この投稿は、きちほーしが本を読んで得た知識を紹介し、実生活の教訓としてまとめたものです。
書籍から得た知識
かつて政界に身をおいた筆者の田村耕太郎さんは、書籍「頭にきてもアホとは戦うな!」でこのようなことを語っています。
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(要約1)
できる人間に囲まれていれば、成長はするし、アホ(※)と戦う余裕はない。
志あるならアホと戦うより、自分よりできる人たちの中に飛び込んで自分を成長させよ。
(※)アホ=実力がないのにあなたの足を引っ張る力がある人
(要約2)
人生の幸せとは「心からの納得」である。
心から納得できるのは、自分の最も大切な基準が満たされた時。
例えば、お金、地位、権力、社会貢献、真実の追求、などなんでも良い。
自分がどんな時に心から納得できるか?
その「大切な基準」を事前に見極めておけば、自分が何を優先して行動すれば幸せになるかわかるだろう。
逆に、自分がこれまでに心から納得できたこと・心から満足できたことを整理してまとめことで、幸せの指針を見つけることができる。
知識の転用
幸せになるためには、周囲の環境や人間関係を自分の「大切な基準」を満たしやすい状況にもっていくことが大事である。
アホに負けて「大切な基準」を満たしやすい状況になるなら負けることがあなたの幸せ。
アホとの戦いに明け暮れることで「大切な基準」を満たしにくい状況になれば、あなたは幸せになれない。
結論
自分が心から納得できる「大切な基準」を見つけよう。
「大切な基準」を満たしやすい環境を作ることで、あなたは幸せになれる。
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おまけ:自分の案が受け入れられた時とても幸せ
きちほーしは会社内でいくつかの部署を転々としてきました。
周囲が優秀な人達ばかりな一方で自分の無力感に悩まされたときもあれば、逆に周囲のレベルが低すぎて相手の理解力のなさに悩まされる時もありました。
でもどの部署に属したときも、自分のアイデアや対策案が採用された時はもちろん、採用されなくても聞き手から「なるほど!」の声が聞けた時、私にはとても高い満足感がありました。
たとえ私に何の評価につながらなかったとしてもです。
だとすると私の「大切な基準」は「私の案をしっかり吟味してくれること」かもしれませんね。
かつて私の説明の10分の1も聞かない内に勝手に結論を出す上司や、私の案の問題点も指摘せずに自分の案をゴリ押しする上司もいました。
そういった態度を繰り返す上司に私は徹底的に反論したりあからさまに嫌悪感を示したりしていましたが、相手は私の意見を吟味するどころかくだらない難癖で門前払いにしようとしました。
これは私が幸せになれる環境ではありません。
私はまさに負け顔を見せて、少なくとも門前払いにならない環境に持っていくべきでした。