このシリーズでは、車を長期利用する人に向けて、最もコストを安く抑えられる方法について、きちほーしが調査したことをまとめています。
そしてこの記事では、カーリースで車を持った場合と、車を購入した場合のどちらが、コストを安く抑えられるか調査したことをお話しします。
ここでは資産運用の観点も加味して調査しています。
はじめに
どうも、
車の長期利用を考えているきちほーしです。
そうめんがおいしい暑い季節になってきました。
こんな炎天下の時は自動車が大活躍ですね。
でもきちほーしは車を持っていません。
数年前、会社の先輩から「車は金食い虫だ」と聞いて以来、なんとか車を買わずレンタカーやカーシェアリングのような短期利用のサービスでコストを抑える生活を過ごしてきました。
でも最近、家庭の事情で長期利用の機運が高まってきました。
そこで、以前の記事で、レンタカー・購入・カーリースのコストをざっくり比較調査したところ、カーリースがなんだかリーズナブルそうだということがわかりました。
https://kippoushi126.hatenablog.com/entry/kuruma_yasuku-6/
また、リベラルアーツ大学のサイトに、こんなことも書いてありました。
一般的にリースやレンタルの方がトータルは高くつきますが、初期費用が少ないということは手元の資金が多く残るということです。
手元の資金を資産運用で増やせるならば、どちらがお得かは一概には言えません。
そこで今回は、資産運用も視野に入れて、中古車のリースと購入のどちらがお得か、コストを見積もって比較してみました。
カーリース代表は、カルモくんです。
購入の代表は、グーネットです。
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ターゲット車種:ホンダ N-BOX(2017年以降のモデル)
きちほーしが借りたいと思っている車種はホンダの人気車種、N-BOXです。
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きちほーしがN-BOX(2017年以降)を狙うのは、2つ理由があります
エコカー減税対象でもある
ホンダのサイトによれば、N-BOXはエコカー減税対象で、車種によって減税率は異なりますが、重量税25-50%減少対象のようです。
衝突安全性能が良いのは2017年以降の車種?
2の衝突安全性能についてですが、同じN-BOXでも2012年モデルと2017年モデルがあり、衝突安全性能が良いのは2017年モデルです。
2012年モデルはその他の軽自動車並みの性能しかありませんので、きちほーしがターゲットにするのは2017年以降の車種です。
リース(定額カルモくん)のコスト
月額22,800円, 7年リース
定額カルモくんのラインナップには多数のN-BOXがありますが、きちほーしお手軽だと思ったN-BOXは2018年式のもので月額22,800円でした。7年リースです。
月額料金に、軽自動車税、重量税、自賠責保険料が含まれる
「月額料金に含まれるもの おトクにマイカー 定額カルモくんの中古車カーリース」によれば、軽自動車税、重量税、自賠責保険料も含まれているようです。
なので、購入した場合のコストについては、税金や保険のコストも加味する必要があります。
購入(グーネット)のコスト
車両本体コスト
グーネットをザッと眺めて、修理歴がない(≒大きな事故がない?)ものをチェックすると、ターゲットの車はだいたい120万円程度で入手できそうでした。
ただし、リース(定額カルモくん)のコストと比較するには、軽自動車税、重量税、自賠責保険料も考慮しなければなりません。
自賠責保険:21,000円/2年
インズウェブのサイトによれば、自賠責保険はどの保険会社でも大差はないようで、だいたい2年で21,000円のようです。
重量税: 10,000~15,000円/年
N-BOXの主要緒元を見ると、N-BOXの重量は1,000kg前後です。
そしてこの記事によれば、エコカーの場合、1000kg以下で1年10,000円、1500kg以下で1年15,000円の重量税がかかるようです。
軽自動車税: 7,200円/年
資産運用も考慮すると一番お得なのは「ローン」パターンでした
3パターンの条件で試算
手持ちのお金200万円があって、リース代・車両代・ローンを支払った残金に対して年5%の利回りで資産運用をし、毎年運用資産を取り崩す、という前提で、次の3つのパターンでの7年後の残金を計算してみました。
- リース(7年リース)
- 購入(初年一括払い)
- 購入(7年ローン)
リース(定額カルモくん)は月額23,000円、購入(グーネット)は120万円で試算
定額カルモくんは、月額23,000円、年額276,000円でリースし、購入の場合は120万円で購入したとしました。
ローンの金利は2%, ローンの年返済額は183,840円で試算
カルモくんのページによれば、カーローンの金利は銀行の場合1-2%だそうです。なので購入(7年ローン)の金利は多めにとって2%としました。
また、知るぼるとによれば、金利2%、元利均等返済、の条件で、月額15320円、年額183,840円だそうなので、ローンの返済額をそのように設定しました。
自賠責保険は10,500円/年、重量税は15,000円で試算
自賠責保険は2年単位の支払いですが、便宜上年単位の支払いに換算しました。
重量税は多めに見積もって15,000円にしました。
7年後の残金:リース<一括払い<ローン
以上の条件で初年に200万円あった手持ちのお金が、7年目まで毎年いくら残っているのか計算したところ、以下のような結果になりました。
年 リース(円) 一括払い(円) ローン(円) 0 2,000,000 2,000,000 2,000,000 1 1,810,200 805,665 1,872,675 2 1,610,910 811,613 1,738,984 3 1,401,656 817,859 1,598,608 4 1,181,938 824,417 1,451,213 5 951,235 831,303 1,296,449 6 708,997 838,533 1,133,946 7 454,647 846,124 963,319
おわりに
いかがだったでしょうか。
このシリーズでは、車を長期利用する人に向けて、最もコストを安く抑えられる方法について、きちほーしが調査したことをお話ししています。
そして今回は、資産運用も視野に入れて、中古車のリースと購入のどちらがお得か、コストを見積もって比較してみました。
ホンダ N-BOX(2017年以降のモデル)をターゲット車種にして比較した結果、リース<一括払い<ローン、となりました。
もちろん、実際はもっと条件が異なるでしょうが、車導入の目安になるのではないかと思います。
次は長期レンタカーについて調べたいと思います。
月額払いで新車買うなら
リースナブル