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知的障害のある子どもとの外出。
ショッピングセンターでちょっと目を離した隙に迷子……親なら一度はヒヤリとした経験があるのではないでしょうか。
私の場合、そんな不安を解消しようと「スマホを連絡手段に」と躍起になった時期がありました。
けれど、1年以上経っても我が子キチノはスマホを“音楽プレイヤー”としてしか使えていません。
諦めるべきか?それとも焦らずに一歩一歩試すべきか?
そんな迷いの渦中でAIチャットに悩みをぶつけてみた——
今日は、私とキチノとAIが織りなす“親子の見守りチャレンジ”をお届けします。
- 関連記事
- 迷子対策から始まった“スマホ訓練”
- 1年やってみた現実——キチノの変化、親の迷い
- できないことは“できない”まま?再訓練か卒業か
- ChatGPTに相談してみた
- これからのチャレンジ——無理せず“できる”ことから
- おわりに
- おまけ
関連記事
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迷子対策から始まった“スマホ訓練”
1年少し前。
知的障害のあるキチノは言葉でのやり取りが難しく、いつの間にか親から離れてしまう“迷子事件”が頻発していました。
親としては焦りと不安。
「何か家電的な力を借りられないか?」と考え、スマホを持たせてみることに。
最初は、着信やLINEで「今どこ?」と連絡がとれるようになれば……と、練習を始めたのです。
1年やってみた現実——キチノの変化、親の迷い
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最初こそ「電話の着信音に気づく」「スタンプを送る」など簡単な練習からはじめました。
骨伝導ヘッドセットやスマートバンドの検討も進めました。
しかし大きな壁がすぐ立ちはだかります。
——キチノは“見慣れないもの”や身体への装着がとにかく苦手。
スマホは音楽プレイヤーとしては好きだけど、連絡手段としては全く活躍しませんでした。
一方で、キチノは私に“移動したい”ことを目の動きなどで必ず伝えるようになりました。
これで黙って移動することが激減し、迷子になることも激減しました。
この成長は本当にうれしいものの、ふと「本来目指していたのは“自分で好きな店を回って、電話ですぐ合流”なのでは?」という願いと矛盾を感じ始めます。
できないことは“できない”まま?再訓練か卒業か
最近、スマホはほとんどショッピングセンターでのお守り状態、家では音楽再生専用。
「訓練をもう一度やり直せば連絡できるようになる?」という淡い期待と、「このまま重いスマホを持たせるのは可哀想なのでは」という迷いが交錯します。
そんな時、「気軽な視点でもう一度客観的な意見がほしい」と思い、私はChatGPTに状況を相談してみました。
ChatGPTに相談してみた
AIはまず、キチノの行動の変化自体を高く評価し、「今できている“移動前のアイコンタクト”や行動ルールを何より大切に」とアドバイスしてくれました。
さらに、「スマホでの訓練は無理のないペースで、できたらラッキー、できなくてもOK。
会話までは求めず、着信に“気づいて何かリアクション”できれば十分」といった“心のハードルを思いっきり下げる提案”も。
加えて、どうしても不安な時だけ「軽量なGPSタグなど、本人が全く負担に感じない見守りアイテムを“保険”として併用するのもアリ」と選択肢を広げてくれました。
「活動の主軸は“できていること”に置き、親子でストレスなく、遊び感覚や小さな達成感を重ねながら進むのが結果的に実力につながる」とまとめてくました。
これからのチャレンジ——無理せず“できる”ことから
AIのアドバイスに背中を押され、私は今、「よけいなプレッシャーをかけずに、できる範囲で反応のしかたを1つずつ習慣にしていく」ことを試してみたいと考えています。
たとえば、
- スマホやLINEの“ワンタップ返事ボタン”や“スタンプ”だけを送る
- 着信時は「画面の丸を押す」でOK、会話にならなくても100点
- 伝わらなかった時も絶対に怒らない、「できたらめちゃくちゃ褒める」
本人の聞く力をいかして「電話で“指示”を聞いて、実際に動いてもらう」(例:「〇〇に来て」など行動指示だけでもOK)という案も積極的に取り入れていきます。
さらに、ショッピングセンターでのトレーニングとして、AIからは次のような具体策も提案されました。
ショッピングセンターでできる!気軽なコミュニケーショントレーニング案
- すぐ見える距離内で少し離れ、親が電話やLINEで「ここに来て」など一言だけ指示し、実際に移動してもらう
- 少し離れてスマホへの着信や通知があった時、「親のもとに来る」や「画面を見る」だけでも練習になる
- スマホのスタンプやワンタッチ返事ボタンを事前に用意し、「押すだけでOK」と遊び感覚で練習できる
- ショッピングモール内で「アイスクリーム屋の前で集合」など“おつかいごっこ”的なリモート集合シミュレーションをする
より具体的な内容はAIに問い合わせますが、こうした工夫を無理のない範囲で取り入れながら、“できる”をゆっくり広げていきたいです。
おわりに
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子どもの“できていない”に目が向きがちな日々。
あきらめない気持ちと、余計な負担を手放す勇気――どちらも大切だと改めて感じています。
AIとの対話は、親の「こうでなきゃ!」のハードルを下げ、「安全×成長」の折り合いをつける助けになりました。
このブログを読まれた方も、同じような場面で悩むことがあれば、どうか“できていること”に目を向けて、一緒に気楽なステップを踏み出してみませんか?
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おまけ
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(今週のお題「部活」)
ここではきちほーしのことをよく知ってもらうため、はてなブログの「今週のお題」をヒントに、本題と少し外れたお話をします。
今週のお題は「部活」です。
私は学生の頃バレーボール部に入っていました。
その部活に入ることを決めたのも、姉がバレーボールをやっていたからで、あまり深く考えていませんでした。
「試合に勝ちたい!」なんて熱い思いもなく、なんとなくやってたら勝って、なんとなくやってたら負けた。
そんな感じでした。
漫画みたいな紆余曲折がなくても、そこでの経験はいい勉強になったと思います^^。