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許容されやすいのは独自案より折衷案 - 教訓日記(24/09/25)

この投稿は、きちほーしが知ったエピソードや得た知識を紹介し、実生活の教訓としてまとめたものです。

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得た知識

岡田斗司夫Youtubeで高校生の質問に答えるコーナーでのやりとりが印象に残りました。

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(要約)

高校生からの相談メール:

「私の高校はSDGs重視を掲げる。

その一方で校則に女子や男子のあるべき髪型や服装が規定されている。

これはSDGsの『ジェンダー平等』に反する。

校則変更の企画書を先生方に提出したが、まったく動く気配がない。

どうすればいいでしょうか?」

 

岡田斗司夫の回答:

「高校の本音は売り上げを上げたい。

SDGsを掲げるのは売り上げにつながるから。

一方で『髪型も服装も自由です』と校則を変えると学校の評判下がって売り上げが下がる。

だから企画書を無視する。

それを前提に折衷案を考えた方がまだマシ。」

 

  学校側がなぜ訴えを無視するのか仮説立てたうえで行動せよ

組織の下位の訴えが上位に受け入れられないのは、上位の本音に反する訴えをしている可能性もある。

あなたの訴えがいかに正しくても、あなたの訴えばかり主張するより相手の本音も踏まえた方が、受け入れてもらえる可能性が高い。

知識の転用

「相手の本音も踏まえて訴える」と言うは簡単ですが、隠された本音を把握することがまず容易ではありません。

だからこそ上記の高校生は行き詰まってしまったのです。

私もこの高校生のように部門の課長・部長に色々訴えましたがうやむやにされた経験があったのでよくわかります。

 

本音は通常隠すものですから、隠された本音をつかむには相手の言動の端々から推測することになるでしょう。

「相手の本音も踏まえて訴える」前に、まず相手の本音の仮説・検証をすることがポイントになるでしょうね。

結論

許容されやすいのは、あなたの主張を詰め込んだ独自案よりも、相手の本音を踏まえた折衷案。

独自案が一発で受け入れられたらラッキー。

うやむやにされたら、相手の本音を仮説・検証するとこからスタートしよう。

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