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このシリーズでは、知的障害があるわが子キチノをより成長させるためにきちほーしが療育にトライする様子をお話します。
同じようにお子さんを療育したい親御さんのご参考になればと思います。
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連絡方法をマスターしよう: はじめてのスマホ!(つづき)
キチノの迷子対策のために、キチノにスマホを与えることにしました。
そしてスマホで連絡がとれるようにトレーニングすることにしました。
現場練習!
LINEを使った折り返し通話とメッセージ。
一応操作方法は自宅でマスターすることができました。
次は現場練習です。
自宅練習では「どこにいますか?」の問いかけに対して「ほんやさん」や「トイレ」を返させました。
ただキチノの場合、どの場所にいても「どこにいますか?」に対して「ほんやさん」や「トイレ」を返せばいいと学習しているおそれがあります。
ちゃんとスーパーにいるときは「スーパー」、100円ショップにいるときは「100えんしょっぷ」と返させないといけません。
そんなわけでショッピングセンターに行った機会に練習することにしました。
場所に応じた返信をさせよう!
まずキチノはおもちゃやさんで過ごしました。
頃合いを見て私は少し離れたところで「いま、どこにいますか?」とメッセージを投げました。
10分ほど経ちましたが、キチノは気づいた様子もなければスマホを全く見ようとしません。
私はキチノに声をかけました。
キチノ 「…」
私 「(たまらずキチノのスマホを操作して見せる)ほら、これこれ。メッセージの通知が来てるよ」
キチノ 「…」
私 「(私宛のLINEトークのショートカットを指差し)これをタッチして。」
キチノ (ぴっ)
私 「メッセージ来てるね。『いま、どこにいますか?』って」
キチノ 「…」
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私 「キチノはいまどこにいる?」
キチノ 「???」
私 「ここはどこ?」
キチノ 「???」
私 「ここはね、おもちゃやさんだよ?おもちゃやさん。」
キチノ 「…おもちゃやさんっ(ボソ)」
私 「じゃぁ『おもちゃやさん』って書こうか(LINEを指差す)」
キチノ (特に指示することなく入力)
私 「じゃぁ三角のボタン(送信ボタン)をタッチして。」
キチノ (送信ボタンではなくキーパッドの▶ボタンをタッチする)
私 「そっちじゃないそっちじゃない。青い三角のボタンね。」
キチノ (ぴっ)
こんな感じでようやくメッセージを返してもらうことができました(ふぅ)。
「どこにいますか?」に返せない
その後2回ほど場所を変えて同じようなことをしましたが、キチノは私に言われるままに操作するだけでした。
見ているとどうも「どこにいますか?」に返せないようです。
本屋さんで「ここどこ?」と言っても「???」。
スーパーでも「???」。
どうやら「どこにいますか?」がわかっていない様子です。
思い返すとこれまでキチノは口頭で「どこにいますか?」と聞いても返すことはありませんでした。
もしかしたら折り返し通話とか以前の問題かもしれません。
問題点の整理
今回の現場練習でわかった問題は大きく2つあります。
この2点について対策を検討していかなければなりません。
(つづく)
おまけ
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(今週のお題「手土産」)
ここではきちほーしのことをよく知ってもらうため、はてなブログの「今週のお題」をヒントに、本題と少し外れたお話をします。
今週のお題は「手土産」です。
手土産を持っていくならやっぱり済んでいる地域の名産を持っていきたいですね。
2-3000円程度のお菓子でよいのです^^。