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わが子・キチノには知的障害があり、コミュニケーションや日常の生活にも特別な配慮が必要です。
わが家はキチノの“自立の力”を身につけてもらうための工夫もずっと模索してきました。
車移動が中心の家庭の中で、どうやってキチノの「自分でできた!」という経験を積み重ねていくか……。
ここからは、そんなわが家の挑戦と計画の記録を振り返ります。
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“車社会”からの小さな脱却
車が当たり前の我が家の日常――「自立」の難しさを思う
我が家はどこへ行くにも車、という生活が当たり前になっています。
ただ、キチノには知的障害があります。
話せるのは「ジュース!」「〇〇 いく」など一語文や二語文がほとんど。
細かな説明や、やりとりには時間も工夫も必要です。
そんなキチノにとって、自分で行き先を決めたり、移動方法を選んだりした経験はほとんどありませんでした。
キチノが「◯◯行きたい!」と言っても、親が自動車を運転する以上「いや、それはちょっと…」と思うと親の思う通りの行き先になってしまいます。
(親が子どもの言う通りにすればいいと思うかもしれませんが、実際はそれも難しいのです。)
「行きたい場所に自分で行ける」という感覚を、少しでも持ってほしい――けれど、それをどう“体験”させればいいのか。
日々考え悩んできました。
“忘却”と猛暑――計画の停滞と新たな相談
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以前、一緒に10分くらい歩いた先のコンビニへ「お菓子を買いに行く」という“徒歩ミッション”を考えました。
ところが現実は、忙しさや日々のバタバタに押され、計画そのものをしばらく忘れていました^^;。
そして気づけば連日の猛暑。
計画の実行もハードルが高くなってきました。
このまま流れてしまうのはもったいない…と、思い切ってAI Chatに相談してみることにしました。
AIとの対話から得たヒント
AIは、状況やキチノの“できること”に寄り添った案をたくさん提案してくれました。
「家の中やごく近くでできる自立体験」「指示や選択肢をシンプルにする」といった視点は、特に印象的でした。
前ほど気負わず「できる形」をまず計画してみよう、と背中を押されました。
近所の自販機でチャレンジ――親子の安心おつかい計画
提案の中でも特に良いと思ったのが、自販機のお使いミッションです。
「ジュース 買ってきて」と小銭やQRコードを渡し、近くの自販機までお願いしてみる。
自販機なら混雑もなく、選ぶ種類も少ないのでキチノにも分かりやすい。
「赤いジュース」「お水」などパッケージの色や形で指定して、シンプルなやりとりでできるのも魅力です。
このチャレンジも、いずれ実行に移したいと考えています。
ネットスーパー×QR決済で味わう「お買い物体験」の計画
AIに提案してもらった中で、もう一つ良いと思ったのはネットスーパーを活用した“お買い物体験”です。
「“車社会”からの脱却」から外れてはいますが、AI曰く「買い物リストの作成やおつかい計画を子ども主導で考えさせるだけでも主体性につながります」とのこと。
主体性を育むという点では良いかもしれません。
今のネットスーパーは残高や合計金額が一目で分かるQR決済が使えるため、「お菓子、どれにする?」「ジュース、いる?」など一語文・二語文のやりとりでも注文のプロセスを一緒に体験できます。
コンビニでお買い物は難しくても、ネットスーパーならお買い物体験ができる。
届いた商品を「はい、お菓子!キチノが選んだよ!」と手渡してあげることで、達成感や買い物の流れを感じてもらう
――そんなプランを、これから試してみようと考えています。
今大切にしたい、“できること”から始める自立体験
理想の「自立」とは違った形かもしれません。
でも、無理のない小さな体験を積み重ねていくことは、キチノの生活力や自信につながるはず。
季節や本人の体調、家族の負担なども見極めつつ、「今できること」から少しずつ。
そんなスタンスで、これからも計画を続けていきたいです。
いつか、「できた!」が増える日が楽しみです。
おわりに
知的障害やコミュニケーションへの困難がある子の「自立」は、一歩一歩が小さくても、着実に力になると信じています。
我が家の計画や思考の記録が、同じような不安や工夫を抱える方のヒントになれば嬉しいです。
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おまけ
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(今週のお題「美容室でする話」)
ここではきちほーしのことをよく知ってもらうため、はてなブログの「今週のお題」をヒントに、本題と少し外れたお話をします。
今週のお題は「美容室でする話」です。
もうネタがありません^^;。
ということで美容院絡みの話で。
わが子キチノには知的障害があります。
そこで問題になるのがキチノの散髪どうする問題。
キチノはおとなしい方なので暴れたりはしません。
だから美容師さんの作業も特に支障ないとは思うのですが、気になるのは受け入れてくれるかどうか。
精神面です。
だからいくつかの美容院を試してみて「ここなら受け入れてくれそう」。
そんなことをしています。