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【世界のニュース読めるかな?】アルジャジーラを読んでみた('21/7/30)

このシリーズでは、世界のことを全然知らないなーと実感したきちほーしが、世界のいろいろなニュースを読んでまとめていきます(「世界」の中には日本も入ります)。

きちほーしと同じく、世界のこと知りたいなー、という方に共有できればと思います。

はじめに

どうも、きちほーしです。

最近Youtube大学で「2030 世界の大変化を「水平思考」で展望する」という本を紹介する動画、「アフリカとインドの時代が来る」という会を見て、衝撃を受けました。


2030 世界の大変化を「水平思考」で展望する [ マウロ・ギレン ]

日本が中国に追い抜かれたのがついこの間だと思っていたら、もはやアメリカも追い抜かしてしまった(追い抜こうとしている?)中国。

かと思っていたらその中国も斜陽に入りつつあり、次はインドが台頭するとのこと。

と思ったら、その次はなんとアフリカの時代が来るというのですから驚きです。

きちほーしが世界のことを全然知らないことを思い知らされました。

そこできちほーしは世界のニュースを読んでいこうと思いました。

ちなみにきちほーしは英語が全然できませんので、Google翻訳のお力を存分にお借りしております。

とりあえずアルジャジーラでアフリカを読んでみる

Youtube大学を見てアフリカに興味を持ったきちほーしは、まずアフリカのことが知りたいと思いました。そこで2000年代のイラク戦争で脚光を浴びた、Aljazeeraを読んでみようと思いました。

海外を知ることができるニュースサイトと言えば、きちほーしがまず思いついたのはイギリスのBBC Newsとか、アメリカのNewsweekとか。あるいはアフリカ最大の投資国である中国の人民日報にもアフリカのニュースはありそうです。


Newsweek International July 16-23 2021【電子書籍】

色々読んでみたところ、当たり前かもしれませんが、イギリスのニュースサイトはイギリス人に関心のある記事が多く、アメリカのニュースサイトはアメリカ人目線の記事がほとんどでした。中国のニュースは思いっきり共産党の味方ですね。

きちほーしは、欧米人の目線でも中国人の目線でも日本人の目線でもないアフリカの記事を読みたかったので、そんなニュースサイトはないかなーと思って思いついたのがAljazeeraでした。

そんなわけで本日は、Aljazeeraで読んだニュースをまとめていきまーす。

(2021/07/28)アフガニスタンの人々がパスポートを取得するために列を作っています

概要

  • タリバンと治安部隊の紛争が激化している
  • 人々は国外脱出に向けてパスポートオフィスに詰め掛けている
  • パスポートオフィスに詰め掛ける人々は、通常の5倍の10,000人に上る

感想

きちほーしの中ではとっくに過去のものだと思っていましたが、いまだにタリバンアフガニスタンの脅威であり続けていることに驚きました。

7/26の別の記事には、ジョー・バイデン米国大統領が「9月までに米軍を撤退する」と発表したころから激しい戦闘が始まったようです。てゆーか米軍もいまだに駐留してたんですね。

さらに7/27の別の記事によれば、タリバンはすでにアフガニスタン34州の内半分の州の首都を制圧しているようです。一応米軍も空襲支援をしたようですが、タリバンの勢いはあまりおさまっていないようです。

このままアメリカは撤退してしまうのでしょうか?

もし留まったとしても戦費が財政を圧迫することになっていくんでしょうねぇ…。

(2021/07/28)19歳パキスタン人がK2の登頂に成功。最年少記録

概要

  • 19歳のパキスタン人、シェローズカシーフが世界で2番目に高い山であるK2の登頂に成功。最年少記録。
  • 5月にはエベレストの登頂にも成功。これも最年少記録。

感想

きちほーしは最高峰の山に登山するような人は、経済的に余裕のある先進国の人ばかりだと思い込んでいましたが、そうでもなかったんですね。

もっとも、パキスタンにもきちほーしよりずっとお金持ちな人たちはたくさんいるでしょうから、シェローズカシーフさんもそんな人なのかもしれません。

ところで、記事には「K2登頂の最年少記録」とありますが、世界最年少記録なのか、パキスタン最年少記録なのかはデータがないのでよくわかりません。

エベレストに関しては、Wikipediaによればジョーダン・ロメロという人が13歳10ヶ月で世界最年少記録ということらしいので、少なくともシェローズカシーフさんの記録は世界最年少ではありません。

ちなみにシェローズカシーフさんの写真はこちら↓

すげえ貫禄ある19歳だな…。

(2021/07/28)中国は核ミサイルの第2の基地を建設している

概要

  • 米国アナリストによると中国が新疆ウイグル自治区に核ミサイルのサイロを構築している
  • 中国のミサイルのサイロ数は、これまでの20基から250基に拡大する見込み
  • アナリストは、中国は核弾頭の数も現在の2-3倍にする可能性があるという
  • 中国は、当該サイロを風力発電用だと主張している。

感想

アフリカ情勢とはあまり関係ありませんが、結構衝撃的なニュースだったので取り上げました。

中国が核ミサイルに力を入れだしているのも驚きですが、それが新疆ウイグル自治区に建設中というのもなんだかモヤモヤする話です。

なんていうか、新疆ウイグルの住民をとことん無視しているというか…。

(2021/07/28) チュニジアの政治危機で外国のソーシャルメディア操作が急増

概要

  • チュニジアでサイード大統領がメシシ首相の解任と議会の停止を発表。
  • 議会勢力は「憲法に対するクーデターだ」と猛反発。一方で国民は大統領を支持している。
  • さらにその一方で、サウジアラビアUAEアラブ首長国連邦)で大統領を支持するツイート、"#チュニジア人の同胞団に対する反乱”が大盛り上がり。どうやら作られた盛り上がりであるようだ。
  • ツイートを分析すると、ツイートの多いトップ10のアカウントはサウジやUAEの有名人やインフルエンサーのアカウント。特にAl-Shaykhという偽アカウントのツイートは全体の8%に及ぶ。
  • 多くのリツイートが偽モノで、ボットやソックパペットにより作られている

感想

まずよく分からなかったのは、サウジやUAEチュニジア大統領の支持を盛り上げることに何の意味があるのかということでした。

そこで調べてみると、サウジやUAEは、アラブの春で政治的発言力を強めたイスラム主義勢力の「ムスリム同胞団」という勢力を危険視しているようです。

一方サウジやUAEで盛り上がっているツイートは、イスラム教政党に対するチュニジアの反乱として大統領の行動を描写しているようです。

チュニジア大統領が停止した議会の最大の政党ナフダ党はイスラム教政党なので、これを「イスラム教政党に対するチュニジアの反乱」と捕らえたのかもしれませんね。

そしてこれが盛り上がれば、サウジやUAE国内のムスリム同胞団による支持が弱まることにつながるのかもしれません。

前置きはそれくらいにして、きちほーしが改めて認識したのは中東でのSNSの影響力です。

アラブの春」もFacebookで一気に運動が広まったらしいですし、今回の件でもツイッターで世論をコントロールしようとするくらいに中東ではSNSの影響力を重視していることが伺えます。

ていうか、きちほーしがSNSにうといだけで、SNSで世論をコントロールしようとするのは世界中で常識のことなんでしょうか?

SNSについてはきちほーしはうといですねー。

なんせ今回登場した「ソックパペット」というのも初めて聞きました。

どーやら、偽の盛り上がりを作るために一人の人間が作った複数のアカウントのことなんだそうです。よーするに自作自演のためのアカウントということですね。

おわりに

いかがだったでしょうか?

Youtube大学で「2030 世界の大変化を「水平思考」で展望する」という本を紹介する「アフリカとインドの時代が来る」という動画を見て「世界のことをもっと知りたい」と思ったきちほーしが、とりあえずAljazeeraを読んでみようと思い、その記事をまとめてみました。

今後もアルジャジーラをはじめ、世界各国のニュースを読んで、皆さんにお届けしたいと思います。

ではまた!

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2030 世界の大変化を「水平思考」で展望する [ マウロ・ギレン ]