このシリーズでは人嫌いな人の人脈術について解説した書籍「内向的な人のためのスタンフォード流ピンポイント人脈術」についてグッと要約してお話します。
人嫌いだけど人脈を作りたい。
そんな人はぜひご参考ください。
今回は前回に引き続きピンポイント人脈でチームを作るコツについてです。
アイスブレイク
(今週のお題「わたし○○部でした」)
アイスブレイクではきちほーしのことをよく知ってもらうため、はてなブログの「今週のお題」をヒントに、本題と少し外れたお話をします。
今週のお題は「わたし○○部でした」です。
きちほーしは小学生の頃バレー部でした。
得意だったのがサーブ。
腕力は弱い方でしたがうまく全身を使って力強いサーブを打つことができていて、きちほーしの武器でした。
しかしある時から全然打てなくなってしまいました。
なにが原因だったのかわかりません。
当時は「スランプ」の一言で片付けてしまいました。
ですが今思い返すとフォームも何も考えず感覚だけを頼りに打っていて、逆にそれまで打てていたのがたまたまだったんじゃないかと思います。
鏡とかを見てしっかりフォームをチェックしていればスランプを脱出できていたのかもしれませんね。
はじめに
どーも!きちほーしです!
これまでの投稿では手当たり次第に人脈を作る「人脈モンスター」ではなく、「好きな人」とだけ人脈を作るピンポイント人脈についてお話しました。
そしてピンポイント人脈を作るために必要な、トークでお互いを深く知る方法についてもお話しました。
今回は前回の続きで、そうやって知り合った人たちの中から、自分が本当に好きな人を見極める方法についてお話します。
ピンポイント人脈でチームを作る3ステップ(つづき)
チームを作るステップは、おおまかに3つあります。
- 好きな人を見極める
- 好きな人との熱気を保ち続ける
- チームを作る
前回は1, 2についてお話しました。
好きな人を見極め、熱量のあるつながりを維持した後は、チームにしなければなりません。
好きな人とお金でつながるプロ同士の関係を作る
ただの好きな人の集まりは報酬のやり取りがあって初めてプロフェッショナルなチームになります。
お金のやり取りによって「依頼」と「納品」や「締切」少しシビアな結びつきが生まれます。
この緊張感が優秀なチームを基礎づけていきます。
オンラインのグループ名を印象的にする
プロ同士の関係ができてきたら、Facebookなどのメッセージ機能を使ってグループを作ります。
著者の場合は女性の活躍を動画で表現するグループを作りました。
普通に考えれば「女性の活躍動画作成プロジェクト」ですが、打合せで何人かがあんみつを食べていたので「あんみつの会」としました。
こうすることによって打合せ当時の熱量をいつでも思い返せるようにしたんですね。
ピンポイント人脈の組織図を描いておく
ピンポイント人脈のチームができてきたらマイチームとしてその組織図を描いてみましょう。
ただし、○○部のような役割で分けた組織図ではなく、各個人の得意なことをまとめた組織図です。
描き方は下図の通りです。
各個人の名前を書き、その回るに大きな○を3つ描きます。
そしておの○の中に各個人の得意なことを書いていきます。
ちなみに、この書籍に載っていた組織図の例は会社組織の中にマイチームがあるようなものでした。
おそらくこうすることによってマイチームの社内での立ち位置を意識しているのでしょうね。
この組織図は、プロジェクトやイベントに限らず、プライベートな食事会を主催するときにも参考になります。
好きな人と別れる場合もある
当初好きだと思っていた相手と、そのうちうまくいかなくなる場合もあります。
著者も最初は信頼していたパートナーとちょっとした過ちで彼を傷つけてしまいました。
逆に彼は著者がどんどん保守的になったように見えるようになり、「Yes, But...」の発言が増えていったようです。
歩み寄る努力も効かないほど相容れない場合は別れる覚悟を持ったほうが良いでしょう。
おわりに
いかがだったでしょうか。
前回と今回とで、ピンポイント人脈術で知り合った人たちで、チームを作るステップについてお話しました。
チームを作るステップは、おおまかに次の3つでした。
- 好きな人を見極める
- 好きな人との熱気を保ち続ける
- チームを作る
好きな人だけのチームで仕事ができたら確かに楽しそうですね。
能力だけでできたチームよりも良いものが産めそうです。
ではまた!
書籍概要
タイトル
発売日
2019/4/20
著者
竹下 隆一郎
概要
ハフポスト日本版編集長という人脈が重要なポジションにありながら、人嫌いであることを自認する筆者が、自身の経験で学んだ人脈術をまとめている。
自分の内面とじっくり向き合い好きな人とだけ関係を結んでいく「ピンポイント人脈」が重要であるというのがこの本のメインメッセージ。
目次
1章 内向的な人が活躍できる「ピンポイント人脈」の時代
2章 内向的な人のためのスタンフォード流「7つの人脈術」
3章 ピンポイント人脈がもたらす3つのメリット
4章 【実践編】ピンポイント人脈でチームをつくる3ステップ