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山田式ファスティングをお得に実践する方法1 - 「脳がよみがえる断食力」ポイントピックアップ番外編1

これまで山田豊文医師が推奨する一日二食・菜食主義&月イチ断食についてお話してきました。

そして、山田医師が推奨する「ミネラルファスティング」のポイントとなるのが、山田式ファスティング用ドリンクです。

インターネットで調べてみると、これらのドリンクは結構な高額な商品として販売されています。

ミネラルファスティングに興味がある方でも、高額な商品が必要となることは心理的にハードルが高いかもしれません。

そこで、今回は「山田式ミネラルファスティング」をもっとリーズナブルに実現する方法について検討しました。

 

この番外編では、山田式ミネラルファスティングに興味のある方に向けて、そのリーズナブルな実現方法の検討結果をお話しします。

 

具体的には、正規の山田式ファスティングドリンクの価格や成分について調査しました。

また、代替としてサプリメントを使用する際に生じる問題についても取り上げます。

 

次回は、ミネラルファスティングをよりリーズナブルに実践するために適切な商品についてお話します。

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山田式ファスティング用ドリンクのポイント

栄養成分関連のポイント

再掲になりますが、山田医師が提案する断食専用ドリンクのポイントは以下のとおりです。

  1. マグネシウム・MSM(メチルスルフォニルメタン)・L-カルニチンが含まれていること
  2. さらに抗酸化栄養素のビタミンA,C,E、亜鉛・セレン、ファイトケミカルがあるとより良い。
  3. さらにさらに、接種が難しい食物酵素をとれると鬼に金棒。

栄養成分以外のポイント

そして大事なのは、とるべき栄養成分だけではなく、とるべきでないものが入っていないかどうかも重要です。

  • 無農薬(オーガニック栽培)
  • 無保存料
  • 無添加

ファスティング用ドリンク」で商品を検索してみた

山田式ファスティング用ドリンクのポイントに適合した市販のものってどんなのあるのでしょう?

というわけで「ファスティング用ドリンク」で商品を検索してみました。

だいたい、3〜5千円の安めの商品と、1〜2万円近くの高めの商品の2つに大別されるようです。

3~5千円くらいの商品

いくつか調べてみましたが、3~5千円くらいの安い商品は「ファスティング」とうたいつつ、ただのおいしいジュースという印象でした。

水飴を入れていたり、フルーツエキスをふんだんに入れつつマグネシウムL-カルニチン・MSMのどれも登場していなかったり。

山田式ファスティング用ドリンクとは程遠い印象でした。

1~2万円くらいの商品

1〜2万円近い商品を2つほど見つけました。

どちらも「杏林予防医学研究所の開発検定商品」「杏林予防医学研究所と共同開発」と書いてありました。

これだけでかなり信用できますね^^。

そしてしっかりマグネシウムL-カルニチン・MSMに触れていて、酵素入りだし、無農薬・無保存料・無添加物です。

もう少し詳しく見てみましょう。

 

杏林予防医学研究所認定のファスティング用ドリンクの特徴

 



ここでは1〜2万円する杏林予防医学研究所の認定商品についてお話します。

さすが認定商品だけあって、書籍「脳がよみがえる断食力」でおさえられていたポイントをしっかり抑えていますね。

ファスティングプレミアム

商品リンク

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商品の特徴

この商品の特徴はこんな感じです。

  • 田豊文氏が主宰する杏林予防医学研究所の開発検定商品
  • 高品質の酵素飲料・植物発酵エキス
  • これ1本(720ml)で3日間の酵素断食を実施することができます
  • オーガニック栽培(無農薬)
  • 防腐剤、合成保存料等は一切使用せず
  • 「山田式ファスティング」に欠かせないマグネシウムL-カルニチン、MSM、ショウガなどの栄養素をプラス
  • 回復食ガイドブック&カップ

商品の栄養成分

この商品の栄養成分は以下のとおりです。

これを元に、商品2本文(1000ml)の栄養成分、1日分の栄養成分を計算するとこんな漢字になります。

この商品は1本720mlで3日分ということなので、1日分は240ml。

上記成分表を元に、100ml、1本分、1日分それぞれを換算しました。

 

ただし、山田式ミネラルファスティングで重要なのは、マグネシウム、L-カルニチン、MSMです。

なので、カルシウムやカリウムの換算値も出しますが、優先度を下げて考えたほうがいいかもしれません。

 

 

100ml

1本(720ml)

1日分(240ml)

マグネシウム(mg)

120

864

288

L-カルニチン(mg)

250

1800

600

MSM(mg)

583

4197.6

1399.2

カルシウム(mg)

47

338.4

112.8

カリウム(mg)

370

2664

888

マナ酵素

商品リンク

500mlのドリンクが2本の商品と1本の商品があります。

1本9000円ほどで2本は1万8000円ほどです。

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商品の特徴

この商品の特徴はこんな感じです。

商品の栄養成分

この商品の栄養成分は以下のとおりです。

これを元に、商品2本文(1000ml)の栄養成分、1日分(320ml)の栄養成分を換算するとこんな感じになります。

 

 

100ml

2本(1000ml)

1日分(320ml)

マグネシウム(mg)

112

1120

358.4

L-カルニチン(mg)

350

3500

1120

MSM(mg)

583

5830

1865.6

認定ドリンクの代替品を検討してみよう!

認定ドリンクめちゃ高っ!

杏林予防医学研究所認定のファスティング用ドリンク。とても安心。

でも高い!

最低でも9000円。これで断食1日分強です。

断食3日分なら1万8千円です(’23/06/08現在)。

 

「試しに断食やってみよかな~?」なんて気軽に試せる価格ではありません。

 

代替サプリメントを検討しよう!

そこできちほーしは、サプリメントで安く代替できないか検討してみました。

 

ドリンクは液体である分容量も重量も大きく保管も手間がかかり、その分流通コストがかかると予想できます。

これがサプリメントになればそのコストをグッとおさえられるのではと思いました。

 

抑えるポイントは以下のとおりです。

いきなりつまづいたサプリメントの問題

サプリメントに添加物は必ず使われる

いきなりですがきちほーしはこんなサイトをみつけてしまいました。

 

No.023 サプリメントに使用される添加物

 

ここに書かれている内容をまとめるとこんな感じです。

  • サプリメントを作る上で、添加物をゼロにすることはできない。
  • 機械の粉づまり防止や、吸湿による品質劣化を予防するために添加物は必要。

なんと!サプリメントを生成する上で添加物は欠かせないものだったんですね。

いきなり検討が頓挫してしまいました。

サプリメントに必ず添加物が使われるのであれば、やっぱり高価な認定ドリンクしか道はないのでしょうか?

よく使われる添加物「微粒二酸化ケイ素」

いろんなサプリメント商品を調べていくと、よく登場していたのは「微粒二酸化ケイ素」というものでした。

二酸化ケイ素には覚えがあります。確かガラスの原料だったり石英という砂だったりします。

砂であれば別に有害じゃない気がします。

しかもこの記事によれば、骨や皮膚、髪の毛を構成する成分だそうです。

防腐剤は本当に有害?

二酸化ケイ素は食用に加工すると吸湿性のあるシリカゲルというものになり、それが防腐剤として使われるようです。

 

防腐剤とは保存料の一種ととらえることができそうです。

山田医師が「解毒」が必要と言っていた保存料にシリカゲルは入っているのでしょうか?

本当に保存料や添加物が有害なのかひっかかってきました。

添加物って何?

添加物について調べてみた

添加物について調べてみました。

 

味の素のサイトにはこう書かれています(同様のことは厚労省のサイトにもあります)。

日本では、加工したり、保存したり、味をつけたりするときに使う調味料、保存料、着色料などをまとめて食品添加物と呼んでいます。

(中略)

不思議なことに、食品添加物が嫌われてしまっているのです。その理由は、高度成長期につぎつぎと起こった公害などの影響が大きいのではないでしょうか。

 

添加物って本当に悪?

味の素のサイトにかかれている定義によれば、添加物とは文字通り添えて加えるものです。

そう考えると、コーヒーに入れる砂糖も、おにぎりに加える塩も、添加物と言えそうです。

そして砂糖にしても塩にしても適量に摂れば体にいいものですが、極端に摂りすぎると有害なものでもあります。

 

だとすると、添加物がなんでもかんでも悪ではないのかもしれません。

有害性が報告されている添加物も、それは極端に摂りすぎた結果かもしれません。

サプリメント添加物の有害性をChatGPTに聞いてみた

 



サプリメントに使用されている添加物について、ChatGPTに問い合わせてみることにしました。

 

質問内容は以下の通りです。

 

下記の添加物は、発がん性が報告されていますか?

または、肝臓や腎臓などの臓器への負担が強いと報告されていますか?

----------------

(添加物)

 

これで何らかのネガティブな回答が返ってきた場合は、その添加物は有害物質とします。

以下では、主要なサプリメントで登場した添加物について、ChatGPTさんの答えを書いていきます。

添加物

ChatGPTの回答

微粒二酸化ケイ素

一般的に、微粒二酸化ケイ素は安全であり、発がん性や重大な負担があるとされる報告はありません。

セルロース

一般的にセルロースは安全であり、発がん性や臓器への強い負担とされる報告はありません。

ステアリン酸Ca

一般的には、ステアリン酸Caは安全であり、発がん性や肝臓や腎臓への強い負担とされる報告はありません。

ショ糖脂肪酸エステル

一般的にショ糖脂肪酸エステルは安全であり、発がん性や臓器への強い負担とされる報告はありません。

ヒドロキシプロピルセルロース

発がん性が報告されているという科学的な証拠はありません。一般的に安全な食品添加物として認められており、多くの食品や医薬品で使用されています。

トコトリエノール

ビタミンEの一種であり、発がん性や臓器への負担についての報告はありません。むしろ、トコトリエノールは抗酸化作用を持ち、細胞を保護する可能性があるとされています。

上に挙げた添加物は判を押したように発がん性の報告もないし、臓器への強い負担もありませんでした。

有害な添加物の例

じゃぁ有害な添加物とは例えばどんなのがあるのでしょうか?

これもChatGPTさんに聞いてみました。

 

発がん性、または、肝臓や腎臓などの臓器への負担が強いと報告されている保存料とは、例えばどんなものがありますか?」

 

  1. ニトリートおよび亜硝酸塩: 食品の腐敗を防ぐ目的で使用されることがあります。一部の研究では、高濃度や長期にわたる摂取が発がん性や肝臓への負担増加と関連する可能性が示唆されています。
  2. ブタネーハンス酸: 食品の酸化を抑制し、鮮度を保つ目的で使用されます。一部の研究では、高濃度の摂取が肝臓や腎臓に対する毒性の増加と関連する可能性が示唆されています。
  3. ベンゾエート類(パラベン類): 食品や化粧品などの製品の保存のために使用されることがあります。一部の研究では、長期にわたる高濃度の摂取が発がん性や肝臓への負担増加と関連する可能性が示唆されています。
  4. ブチルヒドロキシアニソール(BHA)およびブチルヒドロキシトルエン(BHT): 食品の酸化を抑制し、脂質の鮮度を保つために使用されることがあります。一部の研究では、高濃度や長期にわたる摂取が発がん性や肝臓への負担増加と関連する可能性が示唆されています。

上に挙げられたのはほんの一部でしょうが、少なくともきちほーしが調べたサプリメントにこれらは入っていませんでした。

(余談)Bardさんはまだまだだった…

ちなみに同じことをBardさんに聞いてみましたが、下記のように返されてしまいました。

 

私は大規模言語モデルとしてまだ学習中です。それを処理し、理解する機能がないため、すみませんがお手伝いできません。

 

Bardさんはまだ修行中だったようですね^^。

 

さいごに

 



 

長くなったので今回はここまで^^。

この記事では、以下のことについてお話しました。

 

次回は、ミネラルファスティングをよりリーズナブルに実践するために適切な商品についてお話します。

(つづく)

 

書籍概要

【図解】脳がよみがえる断食力 [ 山田豊文 ]

価格:1,430円
(2023/5/29 13:14時点)

タイトル

脳がよみがえる断食力

発売日

2016/04/29

著者

田豊

杏林予防医学研究所所長。米国公益法人ライフサイエンスアカデミー理事長。

概要

杏林予防医学研究所所長であり、多くのアスリートの食事を指導された山田豊文さんが提唱する、一日二食&月イチの断食についてのお話です。

目次

第1章 「断食力」で頭が冴える!健康になる!(食べることは体にとって大仕事;消化作業を減らせば酵素の節約になる ほか)
第2章 断食成功のカギを握る「ケトン体」(話題の体内物質「ケトン体」とは;「ケトン体」は体の予備燃料 ほか)
第3章 “山田式”ファスティングで脳がよみがえる!(「水だけ断食」がおすすめできない理由;栄養素を味方につけるミネラルファスティング ほか)
第4章 「断食力」を高める食べ方、生き方(新発想!健康は「細胞レベル」で考えよう;「1日2食」のすすめ ほか)

 

おまけ

今週のお題「わたしのプレイリスト」)

ここではきちほーしのことをよく知ってもらうため、はてなブログの「今週のお題」をヒントに、本題と少し外れたお話をします。

今週のお題は「わたしのプレイリスト」です。

好きな曲とか、思い出の曲とかがテーマみたいですね。

 

きちほーしが仕事中に聞いている曲。

それは…。

 

自然音!

曲ちゃうやんけ~~~!

 

でも仕事をする上では歌や曲よりも自然音。

これが一番だと最近思うようになったのです。

 

歌や曲を聞いていると、たとえどんな癒やしソングでも疲れるんです。

逆に自然音は、仕事がうまくいかない時のイライラを紛らわしてくれるし、ずっと聞いていても疲れない。

 

川のせせらぎの音とか、波とかもめの音はつかれることなくいつまでも聞いてられますね~。