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やりたいこと・大切なことはどうやって見つけるの? - やりたいことを見つける日記1

このシリーズでは、人々が自分のやりたいことを見つけ、実行する方法について、きちほーしの実体験を交えてお話します。

今回と次回とで、自分の大事なこと、つまり価値観を見つける方法に焦点を当ててお話します。

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はじめに

自分の人生、これで本当に満足していいのか?

自分のやりたいことを追求することができないのか?

 

こんな疑問や不安を抱いたことはありませんか?

 

私、きちほーしも何かやりたいことがあるはずだとずっと思い続けてきました。

しかし、結局のところ、何も成し遂げず、年月だけが過ぎていきました。

本当に自分が追求すべきやりたいことは何なのでしょうか?

このモヤモヤした気持ちを抱えたまま、日々を過ごす人は少なくありません。

平凡な生活から抜け出し、本当に望む生き方を実現できるのか、それを考えることはよくあるんじゃないかと思います。

 

このシリーズでは、人々が自分のやりたいことを見つけ、実行する方法について、きちほーしの実体験を交えてお話します。

普通の人々が、日常生活を充実させたり、夢を追求する手助けになる情報を共有し、共感を呼び起こす場として、この記事が役立つことを願っています。

今回と次回とで、書籍「世界一やさしい『やりたいこと』の見つけ方」を参考に、自分の大事なこと、つまり価値観を見つける方法に焦点を当てています。

 

書籍概要

今回参考にする書籍について、その概要をお話します。

 

タイトル

世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方

発売日

2020/05/28

概要

「自分探しゲーム」から解放される方法、教えます。就職、転職、起業、仕事選びでもう悩まない!30年後もメシが食えて、心から納得のいく働き方が見つかる。3つの視点で「自分探し」から脱出できると、「人間関係」「お金」「健康」「仕事」のあらゆる悩みが消えた!「価値観」「才能」「情熱」の組み合わせ方次第であなたの人生は一変する!1,000万人が読んだ「伝説のブログ」がついに書籍化!

 

目次

1 「やりたいこと」探しを妨げる5つの間違い
2 なぜ「やりたいことが分からず迷い続けてしまう」のか?
3 「やりたいこと探しを最速で終わらせる公式」自己理解メソッド
4 人生を導くコンパス「大事なこと」を見つける
5 「得意なこと」さえ見つければ何でも仕事にできる
6 「好きなこと」を見つけて努力とサヨナラする
7 「本当にやりたいこと」を決めて「本当の自分」を生き始める
8 「人生を劇的に変える」自己理解の魔法

「やりたいこと」を見つけるステップ

書籍「世界一やさしい『やりたいこと』の見つけ方」によれば、「やりたいこと」を見つける大まかなステップは以下のとおりです。

  1. 大事なこと(価値観)を見つける
  2. 得意なこと(才能)を見つける
  3. 好きなこと(情熱)を見つける
  4. 本当にやりたいことを見つける

まず取り組むのは「大事なこと(価値観)を見つける」こと。

今回は大事なこと(価値観)の見つけ方についてお話します。

 

自分の大事なこと(価値観)を見つけよう!

モチベーション途切れず自分の仕事に夢中になるには、価値観を見つけることが大事。

書籍「世界一やさしい『やりたいこと~」では、自分の価値観を見つけ出すいくつかの質問を用意してくれています。

この質問に自問自答することで、自分の価値観を洗い出していきます。

そして洗い出した価値観を整理することで、自分の在りたい姿が明らかになっていきます。

価値観を見つけ出す5ステップ

 



自分の価値観を見つけるステップとして、書籍「世界一やさしい『やりたいこと~」では以下のように提示されいてます。

  1. 質問に答えて価値観キーワードをリストアップ
  2. 価値観をマインドマップにまとめる
  3. 「他人軸」な価値観を、「自分軸」に転換する
  4. 価値観ランキングを作る
  5. 仕事の目的を決める

質問に答えて価値観をキーワードをリストアップ

まずは自分の価値観を問ういくつかの質問に回答していきます。

Q1.尊敬する人・好きなキャラクターは誰ですか?

どんなところを尊敬していますか?

Q2.幼い頃・思春期にあった、今の自分に大きな影響を与えた出来事は何ですか?

自分の価値観にどのように影響しましたか?

Q3.今の社会には何が足りないと思いますか?

Q4.「自分って人生で何を大事にしてそうかな?」と周りの人に聞いてみて下さい。

具体的なエピソードも聞けるといいです。

Q5.自分の子供や他人に助言する時、一番伝えたい行動、一番伝えたくない行動はなんですか?

 

ちなみに後で「価値観をマインドマップにまとめる」というプロセスがあるので、この回答はマインドマップツールに書き出しておくと後々作業がしやすいです。

きちほーしはFreePlaneやMindMup 2.0 for Google Driveを使って回答しました。

 

マインドマップ_価値観

価値観のキーワードをリストアップする

質問に一通り答えた後は、その回答から自分の価値観キーワードを抽出します。

価値観キーワードは最低でも15個は必要です。

ちなみにきちほーしは、先のマインドマップ上でキーワードを抽出しました。

マインドマップ_価値観_キーワード抽出

 

15個に満たない場合は、巻末にいろんな質問があるので、15個たまるまで回答します。

巻末の質問は、例えばこんなのがあります。

  1. 「会ったときに刺激を受ける人は?そこからあなたのどんな価値観がわかる?」
  2. 「これまで読んだ本で一番好きなものは?どこが好き?そこからあなたのどんな価値観がわかる?」
  3. 「どんなことで感動しますか?感動した出来事は?そこからあなたのどんな価値観がわかる?」

価値観をマインドマップにまとめる

前節で抽出したキーワードをマインドマップ上でグルーピングしていきます。

書籍ではマインドマップ上の各キーワードを◯で囲ってグルーピングしています。

 

残念ながらきちほーしが知るマインドマップツールはそういうのができませんでした。

きちほーしはマインドマップの枝にグループ名(「G環境づくり」など)を書いて、その下に各キーワードを移動する、という手法を取りました。

マインドマップ_価値観キーワードのグルーピング



「他人軸」な価値観を、「自分軸」に転換する

「他人軸」の価値観は自分でコントロールできない

書籍では、抽出した価値観を自分でコントロールできる価値観「自分軸」に転換したほうが良いと書いてあります。

 

例えば「有名になりたい」という価値観があった場合、これは自分ではコントロールできません。

なぜなら有名になるなら他人に自分を知ってもらわなければならないからです。

他人が自分に興味がなければ知ってもらえませんし、有名にもなれません。

 

筆者はそういった価値観を「他人軸」の価値観と呼んでいます。

「目標を達成したら何がしたい?」の質問を繰り返す

この「他人軸」の価値観は「もしそれが達成できたらそれで何をやりたい?」という質問に回答することで「自分軸」に昇華できます。

  • 「有名になりたい」のはなんのため? → 自分の存在を認めるため
  • 存在が認められたら何がしたい? → 誰の目も気にせずに、好奇心に従って生きたい
  • それは有名にならないとできない? → できる

 

このようにして「有名になりたい」という他人軸の価値観を、「好奇心に従って生きたい」という自分軸の価値観に転換していきます。

きちほーしはこんなふうに転換してみた

 


この転換の作業は結構しんどいです。

参考までに、きちほーしがどのように転換していったかお話します。

「環境づくり」→「人生の選択肢を増やす」

きちほーしの場合「環境づくり」という価値観が出てきましたが、これを自分軸に転換するとこんな感じです。

ここで言う「環境」とは、言いたいことが言える体制とか、得意・好きを活かせる環境などです。

「環境」には色んな人間関係が関わるので、自分ではコントロールできません。

 

  • 環境を作りたいのはなんのため? → 弱者である障害者の逆転の場を作りたいから
  • 弱者が逆転するとどうなるの? → 障害あるわが子の居場所が増える
  • 居場所が増えるとどうなるの? → わが子に健常者と同じくらい人生の選択肢が増える

こうして「人生の選択肢を増やす」という自分軸の価値観に昇華できました。

 

「気の合う仲間を作る」→「自分の強みを見つけて楽しく仕事をする」

もう一つきちほーしには「気の合う仲間を作りたい」という価値観も出てきました。

「仲間」も自分ではコントロールできません。

  • 気の合う仲間を作りたいのはなんのため? → 自分の居場所を増やしたいから
  • 自分の居場所が増えるとどうなるの? → 自分の長所を活かし短所を補ってもらえるベストなチームが探しやすい
  • 自分の長所が活かせるとどうなる? → 自分の強みを見つけて楽しく仕事ができる

こうして「自分の強みを見つけて楽しく仕事をする」という価値観になりました。

 

「新しい価値観の提供」→「障害者が生きやすいようにしたい」「アイデアを出して生きていきたい」

また「新しい価値観の提供」と言うグループもできました。

これは3つのキーワードをグルーピングしたものです。

1つ目は「他人に価値観を提供」です。

他人にきちほーしの視点や発想を提供したいという思いがあります。

2つ目は「自分に価値観を提供」です。

これは、挑戦や経験を通して自分に新しい価値観を提供したいというものです。

3つ目は「古い価値観の破壊」です。

きちほーしは非合理的な慣習を変えず新しい道を探ろうともしないことにイライラしたりすることがよくあります。

合理的な道を示して、古い価値観を破壊したいという思いがあります。

 

こうして「新しい価値観を提供」というグループができましたが、これも他人軸っぽいですね。

提供した価値観や古い価値観の破壊を受け入れるかどうかは相手によるからです。

 

そして「新しい価値観を提供」できたとき、その次にどうなるかは2パターンあります。

[パターン1]

  • 新しい価値観を提供するのはなんのため? → 自分が死んだ後も新しい価値観に共感した人たちがその価値観をベースに社会を作ってくれる
  • そんな世界ができるとどうなるの? → 障害者が生きやすい社会ができていく
  • そんな社会ができるとどうなる? → わが子キチノやその子・孫が生きやすくなる

こうして「わが子(障害者)が生きやすいようにしたい」という価値観になりました。

[パターン2]

  • 新しい価値観を提供するのはなんのため? → 新しい価値観が認められると、次のアイデア・価値観が受け入れられやすくなる
  • そうなるとどうなるの? → アイデアや新しい価値観を出すことが私の強みになる
  • そうなるとどうなるの? → アイデアや新しい価値観を出しながら食べていける

こうして「アイデアや新しい視点を出して生きていきたい」という価値観になりました。

そんな生き方ができるのかどうかはまた別ですが…。

「貢献」→「アイデアを出して生きていきたい」

「貢献」というグループもできました。

これはきちほーしの2つの思いからこのグループができました。

1つは、自分が世の中に貢献したいという思いです。

これは誰しもが思うことかもしれませんね。

そしてもう1つは、自分の役割をまっとうしようとしている人に感動するという思いがあります。

ドラマの中で言うなら悪役とかピエロ役のような嫌われ役・汚れ役とかですね。

そういう他の誰かが貢献していることに価値観を感じていることを、今回の作業を通して知りました。

 

ただこの貢献も、貢献になっているかなっていないかは相手が決めることで、自分にはコントロールできません。

自分軸に変えていきます。

 

  • なんのために貢献したいの? → 自分の存在を認めてほしいほしいから
  • 認められるとどうなるの? → 自分の考え方やアイデアが受け入れられやすくなる
  • そうなるとどうなるの? → アイデアや新しい価値観を出しながら食べていける

こうして「アイデアや新しい視点を出して生きていきたい」という価値観になりました。

奇しくもさっきと同じ結論になりましたね^^。

「マイペース」→「自分の可能性を広げたい」

「マイペース」というグループもできました。

きちほーしは自分が進めようとしていることに対して、理解できない理由で邪魔されるとかなりストレスを感じます。

自分の限られた時間を非合理なことに消費するのが嫌なんですね。

また食事や寝る間を惜しみ、体を壊してまで何かに打ち込むことに抵抗を感じます。

これも体を壊すことでやりたいことがやれなくなることが嫌なんですね。

 

マイペースかどうかも自分でコントロールできません。

色んな邪魔が入ってペースを乱されることなんてしょっちゅうです。

 

  • なんでマイペースにしたいの? → 自分の時間を大事に守りたいから
  • 自分の時間が守られるとどうなるの? → 持てる時間をやりたいことに注力できる
  • 注力できるとどうなるの? → 自分に何ができるのか、自分の可能性を探れる、可能性を広げられる

こうして「自分の可能性を広げたい」という価値観が出てきました。

(つづく)

 



おまけ

今週のお題「急に寒いやん」)

ここではきちほーしのことをよく知ってもらうため、はてなブログの「今週のお題」をヒントに、本題と少し外れたお話をします。

今週のお題は「急に寒いやん」です(なんで関西弁?)。

 

ほんと最近寒いですよね。

つい2~3週間前までは窓開けて扇風機つけっぱなしじゃないと眠れなかったのに、今や窓を閉めて毛布が必要になってきました。

寒暖差にびっくりです。

 

皆さんも感じてられると思いますが、近年は夏と冬の狭間(つまり春と秋)がとても短いです。

春物の服や秋物の服って何日着てます?

きちほーしは10日もないのかなというくらいです。

 

でも冷静に気温だけをみると寒いと思う日でも20度超えだったりします。

気温だけ見ると「ちょうどいい」と思えるのでしょうが、たぶん寒暖差に体がついていけてないというのもあるんでしょうね。