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きちほーしが選ぶ 上半期ベスト本!

今週のお題「上半期ベスト◯◯」)

どーも!きちほーしです!

 

いつもならきちほーしが読んだ書籍のまとめ記事を載せていくのですが、ここんとこバタバタしてまとめきれませんでした。

 

とゆーわけで今回ははてなブログの「今週のお題」に乗っかって、埋め合わせていきたいと思います。

 

(きちほーしがこれまで読んだ本をピックアップしていくだけなので楽ちんなのです~。)

それでは5冊紹介していきます!

 

 

できる男は超少食

 

きちほーしは現在一日一食生活を実施していますが、そのきっかけとなったのがこの本です。

今ではこれ以外の超少食本を読んで、超健康的な生活を送っています。

30代の頃はみにくいメタボ腹に悩まされていましたが、今ではすっかり20代のようなひきしまったお腹を手に入れました!

 

この本のテーマは「超少食で超健康!脳もよみがえってできる男に!」

その根拠となる医療関係者への取材や研究論文、筆者自信の実体験を踏まえて「超少食」の良さをわかりやすくまとめてくれています。

 

ちなみに筆者の船瀬俊介さんは、主に消費者・環境・健康に関わる分野を扱うジャーナリスト。

「大手ハウスメーカーシックハウスのるつぼ」

「メタボ健診は病人狩り

「『一日三食で健康!』は国際医療マフィアの陰謀」

 

そんな過激なあおり文句を使われる方なので、最初は不審に感じてしまいますが、しっかりとした根拠に基づいているようなので信用していいと思います^^。

 

ちなみに、この書籍では多くの少食は医療関係者がピックアップされているので、きちほーしは少食派医師の著書を探す際にもこの本を参考にしています。

 
 
 

 

マンションの「音のトラブル」を解決する本

 

きちほーしは昔から生活騒音にとても敏感。

だからマンションを選ぶ時も防音性能をしっかりチェックしますし、騒音になりそうな場所(公園とかコンビニとか)が付近にないかもチェックします。

 

でも一度も満足したことがありません。

この20年以上、何度かマンションを替えてきましたがやっぱり騒音に悩まされます。

それはマンションに限らず戸建てでも同様です。

 

そして最近出会ったこの一冊!

 

この本はマンション騒音の仕組みや対策についてわかりやすく解説してくれています。

筆者は日本騒音制御工学会理事や日本音響材料協会理事を歴任された井上勝夫教授。

20年以上悩まされたきちほーしも生活騒音には結構詳しいと思っていましたが、読んでみると

 

「そーやったんかーーーー!!」

 

目から鱗がこぼれまくりでした。

 

生活騒音にやられていると正常な判断ができなくなって、間違った対処をしてしまいがちです。

この一冊を読めば冷静な対処ができると思いますよ。

 

宇宙兄弟 「完璧なリーダー」は、もういらない。

 

これは良いリーダーを目指す人にはもちろん、リーダーではないチームメンバーの人にも読んでほしい本です。

人気漫画「宇宙兄弟」のエピソードを引用して、これからのリーダーやチームのあり方についてわかりやすく説明してくれています。

筆者はファシリテータやチームづくりを専門にする長尾彰さんです。

 

書籍では「みんなついてこい!」とメンバーを引っ張る完璧リーダーを「賢者風リーダー」と呼んでいます。

対して「みんなどうすればいい?」とメンバーに頼るリーダーを「愚者風リーダー」と呼んでいます。

 

そして本のタイトルにもあるように、筆者はこれからの時代は「賢者風リーダー」よりも「愚者風リーダー」が大事だと言います。

 

そして賢者風リーダーは一人の優秀な人しかなれませんが、愚者風リーダーは優秀でなくてもチームの誰もがなれるものなのです。

 

そして賢者風リーダーのいるチームはギスギスして疲れますが、愚者風リーダーのいるチームはおだやかで楽しく仕事ができます。

 

 

楽しく仕事できるチームを作るにはどうすればいいか?

どんな風にふるまえば愚者風リーダーになれるのか?

 

自分が今いるチームをもっと楽しくしたい!

そんなチームをつくるために自分に何ができるか知りたい!

そんな人はぜひこの本を読んでみてください。

 

福祉を変える経営 小倉昌男

 

皆さんは小倉昌男という人をご存知でしょうか。

クロネコヤマトの宅急便。このサービスを作った人で、ヤマト運輸の会長だった人です(2000年代に死去)。

その小倉さんは会長を辞められてから障害者福祉の方に尽力され、障害者就労の世界でも革命的な成果を収めます。

 

まず小倉さんは障害者の月給が1万円以下であることを知って愕然とします。

 

これで障害者の自立なんてできるわけがない!

 

そこで「月給1万円からの脱出」を目標に自らが事業を立ち上げ、月給10万円を実現されたのです。

小倉さんはその経験を踏まえて、「月給1万円からの脱出」をテーマに就労施設の経営セミナーを展開し、自らも講壇に立たれました。

 

書籍「福祉を変える経営」は、そのセミナーのレジュメをまとめたものであり、2003年に出版されました。

 

本書は古いものではありますが、現在でも大変参考になると思います。

おそらく就労施設関係でなく一般企業の経営者にも参考になるのではないかと思います。

 

 

ちなみに、なぜ小倉さんが障害者就労に尽力されるようになったのか?

そのエピソードをまとめたドキュメント本も出版されています。

これを読むと、小倉さんを経営者としてでなく一人の親として好きになると思いますよ^^。

障がい者だからって、稼ぎがないと思うなよ。

 

小倉昌男さんと同様に、障害者就労で大きな成功を収められた事例をドキュメンタリータッチで紹介する本です。

4件の事例が各章で紹介されています。

 

CASE1 10万円で働き方が変わる ──予約の取れないフレンチレストラン──
CASE2 生きがいの分配 ──年商2億円に届いた奇跡のクッキー──
CASE3 福祉×芸術=アール・ブリュット ──試みの先にあるもの──
CASE4 ワインとIT ──本当の自立とは何か──

 

一口に「成功」と言っても、小倉昌男さんと同様に障害者の給与アップに成功されたケースや、芸術作品が世界的に認められたという成功もあります。

 

きちほーしの子どもにも障害があり、わが子の将来は日陰でコソコソ生き延びるだけの人生になるのではと不安に思っています。

おそらく同じような思いを持つ親御さんも多くいらっしゃるでしょう。

この書籍を読めば、世の中にもう少しだけ希望が持てるようになりますよ^^。

 

ちなみに、ここで取り上げられた事例は2000年代が多く、奇しくも小倉昌男さんと同じ時代に障害者就労に尽力された方が多かったようです。