ウチのかわいい発達障害児のお弁当 - きちほーし勉強できるかな？

今週のお題は「お弁当」、

ということで、

今日はわが子のお弁当事情についてお話しします。

わが子には発達障害があり、

そのお弁当事情は一般の子からすれば特殊です。

このブログでは、

発達障害児が身近にいる人に向けて、

発達障害児の実情を理解してもらえるよう、

わが子のお弁当事情をお話しします。

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発達障害者は偏食傾向

www.nhk.or.jp

上の記事にもあるように、

一般的に障害ある子はたいてい偏食のようです。

「一般的に」と言ったのは、

一口に発達障害といってもいろんな障害傾向があって、

一概に「発達障害者とはこんな感じ」とは言えないからです。

上の記事に載っている子の場合、

例えば、赤くて丸い、おいしそうに見える、この「イチゴ」。
発達障害のある人の中には、「気持ち悪さ」や「怖さ」を感じる人が多くいました。
イチゴの表面にあるいくつものツブツブが、目に飛び込んで来るというのです。

とか

一方、こちらのコロッケ。
サクサクした食感の衣ですが、発達障害の人の中には、口の中を針で刺されているように感じられ、「痛くて食べられない」と訴える人が少なくありませんでした。

なんだそうです。

イチゴもコロッケも、普通の子にすれば大好物の部類だと思うのですけど、

発達障害があると食感や見た目が受け付けられないようです。

毎日同じ中身で色どりも少ないわが子のお弁当

わが子も発達障害があり、

例にもれず決まったものしか食べることができません。

だからお弁当の中身は毎日ほぼ同じ。

お米、ハンバーグ、ブロッコリー、卵焼き。

これだけになります。

健常児が好きそうな、

ふりかけやソースのように味や色どりを変化させるようなものはダメなので、

おかずは常に、焼くだけ、煮るだけ、になります。

弁当の中身が毎日同じで色どりも茶色気味になってしまい、

事情を知らない人がわが子の弁当を見た時、

育児放棄なんじゃないか？

と思えるくらい殺風景な弁当になってしまいます。

家庭の食事もお弁当も中身はほぼ同じ

多少ラインナップは変わりますが、

家庭の食事の内容はお弁当とほぼ同じです。

違うのはお弁当に入れられない、

おそばのような濡れたモノも追加されたりしますが、

それでも基本的にお弁当とあまり変わりません。

お米、ハンバーグ、ブロッコリー、卵焼き。

たまにお米の代わりにおそば。

ハンバーグも決まったメーカーの決まった商品しかダメ。

もっと言うとお菓子ですら決まったメーカーの決まった商品しかダメなのです。

なので、

その商品が販売中止になったら食べられるモノ一つなくなってしまうのです。

食事を作る労力は普通のご家庭の倍

普通のご家庭なら、

親も子供も同じモノを食べるのですが、

ウチの場合は子供が親と同じモノを食べられないので、

大人用と子供用の２つを作ることになります。

だから子供用を作り終えてから、

ようやく大人用を作りかかることになり、

食事を作る労力は普通のご家庭の倍になると思います。

だから大人が夕食を食べられるのは20時くらいになってしまいます。

まとめ

今日は、

発達障害児が身近にいる人に向けて、

発達障害児の実情を理解してもらえるよう、

わが子のお弁当事情についてお話ししました。

発達障害者は一般的に偏食傾向
わが子のお弁当は毎日同じ中身で色どりも少ない
家庭の食事もお弁当も中身はほぼ同じ
食事を作る労力は普通のご家庭の倍

健常児の親御さんもいろいろ苦労されているのでしょうが、

障害児の親も苦労していることを理解いただけるとうれしいです。

今週のお題「お弁当」