この記事は、ふるさと納税を初めてやる人に向けて、ふるさと納税の大まかな流れをカンタンに説明します。
ふるさと納税はなにが得なのか?ふるさと納税を利用する流れはどうなのか?
短くまとめてみました。
はじめに
どうも!きちほーしです!
今年ももう終わりですね。みなさんはふるさと納税済ませましたか?
きちほーしもふるさと納税を初めて数年が経ったのでみんなやっているのかと思いましたが、まだやったことがない人も結構いるようです。
そこでこの記事ではふるさと納税をやったことがない人に向けて、ふるさと納税とは何なのかをカンタンに説明したいと思います。
ふるさと納税とは?
ギュッとまとめて説明すると、実質2000円で各地方自治体から数万円分のいろいろな品がもらえる制度です。
正確には、次の手順になります。
- ふるさと納税サイトでどこかの地方自治体に寄付をする。 寄付額:数千円~数万円。
- 地方自治体が寄付のお礼に特産物を返してくれる。 米・肉のような食料品から電化製品まで。
- 「ワンストップ特例」の書類を地方自治体に送る。 年間5自治体まで。
- 翌年の所得税・住民税が寄付した金額だけ安くなる。 ただし、上限があるので要注意!詳細は後述。
一つ一つ説明します。
ふるさと納税サイトでどこかの地方自治体に寄付をする
ふるさと納税サイトってどんなものがあるのか?
楽天市場
楽天市場の中にふるさと納税のページがあるので、まずはそのページに行きましょう。
そうすると様々な返礼品が写真とともにランナップされます。
返礼品とは地方自治体が寄付のお礼に返してくれる品々のことですね。
寄付額が数千円から数万円と高額に見えますがあわてないでください。
後で説明しますが、寄付額は後々還元されますのでかなりオトクです。
加えて楽天市場では楽天ポイントもつくので、かしこく利用すればかなりオトクに返礼品をゲットできます。
さとふる
さとふるはソフトバンクグループが運営するふるさと納税サイトです。
さとふるでも楽天市場と同様に多数の返礼品がランナップされています。
さとふるの特徴は使い勝手の良さですね。
人気の返礼品ランキングだったり、特集・キャンペーンがあったり、ユーザに何がオトクかわかりやすくデザインされています。
また、後で説明する寄付額の上限値を計算できる便利なツールもあるので、ユーザ登録しておくと便利です。
地方自治体が寄付のお礼に特産物を返してくれる
さて、高い高いお金を寄付すると(あとで還元されます)地方自治体から返礼品が返ってきます。
どんなものがあるのか?
きちほーしがこれまでもらったのがこんなのです。
なお、返礼品がすでに終了してしまったものもあるので、リンク先がふるさと納税じゃないものも含まれています。
【ふるさと納税】【令和3年産新米】 あきたこまち 玄米 5kg 秋田県 能代市産 価格:5,000円 |
価格:9,900円 |
【ふるさと納税】J-7【サイクロン式】掃除機CV-SV90H(R) 価格:70,000円 |
【ふるさと納税】先行予約 シャインマスカット 約1.3kg(2〜3房)2022年発送分! 産地厳選!山梨 シャインマスカット 価格:10,000円 |
【ふるさと納税】ふわっとジューシーな豆腐ハンバーグ 100g×15個セット お届け時期:入金確認後20日前後 価格:10,000円 |
【ふるさと納税】長崎県長崎市の対象施設で使える楽天トラベルクーポン 寄付額20,000円 価格:20,000円 |
食料品から電化製品から旅行クーポンまでホント様々ですね。
最近きちほーしが気に入ってるのは玄米です。
スーパーでは白米しか見かけないことが多いですからね。
ふるさと納税でゲットできるのは助かります。
「ワンストップ特例」の書類を地方自治体に送る
後で詳しく説明しますが、来年の所得税・住民税はふるさと納税で寄付した金額だけ安くなります。
そして、本来であればそれは「確定申告」をしないと所得税・住民税に反映されないのです。
ですが、特例として関連書類を寄付した自治体に送付すれば、確定申告ナシで所得税・住民税に反映される制度があります。
それが「ワンストップ特例」です。
詳しくはさとふるのページに書いてありますが、ここでは「ワンストップ特例」のおおまかな手続きの流れを説明します。
ワンストップ特例の手続きの流れ
手続きの流れは2つのパターンがあります。
1つは自分でワンストップ特例の申請書を自分でプリントアウトするパターン。
もう1つは申請書が地方自治体より送られてくるパターンです。
どちらのパターンでも、マイナンバー確認証(マイナンバー裏 or マイナンバー通知カード)のコピーと身分証(マイナンバー表 or 免許証など)のコピーが必要になります。
ワンストップ特例の申請書を自分でプリントアウトするパターン
ワンストップ特例の申請書が地方自治体から送られるパターン
翌年の所得税・住民税が寄付した金額だけ安くなる
さて、ワンストップ特例の手続き(あるいは確定申告)が済むと、あとは翌年の所得税・住民税への還元を楽しみにしてください。
寄付した分だけ安くなっているはずです。
これを「寄付金控除」と言います。
ただし、ここで注意が必要なのは寄付金控除に上限額があるということです。
この上限額を超えて寄付した場合は、残念ながら還元されることはありませんのでご注意ください。
その上限額の計算にはさとふるのシミュレーションのページがありますので、そちらの利用をおすすめします。
(参考)返礼品は寄付額の3割以下
かつては地方自治体間の過当競争によって返礼品に寄付額の5割相当の金券が添えられたりというのもありました。
ですが2019年6月の新制度で、返礼品の割合を3割以下に抑えることが厳格化されました。
なので、例えば寄付金控除の上限額が50,000円の人は、最大でも13,000円(50,000円 x 3割 - 自己負担額2,000円)だけオトクに返礼品を得たことになります。
だから50,000円寄付しても「50,000円分浮いた!」というわけではなく、13,000円分だけ浮いたことになりますね。
もちろん13,000円浮くだけでも十分ありがたいので、ふるさと納税を利用したほうがオトクであることに変わりはないでしょう。
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さとふる
ポケマルふるさと納税
自治体が返礼品を登録している一般的なふるさと納税サイトと違い、
「ポケマルふるさと納税」の場合産直ECが母体なので、【生産者が返礼品を登録しています】。
なので、納税申請してから【返礼品が速く届く(申込から発送まで平均4.5日。2021年9月時点)】、
在庫管理は産直ECの仕組みを利用できるので【小規模な生産者でも参加できる】、
【在庫数が少ない返礼品も登録できる】といったメリットがあります。
おわりに
いかがだったでしょうか。
この記事では、ふるさと納税を初めてやる人に向けて、ふるさと納税の大まかな流れをカンタンに説明しました。
- ふるさと納税サイトでどこかの地方自治体に寄付をする。 寄付額:数千円~数万円。
- 地方自治体が寄付のお礼に特産物を返してくれる。 米・肉のような食料品から電化製品まで。
- 「ワンストップ特例」の書類を地方自治体に送る。 年間5自治体まで。
- 翌年の所得税・住民税が寄付した金額だけ安くなる。 ただし、上限があるので要注意!詳細は後述。
詳しくは、 楽天市場のふるさと納税のページやさとふるのサイトで確認してみてください。
ではまた!