘い缶コーヒーを飲みたくなる時もあります。

「眠れなくなるほど面白い 図解 糖質の話(Amazon / 楽天)」にも書かれているようですが、糖質はマイルドドラッグとも言われています。

もしかしたらカフェインに耐性ができたきちほーしが、カフェインだけでは物足りなくなって、知らず知らずのうちにカフェインと糖のカクテルドラッグを欲しがるようになっているのかもしれません。


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カフェインがドラッグの混ぜ物に使われることが多い

p108の内容をかみ砕いて説明すると以下のようになります。

  • カフェインがドラッグの混ぜ物に使われることが多い
  • レッドロックというヘロイン系ドラッグには、安価にするために、カフェインが32%含まれている
  • メドゥーサというMDMA系ドラッグには、カフェインが95%含まれている。MDMA成分は4%

カフェインがドラッグの混ぜ物だからと言ってカフェイン=ドラッグとは言い切れない気もしますが、メドゥーサというドラッグのほとんどがカフェインであることを考えると、ちょっと考えさせられます。

「ドラッグ」とは言い切れないかもしれませんが、「ほぼドラッグ」以上の存在であるように思えてしまいます。

カフェインによってもたらされる「メリット」の一部は離脱症状の緩和でしかない

p111の内容をかみ砕いて説明すると以下のようになります。

  • ジャック・ジェームズは、彼の研究によって、カフェインによる覚醒効果などのメリットは明らかだが、常用者はそうした効果の一部を離脱症状の緩和に使ってしまっている。
  • そのため、常用者はカフェインの摂取量が増える傾向にある

先にも書いたように、きちほーしは、たまに何故かやる気が出なくなったり、今日は疲れたなーという時があります。

そして「よし!気合い入れよう!」ということでカフェインを摂ったりしますが、まさにカフェインの離脱症状をやわらげようとしてカフェインを摂っているのかなーという気がしています^^;。

そしてそれでも物足りなかったら、マイルドドラッグである糖質が大量に含まれているカフェイン飲料(缶コーヒーとか)を飲んだりしています。それもチビチビ飲むのではなく一気にガーッと。

きちほーしはすでに中毒なのかもしれません。

まとめ

「序文」のまとめ

序文については以下のようなお話をしました。

  • カフェインは「少量の摂取であたまがすっきり」し「想像力や自信が高まる」「頭の回転が良くなり集中力が高まる」というメリットがある一方で、カフェインを数日断つと頭痛・疲労感・うつ状態などの離脱症状(禁断症状)が出るというデメリットもある
  • 大さじ一杯のカフェイン粉末を一気に摂取すると死に至る
  • カフェインの効果が現れる最低量は32mgで、抹茶2gを入れた「薄茶」はその倍の64mgのカフェインを含む。

「I 伝統的なカフェイン」のまとめ

「I 伝統的なカフェイン」については以下のようなお話をしました。

  • カフェインを断つと100%の人が離脱症状(禁断症状)が出るという実験結果がある
  • ある研究者は、カフェイン依存を断つには1週間かけて徐々にカフェインを減らすのが良いと述べている
  • 精神疾患の診断・統計マニュアル(DSM)」という世界的に権威のあるマニュアルでは、カフェイン中毒になると、落ち着きのなさ、神経過敏、不眠、胃腸障害、注意散漫、心拍数増加、などの離脱症状をもたらす物質として記載している
  • カフェイン飲料の多くは糖分を多く含み、カフェインを欲する人は一緒に糖分もとりがち
  • カフェイン常用者はカフェインによる覚醒効果の一部を離脱症状の緩和に使ってしまっているため、常用者はカフェインの摂取量が増える傾向にある

おわりに

前回と今回の2回にわたって、「カフェインの真実 賢く利用するために知っておくべきこと(楽天 /Amazon)」の「序文」と「I 伝統的なカフェイン」について、内容をかみ砕いてお話ししましたがいかがだったでしょうか?

この本で書かれていた「離脱症状」や「糖分をとりがち」はきちほーしにとても身に覚えのある話で、なんとか対策しないとヤバイと思うようになりました。

とはいえカフェインを完全に断ち切るべきものではないとも思われます。それはこの本のタイトルにもあるように「賢く利用する」ことが大事なのだと思います。

カフェインの「離脱症状」がどんなものであるか理解し、その症状が出てきたなー、体が無性にカフェイン(ついでに糖分も)を摂りたがってるなーと感じてきたら、1週間かけて徐々にカフェインを減らしていく、というのがいいのではないでしょうか。

きちほーしは今無性にカフェインと糖分を摂りたがっています。

1週間かけてカフェイン断ちしていこうと思います。

ではまた!

(つづく)

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