(今週のお題「やる気が出ない」)
どうも、きちほーしです。
家族を巻き込んで何かやろうとするとき、
どうせこの人は反対するんだろーなーと思うとなかなかやる気が出ないですが、
それでもやる気を出さなければならないこともあります。
今日はそんなお話です。
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きちほーしはお金の大学という本を読んで以来、
(最近は停滞気味ですが)副業探しと、
家計の整理を模索し続けています。
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その中でも特に気になっていたのが医療保険です。
前回の記事にも書きましたが、
医療保険を解約するにあたっては、きちほーしの前に2つの壁が立ちはだかりました。
- 本当に解約して大丈夫なのか?という漠然とした不安。
- 現状や常識からの変化を嫌うパートナーの説得。
今日は2つ目の壁について語りたいと思います。
この記事では、家族に納得してもらわなきゃいけない方に向けて、
きちほーしがどうやって家族に納得してもらったのか、お話ししたいと思います。
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- まずは軽く切り出し…、のつもりが猛反対に発展
- なぜパートナーは納得してくれないのか?
- 数日おいてしつこくジャブ
- 迫る危機感
- 危機感、からのブチギレ
- またしばらくしてジャブ、すると…
- 納得してもらうには、小出しのジャブと、真剣さがポイント
- まとめ
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まずは軽く切り出し…、のつもりが猛反対に発展
きちほーしはパートナーに切り出しました。
これまでの経験上いきなり本題を出すとパートナーは感情的になってしまうので、まずはジャブから。
きちほーし「医療保険てさ、じつは意味ないらしいよ」
パートナー「はぁ?だから?」
世間話のように話を切り出したつもりでしたが、パートナーはきちほーしの真意を即座に見抜きカウンターをかましてきました。
き「いろんな専門家がさ、医療保険は解約した方がいいっていう話で…」
パ「医療保険ないなんてダメだよ。今までずーっと入っていたのに。そんなワケのわからないことしたくない!」
パ「解約したなんて周りに知られたら恥ずかしい!」
ワケが分からないとか、恥ずかしいとか、よくわからないカウンターをかまされて、もはやとりつくシマもありませんでした。
き「わかったわかった。解約しないから。」
なぜパートナーは納得してくれないのか?
今になって冷静に考えてみました。
なぜパートナーは納得してくれなかったのでしょう?
パートナーの性格というのもあると思います。
パートナーは常識や現状からの変化を嫌います。
世間一般では医療保険に入るというのが常識ですし、きちほーし家でもこれまで数年間保険に入ってきたので、それを変更することをパートナーが反対するのは目に見えていました。
ただ、今回の場合はそれだけではなかったと思います。
前回の記事でも書いたように、今回はきちほーし自身も漠然とした不安を解消するのに細分化したステップを踏んでいったのです。
しかし、きちほーしは自分が不安を細分化したステップで解消したことを忘れて、パートナーに細分化されていないステップをいきなりドンと見せてしまったので、余計に抵抗が大きかったのだと思います。
数日おいてしつこくジャブ
その後数日を置いてほとぼりが冷めたころに、1-2度話を切り出しましたが、
きとほーし「医療保険…、どう?」
パートナー「ありえないから!解約はしないよ!」
やっぱり猛反撃をくらい、きちほーしはすぐに退散しました。
迫る危機感
コロナ禍の影響が本格化してから1年たち、きちほーしが勤める会社では残業が厳しく制限されるようになりました。残業はほぼ認められません。
当初大した差は出ないだろうと思って特に気にしていなかったのですが、ある時ふと今年度の見込み年収を計算してみたところ、去年よりも数十万円収入が減っていることに気づきました。ピークのころに比べれば100万円は減っています。
さすがにこの時は危機感を感じました。
本格的に家計の圧縮を進めなければいけません。
医療保険の解約で浮くお金は年間7万円程度で大した穴埋めになりませんが、一つ一つ穴を埋めていくことが大切です。
おおきな危機感を背負って、再びトライしてみたのです。
危機感、からのブチギレ
あまりもの減収にショックを受けたきちほーしは、頭を抱えた状態でパートナーに現状を打明けました。おそらく相当神妙な顔をしていたと思います。
きちほーし「あのさ、コロナ禍でさ、年収が数十万減るの。だから家計をきりつめないといけない。やっぱり医療保険は解約したいのね。」
パートナー「そんなのばっかり!いい加減にして!恥ずかしい!」
き「え…?」
さすがにきちほーしはブチギレました。家計がピンチなのにも関わらず「恥ずかしい」というわけのわからない理由。どうして見栄を張る必要があるのかと。
き「家を守るためにやってるの!それが悪いこと!?アンタも家族の一員でしょ!?今まで通りじゃやっていけないんだよ!?」
きちほーしとパートナーは色々やり取りしたと思いますが、興奮しすぎたせいか何をしゃべったか全く覚えていません。
ただ、それまで少し話して反撃されるとすぐに退散したのと違って、その日は真剣に話を切り出すことができたと思います。
またしばらくしてジャブ、すると…
その後、またしばらくしてしてからジャブ級で話を切り出しました。
きちほーし「医療保険、解約したら…ダメ?」
パートナー「もういいよ」
き「え?ホント?いいの?」
パ「うるさいなー。いいよ!はい、これでおしまい!」
パートナーはすこし強めにモノを言いますが、「いいよ」と言うのが本心です。
きちほーしの提案に対して完全に反発心が消えていました。
どうやら前回のきちほーしが真剣に話したことが通じたようです。
その後も、パートナーはきちほーしが解約手続きを進めることに協力的になってくれました。
納得してもらうには、小出しのジャブと、真剣さがポイント
それまでパートナーが「いいよ」と言ってくれなかったのは、きちほーしにどこか真剣さが足りなかったからなのかもしれません。
当初のきちほーしの気持ちは「家計が下がったらいいなー」という程度だったので、ジャブを打ってちょっと反撃されるとすぐに引き返してしまったのです。
しかし危機感をもった後のきちほーしは引いては「家計はどうしても下げなきゃいけない!」という気持ちで真剣に取り組みました。
また、「家を守るためにやってるの!」という発言も効いたのではないかと思います。感情的になってでてきた発言ですが、決していい加減な理由でやっていないこと、きちほーしが真剣に取り組んでいることが伝わったんじゃないかと思います。
とはいえ、最初のジャブもポイントだったと思います。
いきなり大きな話を持っていくとパートナーが感情的に反発していくことも経験上知っているからです。
今回きちほーしがパートナーに納得してもらえたのは、
- 感情的に判断させないように、小出しにジャブを打った
- いい加減な気持ちじゃないことを真剣に伝えた
ということが良かったんじゃないかと思います。
まとめ
この記事では、家族に納得してもらわなきゃいけない方に向けて、
きちほーしが医療保険解約について、どうやって家族に納得してもらったのか、
そのエピソードをお話ししました。
はじめは、パートナーが感情的にならないよう軽い世間話のつもりで始めましたが、即座にきちほーしの魂胆をパートナーに見抜かれ猛反撃を受けました。
今思うと、不安を感じさせるステップを細分化もせずいきなりドンと見せてしまったので、余計に抵抗が大きかったのだと思います。
その後も軽く始めてみましたが結果は同じでした。
しかし、年収の大幅減を知ったきちほーしが危機感をもって話したところ、その日の話は大荒れで終わりましたが、その次の説得の時にはパートナーがあっさりと折れてくれました。
今回きちほーしがパートナーに納得してもらえたのは、
- 感情的に判断させないように、小出しにジャブを打った
- いい加減な気持ちじゃないことを真剣に伝えた
ということが良かったんじゃないかと思います。
皆さんも家族に限らずいろんな人に納得してもらわなきゃいけない時があると思います。
今回のきちほーしの経験が参考になればと思います。
ではまた!
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