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【車安くできるかな?】短期リースのニコリースのコストを調査 -ニコリースはおススメになるのか?-

このシリーズでは、車を長期利用する人に向けて、最もコストを安く抑えられる方法について、きちほーしが調査したことをまとめています。

そしてこの記事では、カーリースの具体的な料金体系についてよく理解できてないきちほーしが、短期リースの一つ「ニコリース」について詳しく調べてみたので、その内容をお伝えします。

果たして「ニコリース」はおススメできるサービスになりうるのでしょうか?

はじめに

どうも、

車の長期利用を考えているきちほーしです。

数年前、会社の先輩から「車は金食い虫だ」と聞いて以来、なんとか車を買わずレンタカーやカーシェアリングのような短期利用のサービスでコストを抑える生活を過ごしてきました。

でも最近、家庭の事情で長期利用の機運が高まってきました。

そこで前回は、カーリース会社の一つ、定額カルモくんにの利用規約について調査しました。

定額カルモくんの利用規約を読むと、追加請求が発生しにくい内容になっているので個人的には好感触なのですが、残念なことに定額カルモくんのサイトに短期リースの案内が見当たりません。

このページには一応リース期間は1年から、と書いているので1年にした場合リース料金はどうなるのか調べたかったのですが見当たりませんでした。

きちほーしの探し方が悪いのかもしれませんが、見つけにくいということは定額カルモくんがあまりそこに力を入れてないことがうかがえます。

そこで1か月からの短期リースが可能な、ニコリースについて調べましたので、その結果についてお話しします。

(※前回の記事では、定額ニコノリパックについて調査すると触れましたが、規約などの資料が見つかっていないため見送らせていただきます。)

ニコリースとは:短期カーリース

ニコリースのページから引用です

ニコリースは1ヶ月から利用できる超短期リース。 月額26,000円~の車のサブスクです。 すべての車は自社整備工場(国交省認証工場)で整備済み。 ニコリースは関東全域でのサービスとなります。

店舗は、神奈川7店舗、東京1店舗、埼玉1店舗、の神奈川を中心としたリース会社のようです。

リース料金の例

ホンダ N-BOX:4万円/月

きちほーしが借りたいと思っている車種はホンダの人気車種、N-BOXです。

なのでN-BOXの価格を調べてみるとこんな感じでした('21/5/31現在)。

N-BOXに人気車種のようで空きが少ないので、すでに借りられている物件になります。

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ニコリースのN-BOX価格
月々4万円。

これに駐車場代やガソリン代や任意保険を考えるとざっと月6-7万円くらいのコストになるでしょうか?

結構な負担です。

トヨタ プリウス:3.6万円/月

きちほーしがN-BOXを狙うのは、軽自動車であるため自動車税などの諸費用が安くなりそうなことと、軽自動車の割に普通自動車並みの衝突安全性能を持っていること、が理由です。

ただし、同じN-BOXでも2012年モデルと2017年モデルがあり、衝突安全性能が良いのは2017年モデルです。2012年モデルはその他の軽自動車並みの性能しかありません。

残念ながらニコリースにラインナップされているN-BOXはすべて2012年モデルでした。

ただ、リース後車両を所有する気のない短期リースであれば、自動車税が安かろうが高かろうがリース代に含まれてしまっているので、リース代が安ければ軽自動車にこだわる必要はありません。

そこで安い車を探してみると、トヨタプリウスが比較的安いことが分かりました('21/5/31現在)。

コンパクトカーのアクアよりも安いのはやはり年式が古いからでしょうか?

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ニコリースのプリウスの価格
月々3.6万円。N-BOXよりも1割ほど安いでしょうか。

これに駐車場代やガソリン代や任意保険を考えるとざっと月5-6万円くらいのコストになるでしょうか?

N-BOXよりも若干負担が軽減された程度ですが、衝突安全性能はこちらの方が良いでしょう。

その他諸費用

ニコリースのページによれば、リースに際して下記料金が発生するようです。

諸費用項目

  • 車両敷金:50,000円(一括前納の場合)
  • 店舗外納車費用:660円/1km
  • 車庫証明取得代行費用:16,500円(取得代行を依頼した場合)
  • 各種オプション費用:ETCやタイヤ交換など
  • 任意保険:任意保険は入る必要があるらしい

諸費用の見積もり(きちほーしの場合):4.8万円(初回のみ)+3.6万円/年

きちほーしが負担するこれらの費用を計算すると、8.4万円になりそうです。

内訳は以下の通りです。

車両敷金:0円


いろいろ理由をつけられて敷金を引かれるのが怖いので、きちほーしはあまりやりたくありません。0円です。

店舗外納車費用:0円


数か月に一度店舗に行くくらいなら自分で行きます。0円です。

車庫証明取得代行費用:2,500円


いったん自力での取得を試みます。

自力でやった場合2,500円程度の手数料が発生するそうです。

きちほーしは、司法書士に依頼すれば1万円強かかる住宅ローンに関する登記抹消の手続きも自分でやって1000円程度のコストに抑えた経験があるので、車庫証明の取得もできるのではないかと思います。

各種オプション:4.5万円

これについては料金がはっきりしていませんが、ETCは必要だと思いますし、おそらくタイヤもツルツルな気がします。

ザッとネットで検索すると、下記くらいの値段になりそうです。

ETC本体:1万円

ETC取付費用: 5000円

タイヤ本体:2万円

タイヤ交換:1万円

任意保険: 3.6万円

リベ大によれば、適切な保険料金はだいたい3.6万円/年だそうです。

3か月ごとのコスト計算:保険や初期費用は微々たるもの

プリウスをリースした場合の3か月ごとのコスト計算をしたところ、以下のようになりました。

月数 初期費用(万円) 任意保険(万円) リース代(万円) 総計(万円)
3 4.8 3.6 10.89 19.29
6 4.8 3.6 21.78 30.18
9 4.8 3.6 32.67 41.07
12 4.8 3.6 43.56 51.96
15 4.8 7.2 54.45 66.45
18 4.8 7.2 65.34 77.34
21 4.8 7.2 76.23 88.23
24 4.8 7.2 87.12 99.12
27 4.8 21.6 98.01 124.41
30 4.8 21.6 108.9 135.3
33 4.8 21.6 119.79 146.19
36 4.8 21.6 130.68 157.08

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グラフを見るとリース期間が長いほどリース代の割合が大きくなっていきますね。そういう意味では、保険や初期費用でコスト低減を頑張ってもあまり総費用に大きな差は出なさそうです。

さいごに

今回は、短期リースのニコリースについて調査をしました。

ニコリースは、短期カーリースのサービスです。車は中古車です。
リース料金の例は、ホンダ N-BOXが4万円/月、トヨタ プリウスが3.6万円/月ほどでした。
その他諸費用には、車両敷金、店舗外納車費用、車庫証明取得代行費用、各種オプション、任意保険がありました。

車庫証明を自力で取得する等、ユーザが頑張った場合の諸費用は、4.8万円(初回のみ)+3.6万円/年、になりそうです。

そしてリース期間が長いほど、保険や初期費用の割合は微々たるものになるので、リース期間が長い方がコスト的に良いことがわかりました。

次は、ニコリースの利用規約について調べたいと思います。

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