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キャッシュレス社会の現実と、わが家が目指す“自立の工夫”- 知的障害キチノ療育日記('25/06)4

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わが子・キチノには知的障害があり、コミュニケーションや日常の生活にも特別な配慮が必要です。

「自分で買い物をする」――これは、キチノにとってはいまも大きなチャレンジです。

 

そんな中、時代は急速にキャッシュレス化。現金に代わるQR決済やタッチ決済は便利で、金銭の管理や正確な支払いがやりやすいというメリットもあります。

「だからこそ今のうちからキャッシュレスを覚えてほしい」と期待して、家庭でも教えてきましたが、現実にはいくつもの壁が立ちはだかっています。

 

そして、キャッシュレスの現実とともに、わが家は“自立の力”を身につけてもらうための工夫もずっと模索してきました。

車移動が中心の家庭の中で、どうやってキチノの「自分でできた!」という経験を積み重ねていくか……。

 

ここからは、そんなわが家の挑戦と計画の記録を振り返ります。

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知的障害のあるわが子と「お金の管理」

キチノはお金の管理ができるようになるか!?

キチノは、二語文や三語文の会話が精いっぱい。

買い物やおつかいも、親のサポートがほとんどです。

それでも支援施設で現金の買い物トレーニングをしてもらっていたので、「これからはキャッシュレスも教えよう」と考えてきました。

 

キャッシュレス決済なら、お金の計算間違いを防ぎ、取引履歴も残りやすい。

残高管理ができれば、本人の自立やトラブル回避にも必ず役立ちます。

「今のうちから慣れておけば、この子は将来もっとのびのび生きられるかもしれない」――そんな期待がありました。

キャッシュレスの壁――実際にやってみると

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理想と現実は別物でした。

 

身近にある大手スーパー(イトーヨーカドーやイオンなど)は、Paypayや楽天Payなど主流のQR決済がほぼ使えません。

たとえ使える場合でも、レジでQR決済にたどり着くまでに手順が煩雑。

QR決済サービス会社への手数料負担を避けているのか、イオンPayなど独自の決済システムを推してはいます。

でもそれはイオン以外ではなかなか使えません。

この店では現金、この店ではイオンPayといった使い分けはキチノの混乱を招きます。


こうして当初はPaypayのような主流のQR決済の使い方を教えていましたが、これらの将来性に疑問を感じ、今はやらなくなりました。

タッチ決済・電子マネーのハードル

知的障害者にキャッシュレスは使いにくい?

ほかにも、KyashやRevolt、DeNA Payを使ったタッチ型キャッシュレス決済も検討しました。

しかし、Google PayやApple Payの使用を前提としており、これが思ったより使いづらい。

カード選択や指紋認証などの操作が必要で、アプリの遅さも気になります。

 

デフォルトカードを設定しても時々エラーになったりと、ITに慣れた私でもストレスを感じるほど。

ましてやキチノにはいきなりは難しい、そう実感せざるを得ませんでした。

今後に向けて――自立体験をあきらめず

QR決済・タッチ決済ともに「便利になりそうで、今はまだハードルが高い」と痛感しています。

普及率や操作性の面で、しばらく様子見になりそうです。

でも、「子どもが一人で買い物をできる日」を諦めてはいません。

キャッシュレス以外にも、“今できること”“今のやり方”で経験を積ませたい――そんな思いで、小さな工夫を日々続けています。

(つづく)

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おまけ

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今週のお題「美容室でする話」)

ここではきちほーしのことをよく知ってもらうため、はてなブログの「今週のお題」をヒントに、本題と少し外れたお話をします。

今週のお題は「美容室でする話」です。

 

もうネタがありません^^;。

 

ということで美容院絡みの話で。

 

以前は白髪の1本や2本気にしない!

と思っていましたが、イザできてみるとだいぶ気になるようになりました^^;。

それだけでだいぶ年上感が出てしまう!

そういう意味でいうと顔の肌質だって…!

もう取り戻せないのか?

 

そんな葛藤の中で今日も生きています。