
ある日の会議、上司が私にこう言いました。
「この件、君に任せたいんだけど、大丈夫だよね?」
その場の空気と、期待のこもった眼差し。
私はつい、「はい、やります」と答えてしまいました。
それが、新たな「しんどさ」の始まりでした。
仕事を安請け合いして、後で後悔する。
あなたにも、そんな経験はありませんか?
これは、私が上司の無茶振りと戦い、
「責任」という名のボールを
華麗に投げ返す方法を見つけるまでの、
小さな、でも大切な記録です。
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「やるしかない」という名の沼

その日、議題に上がったのは、
前任者が長年一人で管理してきた
「社内システム」の引継ぎでした。
資料はほとんどなく、前任者はどこか非協力的。
まさに「ブラックボックス」のような仕事です。
会議の終盤、同僚からこんな提案が出ました。
「とりあえずきちほーしさんにやらせてみて、
困ったら前任者に聞けばいいんじゃない?」
その場の全員が、それが最も簡単な解決策だと
言わんばかりの雰囲気でした。
そして、上司からの最後の一言。
「きちほーしさん、大丈夫ですかね?」
気づけば私は、「やるしかないかな」と
頷いていました。
しかし会議が終わった瞬間、後悔が押し寄せます。
「待てよ、今抱えてるプロジェクトはどうするんだ?」
「そもそも、あのブラックボックスを解読できるのか?」
上司は仕事を振るだけで、リスクは何も考えていない。
私はまた、見えない爆弾を抱え込んでしまったのです。
「できません」と言わずに、相手を動かす魔法

「やっぱり無理です」と正直に言うべきか?
でも、それを言えば「計画性がない」と責められるだけ。
どうすれば、この状況を打開できるのか。
信頼するメンターとの対話の中で、
私は一つの答えにたどり着きました。
それは、感情ではなく「データ」で語ること。
私の仕事は、「無理だ」と泣きつくことではない。
「このままでは、チームの目標達成に
リスクがありますよ」という客観的な事実を、
上司に突きつけることなのだと。
私はすぐに、自分が抱えるタスクを全て洗い出し、
それぞれの期限と予想される作業時間を
一覧表にまとめました。
そして、その「事実」を基に、
上司にこんなメールを送ったのです。
ボールを返す技術
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メールの要点は、こうです。
「上司のご指示通り、全てのタスクを洗い出しました。
しかし、新しいシステム引継ぎと、進行中のプロジェクトを
同時に進めると、私の1ヶ月の稼働時間を
大幅にオーバーしてしまいます。」
そして、こう続けました。
「このままでは、どちらかの品質低下か
納期遅延が避けられません。
つきましては、どちらのタスクを優先すべきか、
マネジメントとしてご判断いただけないでしょうか?」
- A案:新システムの引継ぎを優先する
(その代わり、プロジェクトは遅れます)
- B案:プロジェクトを優先する
(その代わり、新システムの引継ぎは遅れ、
トラブルのリスクが高まります)
「できません」とは、一言も言っていません。
ただ、「AとB、どちらのリスクを取りますか?」と、
判断のボールを、本来それを投げるべき相手に、
そっと返しただけです。
あなたの仕事は、一人で悩むことじゃない
上司の「大丈夫?」は、時に優しさではなく、
責任を放棄するための言葉になります。
それに「はい」と答えるのは、誠実さではなく、
ただの自己犠牲かもしれません。
私たちの仕事は、無理な要求に一人で耐えることじゃない。
目の前にある課題を冷静に分析し、
リスクを可視化し、
組織として最適な判断を促すこと。
もしあなたが、安請け合いした仕事に押しつぶされそうなら、
一度立ち止まって、全てのタスクを書き出してみてください。
そして、「どうしよう…」と一人で悩むのではなく、
「どちらを選びますか?」と、
上司に問いかけてみてください。
その小さな一歩が、あなたを理不尽な責任から
解放してくれるかもしれませんよ。
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おまけ
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(今週のお題「2025年仕事の思い出」)
ここではきちほーしのことをよく知ってもらうため、はてなブログの「今週のお題」をヒントに、本題と少し外れたお話をします。
今週のお題は「2025年仕事の思い出」です
意図せずこの「職場攻略日記」がお題にマッチした内容でした^^。
今回は仕事を丸投げされた私のお話です。