「社内ボトムアッププロジェクト」に挑戦しようと思ったのは、ある意味、衝動的な決断でした。
「新しいアイデアで会社に貢献しながら、自分も成長できるなんて最高じゃないか」と思い調査を始めました。
それは言うなれば未知の世界へのチャレンジ。
ですが、思い描いていた理想と実際とのギャップが想像以上に大きく、正直、自分の甘さを痛感しました。
今回はそんな私の体験を振り返りつつ、気づいたことや得た学びを共有したいと思います。
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- 挑戦の始まりと期待の高まり
- 社内ボトムアッププロジェクトの概要
- 過去の受賞者から見えた成功のパターン
- 求められるアイデアのレベルとは?
- 気づいてしまった「厳しい現実」
- 今後の方針と私なりの挑戦方法
- おわりに
- おまけ
挑戦の始まりと期待の高まり
会社が取り組むボトムアッププロジェクトの存在を知ったのは、社内掲示板を見た時のことでした。
そこには「社員が自由にアイデアを発表し、会社が最大1億円の支援をする」という言葉が。
私が所属する部門では、普段から「IT人材が活用されていない」「業務効率化できそう」というモヤモヤを感じていて、その解決の足がかりとなる企画ができれば素敵じゃないか!
最初から気負わず、“小さなスタート”を目指していたんです。
社内ボトムアッププロジェクトの概要
とはいえ、いざ調べ始めると、このプロジェクトがかなり本格的な取り組みであることに気づきました。
主な特徴は以下の通りです:
- 対象アイデア:ビジネスアイデアから業務改善、生産改革まで幅広い。
- 特徴:サポーターや外部専門家の支援が受けられる。さらに、経営層へのプレゼン機会が用意されている。
- 仕組み:常時応募・審査が可能となる柔軟な参加環境が整えられている。
これを知って、「アイデアを出すだけではなく、本格的に計画を立てて申請しなければならないんだな」と感じました。
そして、そのハードルの高さが少しずつ見えてくるようになります。
過去の受賞者から見えた成功のパターン
過去の受賞者のデータを調べるうちに、私が驚いたのが、その体制です。
受賞者のほとんどが、課や部、横断プロジェクトで活動しているグループでした。
例えば、あるプロジェクトはすでに課題に取り組んでいる部門が応募。
それゆえ、緻密な計画や確かな調査結果が伴っていました。
さらに、その課題設定自体が「自社の営業活動や業界の構造問題」といった大規模なもので、小さな問題解決の枠を超えていました。
この時点で私が考えていた、「部門のITリテラシー向上」というテーマがいかに“スモールスケール”であるかに気づかされます。
求められるアイデアのレベルとは?
さらに調査を進めていくと、プロジェクトを通じて求められるアイデアのレベルもかなり高いことを理解しました。
具体的に必要とされるポイントを挙げると:
- 課題のスケール:業界や部門単位での広範囲な影響が期待される。
- 計画の具体性:1年単位から四半期単位までの計画が整っているか。3~4年分の見通しを立てる必要がある。
- 調査の裏付け:仮説の検証として、社員や提携先へのアンケートやヒアリングなどのデータ収集が求められる。
社内ボトムアッププロジェクトが本当に価値あるアイデアを求めていることは感じましたが、ハードルの高さに不安を覚えるようになりました。
簡単ではない。でも、挑戦しないのももったいない。
ちょっと悩んじゃいます。
気づいてしまった「厳しい現実」
調査を繰り返しながら、「今の私では受賞まで到達するのは難しいかもしれない」という考えが頭をよぎりました。
過去の受賞者のプレゼン内容を調べる中で、「業務改善」や「事業構造分析」といった実践的な成果が求められていることがわかました。
私のアイデアはまだそれには遠いかもしれないと思い始めたのです。
また、私が想像していたような一人の思いつきで突破できるものではなく、チームの協力が必要不可欠なプロジェクトだということも気づきました。
さらに、「すでに課題解決に取り組んでいる人が応募し、それなりに人脈を持っている」という状況の中で、私一人でエントリーすることの限界も感じました。
この現実を受け止めるのには少し時間がかかりました。
今後の方針と私なりの挑戦方法
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では、どうするべきなのか?私なりに考えた結論はこうです。
「社内ボトムアッププロジェクトに無理に挑戦するよりも、自分の部門内で小さな課題解決から始める方が私の現状に合っている」ということ。
まずは、周りの課題に目を向けて、自分で動き出してみる。
それが少しずつ評価され、部門やチームを巻き込む力を身につけてから、あらためてプロジェクトに挑戦するのが最善だと感じています。
そして、その挑戦をし続ければ、いずれもっと大きなスケールで価値を提供するアイデアが生まれるかもしれない。
社内ボトムアッププロジェクトは確かにハードルが高い挑戦です。
ですが、この経験から得た学びは、「挑戦するためには準備が必要」という非常に重要な気づきでした。
おわりに
ここまで読んでくださった方は、きっと挑戦する気持ちを持っている方なのでしょう。
今回、私は社内ボトムアッププロジェクトへの挑戦そのものに躓きましたが、それで終わりではありません。
むしろ、そのハードルの高さを理解したことで、新たな方法を模索する機会を得たとも言えるのです。
挑戦には努力と覚悟が必要です。
ですが、その中で感じた成長は素晴らしいものです。
ぜひ皆さんも自分の持つアイデアを信じ、準備を重ねて、挑戦してみてください。
私もこれから、次なる機会を目指して少しずつ進んでいきます!
おまけ
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(今週のお題「コーヒー」)
ここではきちほーしのことをよく知ってもらうため、はてなブログの「今週のお題」をヒントに、本題と少し外れたお話をします。
今週のお題は「コーヒー」です。
私はコーヒー味は大好きです^^。
コーヒー味のクッキーやパンがあればとびつきますし、アイスクリームにコーヒーをかけたアフォガードは大好きです。
でもコーヒーの産地がどこだとか、コーヒーそのものにはあまりこだわらないんですよね~。
私はグルメを語れません…。