人生はたったの4000週間。あなたは、限られた時間をどう過ごしますか?
自分の人生に満足していますか?
それとも、もっと充実した人生を送りたいと感じているのでしょうか?
ベストセラー「限りある時間の使い方」は、多くの人々の心を揺さぶり、自分自身の人生について深く考えさせます。
あなたもこの本を読み、人生の豊かさを手に入れましょう。
本記事は前回に引き続き、「限りある時間の使い方」のPART2についてきちほーしが学んだポイントをピックアップします。
未来についての心配から解放される方法、余暇の真の過ごし方、忙しさからの脱出法、そして忍耐を身につける方法や人生の幸福について語られています。
人生4000週間という限られた時間を精一杯生きるためには、5つのポイントが挙げられています。
人生を充実させるためのヒントをつかんでいきましょう。
- はじめに
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- ポイントピックアップ: 幻想を手放す
- 人生4000週間を精一杯生きるための5つのポイント
- 書籍概要
はじめに
このシリーズでは、何回かに分けて「限りある時間の使い方」のポイントをピックアップします。
この本は大まかに、PART1「現実を直視する」、PART2「幻想を手放す」、付録「有限性を受け入れるための10のツール」で構成されています。
前回はPART1「現実を直視する」についてまとめました。
今回はPART2「幻想を手放す」についてまとめます。
次回は付録「有限性を受け入れるための10のツール」についてまとめます。
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ポイントピックアップ: 幻想を手放す
未来を心配する意味はない
計画はどれだけ保険をかけても不安は消えない
未来は誰にもわからない。何が計画を失敗させるのかもわからない。
だからどれだけ失敗の回避策を講じたとしても心配が尽きることはない。
プロジェクトの時間を多めに確保しようが締め切りを伸ばそうが、多めに確保した分だけ、延長した分だけ時間を使い切る。
シドニー・オペラハウスの建設は当初余裕を持って4年を予定していたが、実際は14年の歳月と14倍の予算がかかった。
人生4000週間は自由に使えない
そもそも早死にしない保証はない。
4000週間をまっとうできるとしても、やりたくもない仕事が舞い込んで1週間すら自由に使えるとは限らない。
人生は偶然の積み重ね
そもそも今ある自分は過去に目指していた自分なのか?
自分の隣りにいる配偶者は過去に出会う予定があったのか?
切磋琢磨して自分を成長させたライバルに出会う予定はいつできたのか?
今の自分のような人間が成長すると両親は予定していたのか?
今ある自分は偶然の積み重ねの結果であり、そしてこれからも偶然の積み重ねで自分ができていく。
未来の不安から解放される方法
未来とは自分の努力の成果である。
その成果を確実にしようとして、時間を多めにとったり、保険をかけたりする。
でも未来は確実ではない。だから人は大量の不安を生み出す。
その不安から解放される方法は、
「未来は確実ではない」ということを受け入れ、未来を制御しようとしないことだ。
「将来のため」に今を犠牲にするな
人は生まれた時から「準備」を強要される
保育園では幼稚園へ行くための準備をさせられる。
幼稚園では1年生の準備、1年生は2年制の準備、これを繰り返し高校は大学の準備、大学はビジネス界への準備をする。
ビジネス界に入っても準備は終わらない。出世の準備、リタイアの準備。
まさしく「夢見る未来」という人参をぶらさげられたロバのようだ。
子どもの「今」を犠牲にする親
親の教育方針は家庭によって違う。父親と母親の間でも教育方針で対立するだろう。
どの方針が正しいのかは誰にも分からない。ただ、どの親にも根底にあるのは子どもの「将来のため」。
「将来のため」にわが子が今を楽しむ時間を犠牲にさせて、習い事を強要したりビデオゲームの楽しみから遠ざけたりすることもあるだろう。
これはまだ見ぬ子どもの将来や子々孫々にばかり愛を注ぎ、今目の前にいる子どもへの愛をおろそかにする行為だ。
大金持ちが不幸である理由
資本主義社会の金持ちは利益を生むために自分の時間を使っている。
逆に言うと将来のために今を犠牲にしている。確実な未来などないのに。
かたや将来を考えず今を楽しく生きる貧しい国の人たちもいる。
実際メキシコの幸福度は裕福なアメリカを上回る調査もある。
人生に見返りを求めるな
お金と時間と労力をかけて評判の絶景スポットに訪れた時「ああ、これね」と気分が冷めた経験はないだろうか。
本当はすぐに立ち去りたいのに、せっかく来たのだからと無理やり今を堪能しようと葛藤する場合もあるだろう。
自分の行動に見返りを求めようとすると、かえって自分を苦しめることになる。
今の生をまっとうせよ
ほとんどの人が今の時間を不確かな未来の犠牲にしている。
そうではなく今の生をまっとうし、どんな結果がもたらされたとしても、今の自分を受け入れよう。
仕事が余暇を支配する
現代人は余暇を休まない
休暇をよこせ!と抗議する団体は「生産性の向上」を名目にする。
余暇をマラソンや瞑想クラスに過ごすビジネスマンがいる。
どちらも共通しているのは余暇を仕事につなげようとしている点だ。
もはや余暇すら「やることリスト」の一つに組み込まれている。
ある調査によると裕福になるほどこの傾向が強まるらしい。
かつて余暇が人生の中心である時代があった
ギリシャ・ローマの時代、労働は奴隷たちにやらせるものであって、自分がやることは不名誉だった。
イギリスの小農民ですら余暇が十分にあり、冠婚葬祭があれば(子羊が生まれたときですら)村をあげて何日も祭りを行った。
工業化が余暇の地位をおとしめた
工場は労働者を一斉に働かさなければならなかった。
労働者が自分のタイミングで思い思いに休まれると困る。
そこで工場と労働者の間で、労働時間以外は何をしてもいいという決まりが結ばれた。
こうして余暇は仕事のための回復期間に成り下がった。
いつしか余暇は仕事の延長に
こうして余暇以外に休むこと、つまりサボることは罪悪とされる時代がやってきた。
そして今や余暇を自分自身の向上のために使わないことすら罪悪感を感じるようになった。
そうして余暇は仕事の延長のようになってしまった。
余暇は無駄に過ごせ
怠ける権利
現代の余暇はその存在意義すら怪しくなってきた。
余暇を無駄に過ごすことが、余暇を無駄にしない唯一の方法ではないだろうか。
余暇とは怠ける権利である。
余暇を「ただまわりを眺めるだけ」のような無駄なことのために使っても良いのだ。
無駄に過ごす=非目標の趣味
無駄な過ごし方の代表は趣味である。
とは言え昨今では趣味ですら無駄に過ごせなくなった。
熱心な切手収集家や撮り鉄は「それが何になるの?」とバカにされやすい。
ただ「これが金になるんだ」と言われると途端に受け入れられやすくなる。
純粋な趣味は生産性や業績を重視しない。
聞くに堪えないピアノの演奏でも、下手くそなサーフィンでも、我々は下手くそすら楽しむ自由があるはずだ。
忙しさへの依存を手放す
現代人は急がされている
アマゾンのトップページが1秒遅く表示されるだけで、売上は年間16億ドル減る。
かつて通販会社からカタログを取り寄せるのに数日をかけていた時代と比べれば遥かに早くなったのに。
ビジネスのやりとりも数日かかる手紙なんて使ってられない。
即座にやりとりできるメールを使わなければ社会に置いていかれるからだ。
ここ10年ほど本を読めない人も増えている。文章を読むのに時間をかけたくないからだ。
その人達が読めるのは1-2行程度。何ページにも渡る文章は長すぎて集中できないのだ。
忙しさ依存症
じっと座ることができずつねに動き続けないと苦痛を感じ、少しでもペースを落とすと不安が湧き上がるエリートたちの来院が増えた。
アルコール依存者がアルコールで安心を得るように、彼らは忙しく何かをすることで安心を得ていたのだ。
なぜ忙しさに依存するのか
加速する世界に追いつかないと幸せもお金も手に入らないと思ってしまう。
そればかりか他人も急かし立てて、仕事も私生活も人間関係も悪化する。
急いでも未来は保証されないし、急がせようとしても世界は思い通りに動かない。
この努力の報われなさが不安をかきたてているのに、急ぐことで安心を得ようとする。
大なり小なり、現代人はこうして忙しさに依存してしまうのだ。
忙しさ依存からの脱出法=急いでも報われないことを知る
アルコールでは問題解決しないことを知ることが、アルコール依存脱出の第一歩である。
忙しさに依存する我々は、自分が急いでも他人を急かしても期待通りの未来が保証されない、このことを知ることから始めよう。
忍耐を忘れた世界では忍耐が強みになる
美術品を3時間ただじっと見る課題
ハーバード大のある美術史教師は「美術館で作品を一つ選んで3時間じっと観察する」という課題を学生に課す。
美術品を数分見ただけでは美術の本質は理解できない。
長い時間をかけて観察すると、それまでなんとも思わなかった作品の色んな特徴がいっせいにわかり始める。
その美術史教師はいつも速くやるプレッシャーにさらされ続けている学生たちに、アートには忍耐が必要なことを教えたかったのだ。
観察の時間を惜しむ弊害
例えば自転車のブレーキを修理できる人は、まずブレーキ周りを観察し、どこに問題があるのかを見つけようとする。
ところが修理できない人はその観察の時間を跳ばして「もうダメだ!」とあきらめる。
簡単な修理もできない人は、観察に時間をかける忍耐力に欠ける人である。
自分が機械音痴だと思っている人でも「分からない」という不快感に耐えれば、解決策を見出すことができるのだ。
忍耐を身につける3つのルール
現代人は忍耐力が欠けがちだ。
問題を最速で解決しようとするあまり、問題の本質を観察することすらおろそかにしてしまう。
ここでは忍耐を身につけるルールについて話をする。
「問題がある」状態を楽しむ
例えばボタンを一度押せばキャラクターが自動的にどんどんステージをクリアしていくゲームがあったら、それは楽しいだろうか?
同じように息をしているだけで問題もなく生きていける人生は、とてつもなくつまらないだろう。
「全ての問題を解決する」という幻想を捨て、人生とは問題とその解決の連続だという事実に向き合おう。
毎日コツコツ短時間作業してしっかり休む
ある心理学者が執筆習慣の研究をしてきた結果、もっとも成功している執筆者は毎日短時間、決めた時間だけ執筆していることがわかった。
短いと10分。長くても4時間。そして週末は必ず休む。
逆に成功しない執筆者は、早く仕上げようと焦って1日中作業し、行き詰まると丸1日何もせず、また別の日に焦って1日中作業する。
1日の作業時間を決めたら1分たりとも超えてはならない。そのほうが高い生産性を維持できる。
平凡を耐えた先に独創性が生まれる
例えば独創性を出せる美術学生とそうでない美術学生は何が違うか?
独創性が出せない美術学生はあるジャンルの絵に取り組んでも「独創性がないね」と評価されるとすぐに別のジャンルに切り替えてしまう。
逆に独創性が出せる美術学生は「独創性がない」と評価されても忍耐強くそのジャンルの絵を描き続ける学生だ。
独創的な人生は平凡な道の先にあると心得よ
人生も同様である。
地元のサラリーマンになって結婚して子どもを生む。
そんな平凡な道よりも刺激的で独創的なことに挑戦すべきだというプレッシャーを感じることもあるだろう。
しかし忍耐強く平凡な道を続けた先に人生が豊かで独創的なものになるのだ。
一人よりみんなと過ごすほうが幸せ
自由気ままな時間の不幸さ
一人で気の向くままに旅路を進め、気が向いた時間にネットビジネスを展開するデジタルノマドという働き方がある。
どこにでも行けて自由に過ごせる生き方はとても幸せそうに見えるが、実は孤独に悩まされていることが多い。
彼らは仕事仲間や家族と過ごす平凡な幸せを手放してしまっているのだ。
皆と一緒に休むことの幸福さ
スウェーデンの大学が休暇のパターンと幸福度の関係を調べる調査を行った。
その結果、幸せは一人で休むより、同時に休む人の数に比例することがわかった。
また旧ソ連では個人ごとに休みになる曜日を変えたことがある。
その結果家族ですら休日を一緒に過ごせず、友人とカフェに行くこともできず、社交の機会を奪われ一般生活はボロボロになった。
個人主義精神で社交を手放した大衆はプロパガンダに染めやすい
個人主義を称賛する社会では個人の時間も尊重するあまり、休暇・仕事・社交のタイミングをバラバラにする。
人々の時間がバラバラになると政治的な情報交換やデモや署名運動も難しくなる。
情報収集も一人ぼっちでテレビやネットで行うことになり、記事を提供する側の偏った情報に染まりやすくなる。
企業が目新しい製品を発表する一方で低賃金の過酷な労働現場から目をそらしたり、政府がくだらない論争を振りまいて汚職から目をそらしたり。
デジタルを離れ共同の時間を取り戻せ
一人の時間は自由だが孤独だ。
ネットやテレビしか触れなければ、思想や価値観はそれらに制御される。
個人のスケジュールもある程度社会に管理されたほうが人は安心する。
自由な自分のスケジュールを妥協して、地域のイベントや集まりに参加して一体感を味わってみよう。
ちっぽけな人生を受け入れよう
成功者も人生に満足しない
ある医療機器会社の副社長はある時自分の人生に嫌悪感を抱き、仕事の情熱も報酬への欲望も失せてしまった。
社会的に成功した人でも、平凡なサラリーマンもこのような感情におちいる。「自分はもっとやりがいのあることをすべきではないか」と。
どんな偉業も宇宙から見ればミジンコレベル
ここでやりがいを求めるあまり地域のボランティア活動も無意味に思えて、宇宙飛行士だ革命だと偉業の夢を見てしまう。
しかし人類が誕生してから数百万年、宇宙が誕生してから100億年以上。
たかだか4000週間でできる偉業など、それがスティーブ・ジョブズ級であっても街のボランティアであっても宇宙はミジンコ程度にも気にしない。
目の前のことを味わおう
どんな偉業も小市民の営みも宇宙の前では無価値であると分かれば、だいぶ肩の力も抜けるだろう。
街のコックでも子どもたちに栄養バランスの良い食事を提供できる。
ファンの少ない小説家でも一握りの人を楽しませることができれば、小説を書く価値は十分にある。
人生4000週間を堪能するためには、過剰な期待をせず自分に与えられた人生をありのままに体験するのが良い。
人生4000週間を精一杯生きるための5つのポイント
生産性と効率を高めれば全てをやりきって人生を終えられる、と信じて現在を苦行に変える人たちがいる。未来は誰にも予想できないのに。
街角のボランティアを軽視し宇宙を爪痕を残すような偉業を願う人たちもいる。宇宙は人間どんな偉業もミジンコ以下なのに。
「いつか本当の人生が歩める。学位を取得したら、ソウルメイトを見つけたら、子どもが巣立ったら」と夢見る人達がいる。その夢は空想の世界でしか描けないのに。
ではどうすれば人生を精一杯行きられるだろうか?
ここではポイントを5つ紹介する。
快適な衰退より不快な成長を選べ
多くの場合は問題を回避して快適に過ごすより、不快な問題を受け止めた方が成長できる。
挑戦しても失敗するかもしれない。才能のなさに恥じるかもしれない。期待を裏切るかもしれない。
そんな心配をする前に「この選択は自分を成長させるか衰退させるか」を自分に問えば進むべき道が見つかる。
達成不可能な目標は打ち捨てろ
人は達成不可能な目標を掲げがちだが、それが実現できるのは空想の中だけ。
達成不可能な目標はどう頑張っても達成不可能。捨ててしまったほうがいい。
そうして残った中から重要な目標だけを大事に持っていよう。
承認に依存せず生きよ
未来は思い通りにならない。他人があなたの業績を承認するとは限らないし、承認されるまで自分の時間を犠牲にする必要はない。
たとえ承認を得たとしてもさらなる期待を受けるだけ。決して安心など手に入らない。
誰に認められなくても、自分の強み・弱み・才能・情熱を認め、その導きのままに自分らしく生きることがベストな時間の使い方である。
やりたいことは今すぐやれ
人生は手探りの連続だ。
仕事も結婚も子育ても、何が正解かも分からず手探りで進めるしかない。
筆者が出会った自信満々の政治家だって手探りだった。
世の中のことはほとんどわかっていないし、車中でひねり出した政策をもっともらしく語っているだけだ。
どれだけ経験や自信がある人でもみんな手探りだ。
だったら尻込みして待つのではなく、今すぐやりたいことをやりはじめよう。
結果を求めず目の前のやるべきことをやれ
子育てや地域づくりなど、多くのプロジェクトは自分の生きている内に結果は出ない。
結果が出ないなら、今できる重要なことは目の前のやるべきことをやるだけであり、その次の重要なことは次にすべきことをするだけである。
それを続けた先に大きな達成感を得られるだろう。たとえそれが壮大なプロジェクトでもちっぽけな趣味でも。
(つづく)
書籍概要
価格:1,870円 |
タイトル
発売日
2022/06/22
著者
オリバー・バークマン (著), 高橋 璃子 (翻訳)
概要
「限りある時間の使い方」は、人生の時間を有意義に過ごすための実践的な哲学書です。
効率的な時間管理には限界があり、本質的な問いに気づくことが大切です。
本書は古今の哲学や心理学、スピリチュアル思想を活用し、ウィットに富んだ語り口で読者を導きます。
強迫観念を捨て、自分の有限性を受け入れ、人生を充実させるためのヒントが満載です。
目次
- イントロダクション 長い目で見れば、僕たちはみんな死んでいる
- PART 1 現実を直視する
- 第1章 なぜ、いつも時間に追われるのか
- 第2章 効率化ツールが逆効果になる理由
- 第3章 「時間がある」という前提を疑う
- 第4章 可能性を狭めると、自由になれる
- 第5章 注意力を自分の手に取り戻す
- 第6章 本当の敵は自分の内側にいる
- PART 2 幻想を手放す
- 第7章 時間と戦っても勝ち目はない
- 第8章 人生には「今」しか存在しない
- 第9章 失われた余暇を取り戻す
- 第10章 忙しさへの依存を手放す
- 第11章 留まることで見えてくるもの
- 第12章 時間をシェアすると豊かになれる
- 第13章 ちっぽけな自分を受け入れる
- 第14章 暗闇のなかで一歩を踏みだす
- エピローグ 僕たちに希望は必要ない
- 付録 有限性を受け入れるための10のツール
おまけ
(今週のお題「お花見」)
ここではきちほーしのことをよく知ってもらうため、はてなブログの「今週のお題」をヒントに、本題と少し外れたお話をします。
今週のお題は「お花見」です。
先日も言いましたがウチの近所は桜だらけです。
そして昨日は桜吹雪が生まれる瞬間を見ました。
おそらく見たのは生まれて初めてです。
春の暖かい風に吹き上げられて、桜の木から大量の花びらが舞い上がっていきました。
華やかだなぁと思う反面、花びらが元あった桜の木からは桜色が減っていきました。
華やかなような寂しいような。
だからこそ桜は美しいのかもしれませんね。