超少食とは、極端に食事量を減らす健康法のことです。
この方法は、健康を改善し、長寿につながるとされています。
この記事では、「できる男は超少食」という書籍から、超少食に関するQ&Aをまとめました。
食生活に興味がある方や健康に興味のある方には必見の内容です。
また、これから超少食に取り組みたいという方にも参考になるでしょう。
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- 「一日三食きちんと食べましょう」というのはなぜ?
- 朝食を抜くとフラフラするのですが…
- お腹が空くとイライラするのはなぜ?
- 「一日一食」でやせすぎが心配です
- どうせ一食だけなら「肉」ですよね?→発がん物質です
- 牛乳・チーズならいいよね?→発がん物質です
- 何食べればいいの?
- 飲み会や接待はどうしたらいいですか?
- 病気になっても超少食するの?
- 書籍概要
関連記事
「一日三食きちんと食べましょう」というのはなぜ?
病人が増えると儲かる人たちがいるから
国際的な医療利権者がいるからです。
彼らは病人が多いほど儲かるので「一日三食で健康」を流布して病人にするのです。
「朝ごはんを食べないとエンジンがかからない」というのも同様です。
WHOにも認められた少食健康法
少食健康法で著名な甲田光雄医師も著書「長生きしたければ「朝食」は抜きなさい」の中で少食を推奨しています。
甲田医師は2001年にWHOで少食療法について特別講演をされています。
朝食を抜くとフラフラするのですが…
これまでの一日三食によって腸に宿便がとどこおっているからです。
いきなり朝食を一食抜くのではなく、少しずつ減らしてゼロにしていきましょう。
2ヶ月ほどすると宿便がなくなり、フラフラもなくなります。
どうしても空腹感が強い場合は、午前中に野菜ジュースなどを飲みましょう。
お腹が空くとイライラするのはなぜ?
それは食事した時に血糖値が急上昇し、空腹時に急下降していることが原因です。
血糖値の急上昇と急下降を繰り返すと、すい臓が血糖値を常に下げようとする「低血糖症」になります。
そして副腎が低血糖に対抗して血糖値を上げようとアドレナリンを分泌します。これがムカムカイライラのもとです。
「一日一食」でやせすぎが心配です
体重はV字回復します
少食で体重が減り続けても、あるポイントで体重がどんどんと増え、数ヶ月で理想体重に落ち着きます。
朝食抜きの「半断食」を始めたYさんは、半断食を始めて4ヶ月ほどは46kgから月に1kg以上のペースで体重が減り、41kgほどになりました。
しかし体重減はそこでストップし、5ヶ月目からは体重が月に1kgほどのペースで増えていき、15ヶ月目には48kgまでになりました。
身体が低カロリーの生活に適応して、効率よく生命活動を営めるようになったからです。
死亡率3~4倍の肥満の方を恐れよう
中高年の肥満の人の死亡率は、そうでない人の3~4倍です。
それを考えると「やせすぎ」よりも「太りすぎ」の方を恐れたほうがいいでしょう。
ファスティングで筋肉が落ちて骨と皮だけになると心配するかもしれませんが、筋肉よりも圧倒的に脂肪の方が落ちていきます。
それでも筋肉の落ちが心配な方は一日5秒のアイソメトリクストレーニングがオススメです。
(きちほーしは体幹トレーニングをやっています^^)
どうせ一食だけなら「肉」ですよね?→発がん物質です
1985年米コーネル代のコリン・キャンベル博士はこのように言っています。
「動物タンパクを10%から20%に増やすだけで、発がん率は11倍に増える」
「動物タンパクは、史上最悪の発がん物質」
また肉好きの大腸がんはベジタリアンの4~5倍という話もあるようです。
牛乳・チーズならいいよね?→発がん物質です
カゼインは発がん物質
前出のキャンベル博士は「牛乳タンパク(カゼイン)は史上最悪の発がん物質である」としています。
マウスの実験では与えるカゼイン量を10%から20%に上げるとがんの発生率が11倍になりました。
牛乳有害論を展開する真弓定夫医師は、牛乳は牛の赤ちゃんが哺乳時期に飲むもので、人間の赤ちゃんや大人が飲むものではないとしています。
さらにはアトピーやアレルギー体質急増の原因としています。
牛乳で骨折率は5倍、死亡率は2倍
牛乳を飲むことで骨からカルシウムが奪われることが指摘されています。
世界で最も牛乳を飲むノルウェー人の骨折率は日本人の5倍です。
スウェーデンの研究機関によれば、牛乳を一日3杯以上飲む人は、1杯以下の人に比べて死亡者数が2倍近かったようです。
股関節骨折の割合も1.6倍です。
粉ミルクはアトピーやクローン病のもと
粉ミルクは牛乳から製造されています。
これによってアトピーやクローン病の元になったと著者は言います。
粉ミルクが使用されるようになったのは1946年にスポック博士の著書で「粉ミルクが良い」と書かれていたからです。
ですが、当の本人は「私の書いたことは全て間違い」と認めて亡くなりました。
何食べればいいの?
良いのは日本の伝統的な和食です。
これは1977年に米上院栄養問題特別委員会報告でも報告されています。
ごま、海苔、干し椎茸、番茶、大豆系(味噌、しょうゆ、納豆など)、漬物、甘酒は発がん性を抑えることが知られています。
飲み会や接待はどうしたらいいですか?
自分の食事スタイルより人間関係を優先するシーンがありますね。
そんなときは自分の食事スタイルを捨てるのも良いでしょう。
何が何でも自分のスタイルを貫く必要はありません。
病気になっても超少食するの?
むしろ超少食が病気を治す
食わず・動かず・寝ることによって自然自癒力が最大限に働き、身体がエネルギーを排毒に集中します。
野生動物も怪我や病気になると巣穴にこもって何も食べず回復を待ちます。
以前の投稿にあるように、断食によって死病を克服した人が何人もいるのです。
うつ病も治る
ファスティング療法の専門家は「うつ病などの心の病も治る」といいます。
1950年代のモスクワで「うつ病」「統合失調症」「恐怖症」などの精神病患者8000人に20~40日の断食治療を施しました。
すると70%ほどが改善したとのことです。
これは断食によって脳に蓄積されていた毒素がデトックスされたからと思われます。
アトピー・ぜんそく・アレルギーも治る
少食健康法で著名な甲田光雄医師は、少食療法がアレルギー治療の切り札としています。
実際にネット上にもアトピーを断食で治したという体験記がいくつもあります。
甲田医師はアレルギーが生じる過程をこのようにしています。
- 一日三食と間食で胃腸が働きすぎて腸が傷つく
- 食べたものが消化不十分なまま腸の傷から血液中に侵入する
- 身体の免疫系が侵入した食べ物を外敵とみなして攻撃する
- 攻撃によって炎症や発熱し、アレルギー疾患となる
なので、1の食べ過ぎを抑えればアレルギーは収まるのです。
アルツハイマーも改善
アルツハイマーは、食べ物の汚染物質が脳に蓄積することによって脳細胞が死滅・萎縮することで引き起こされます。
また、九州大学大学院の清原裕教教授は、糖尿病がアルツハイマーとの関連が強い、としています。
一日三食の食べ過ぎによって汚染物質が溜まりやすく、糖尿病も引き起こされやすくなります。
したがって超少食や断食によってアルツハイマーの進行抑制につながります。
書籍概要
価格:660円 |
タイトル
発売日
2015/03/16
著者
概要
食品・医療・環境問題に取り組むジャーナリスト、船瀬俊介さんが超少食のメリットやノウハウについてまとめた書籍です。
同時に食料に関する社会問題についても言及されています。
目次
第1章 「できる男」は皆「少食」!(「少食」で頭が冴える―記憶力アップ、思考がシャープに;「少食」で体が軽くなる―体重が減り、身のこなしも軽やかに ほか)
第2章 挫折しない「少食」はこうして実行!(一日一食と腹七分目×三食、どちらがいい?―より強い空腹感を感じる一日一食がおすすめ;朝・昼・夕どの食事を抜けばいい?―朝食抜きのプチ断食からゆっくりと ほか)
第3章 そうは言っても…、「少食」をはばむ常識のウソ&思い込み(「一日三食きちんと食べないと体に悪い」?―三食のうち一食は医者のため;「おなかがすくと力が出ない」?―その心配は意味ナシ。“腹が減るほど快調”が正常体 ほか)
第4章 「少食」になったら何食べる?(「肉はスタミナ、パワーの素」?―肉は腸内で腐ってがんや万病のもとになる;「牛乳、チーズが体によくない」ってホント?―牛乳は発がん飲料で死亡率は2倍! ほか)
第5章 「できる男」は「少食」で病気知らず(「少食」で免疫力アップ―断食は免疫力を驚異的に高める;「食」と「腸」の乱れが万病のもと―腸内の健全発酵が、病気を防ぐ! ほか)
おまけ
(今週のお題「変わった」)
ここではきちほーしのことをよく知ってもらうため、はてなブログの「今週のお題」をヒントに、本題と少し外れたお話をします。
今週のお題は「変わった」です。
コロナの関係でウチの母が我が家に来ることを渋っていましたが、ようやく決心したようです。
改めてコロナが明けたんだなぁと実感できるようになりました!