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【カフェインわかるかな】カフェインは薄茶1/2杯で十分 -書籍「カフェインの真実」1-

この記事では、カフェインが健康に与える影響を知りたい人に向けて、きちほーしが読んだ書籍「カフェインの真実 賢く利用するために知っておくべきこと(楽天 /Amazon)」の中から、健康関連のポイントを抜粋してまとめています。

はじめに

どーもきちほーしです!

以前「「そろそろ、お酒やめようかな」と思ったときに読む本(Amazon楽天)」を紹介するYoutube大学で、 で「お酒は依存性の高いドラッグだ」「カロリーも高く体にもかなりの悪影響だ」ということを知って以来、きちほーしはお酒を飲まないようにしました。


「そろそろ、お酒やめようかな」と思ったときに読む本
Amazon/ 楽天

それでも「どことなく体調が変だな」「今日は精神的に疲れたな」という時についついお酒に手を出してしまうので、同じく体調が悪かったり疲れた時に飲むカフェインならまだ体への影響が弱いかもしれないと思い、お酒ではなくお茶にシフトしようと思いました。

ただし、「カフェインの体への悪影響はお酒よりも弱い」ということが前提です。

実際の所どうなんでしょうか?

というわけで本を読んでみました。 書籍「カフェインの真実 賢く利用するために知っておくべきこと(
楽天 /Amazon)」 です。


カフェインの真実 賢く利用するために知っておくべきこと [ マリー・カーペンター ]
楽天 /Amazon

これがきちほーしの疑問「カフェインは体にどのくらい悪影響を及ぼすのか?」にどこまで答えてくれるのか分かりませんが、とりあえず読んでみました。

この記事では、カフェインが健康に与える影響を知りたい人に向けて、きちほーしが読んだ書籍「カフェインの真実 賢く利用するために知っておくべきこと(楽天 /Amazon)」の中から、健康関連のポイントを抜粋・まとめて報告します。

書籍概要

タイトル

カフェインの真実 賢く利用するために知っておくべきこと(楽天 /Amazon

著者

マリー・カーペンター (著), 黒沢令子 (翻訳)

概要

(書籍紹介サイトより抜粋)

コーヒー、茶、エナジードリンク、清涼飲料、サプリや鎮痛剤など、
さまざまな製品に含まれているカフェイン。
抜群の覚醒作用やパフォーマンス向上力で大人気ですが、
過剰に摂取すると死亡する危険性もあります。

カフェインを正しく賢く使うには、どうすればよいのでしょうか?
カフェイン製品をこよなく愛する著者が、グアテマラの伝統的なコーヒー農園から
中国の合成カフェイン工場まで世界中を駆けめぐり、
カフェインの製造法、飲料製品の変遷、薬理効果と副作用による弊害、規制問題など、
あらゆる角度からカフェインを調査し、世界を虜にする〈薬物〉の魅力と正体を探ります。

目次

序文 苦くて白い粉

I 伝統的なカフェイン
第1章 カフェイン文化発祥の地
第2章 中国茶
第3章 山地のコーヒー農園
第4章 うまいコーヒーを創り出す
第5章 カフェインは依存性薬物か?

II 新世代のカフェイン
第6章 コカ・コーラレッドブルの先駆けだった
第7章 高温カフェイン注意!
第8章 中国製の白い粉
第9章 スタッカーからサンキストまで

III カフェインが身体や脳へ及ぼす影響
第10章 アスリート好みの薬物
第11章 兵士のためのカフェイン
第12章 不眠症、不安、パニック
第13章 治療用のカフェイン

IV カフェインの規制
第14章 野獣を解き放つ
第15章 ラベル表示の裏で
第16章 決着

本記事の範囲

本記事では、「序文」を読んだきちほーしが、カフェインが健康に与える影響をかみ砕いてお話しします。

ピックアップ

大さじ一杯のカフェインを摂取すると、死に至る

p8の内容をかみ砕いて説明すると以下のようになります。

  • 小さじの16分の1で効き目を感じ始める:習慣的にカフェインを摂取している人が効き目を感じるのは小さじの16分の1。350mlのコーヒーに相当する

  • 小さじの4分の1で心拍数の増大や発汗、強い不安など、不快な症状が現れる

  • 大さじ1杯のカフェインを摂取すると、死に至る

冒頭から物騒な結論が登場しました。

アメリカでは粉末でカフェインを販売しているらしく(日本も?)小さじの16分の1をペロンとなめると効き目が出始めるそうです。

…なんだかマジで薬物みたいだなぁ^^;。

ていうか、この本はカフェインを終始薬物とそうでないもののグレーな存在として扱っている印象をうけています。

カフェインの長所と短所

カフェインのメリット・デメリット

p9の内容をかみ砕いて説明すると以下のようになります。

  • 「メリット」
    • 少量の摂取で頭がすっきりし、気分がはつらつとなる
    • 想像力や自信が高まる
    • 能率や頭の回転が良くなる集中力が高まり、仕事をこなせるようになるだけでなく、人と付き合いたい気持ちにもなる
  • 「デメリット」
    • 強い不安感やパニック発作のようなネガティブな反応が起きる人もいる
    • カフェインを数日断つと、離脱症状(禁断症状)が現れ、頭痛・筋肉痛・疲労感・無気力・うつ状態を伴うことが多い
    • 離脱症状を解消しようとカフェインを飲み睡眠不足に陥る

これを読むとマジで薬物って感じです^^;。

きちほーしも経験上ここにあるような効果があることは認識していましたが、「想像力や自信が高まる」「頭痛・筋肉痛・疲労感・無気力・うつ状態を伴うことが多い」という影響があることまでは認識していませんでした。

そーいえば時々きちほーしは、なんだかやる気でないなー。しんどいなー。頭痛いなー。という時がありますが、その中のいくつかは離脱症状なのかもしれませんね。

とはいえ、きちほーしもある程度のデメリットを認識したうえで、「ここは気合を入れようか!」という時だけカフェインを摂っています。

大事なのは摂りすぎないことです。

じゃあどこまでが許容されるのか?どれくらい摂ると、どんな悪影響が出るのか?

この本を読み進めていくとわかるんですかねー。

カフェインの致死量はコーヒー50杯

p10の内容をかみ砕いて説明すると以下のようになります。

  • 1度にコーヒーなら50杯、紅茶なら200杯ほど飲まなければ、致死量に達しない。
  • 粉末カフェインはカンタンに大量に摂取できる。
  • 英国ではある人物がカフェイン粉末小さじ2杯分ほどをエナジードリンクで飲み下すと、ろれつが回らなくなり、嘔吐して倒れこみ、死亡した。カフェイン量は5g超と推定される。

出ました、カフェインの致死量^^;。

冒頭にも書いたように世の中には粉末カフェインというものが出回っているようで、コレだと簡単に致死量に達するようです。

コーヒー50杯に相当するようですが、まあ日常生活でそんなに飲むことはあり得ないですよね。

とはいえ、きちほーしも50杯飲まなければ死なないから安心してガバガバ飲めるとは思っていません。

致死量には至らなくても習慣的に飲むことで知らず知らずのうちに体に悪影響がないか?そういうのを知りたいと思っています。

カフェインの効果は350mlコーラの半分でも現れる

p13の内容をかみ砕いて説明すると以下のようになります。

  • 32mgでもカフェインには注意力や反射能力を大幅に向上させる効能がある
  • この量は350mlのコカ・コーラペプシに含まれている量よりも少なく、多くの人はこの半分でも効果が現れる

「効果が出るカフェインは32mg」。

きちほーしもカフェイン効果を出すためにカフェインを摂っていますから。効果がでる最小値が分かるのは助かります。

ただ残念なのは、きちほーしが常用しているのはコーラやコーヒーではなくお茶なのですが、著者がアメリカ人のせいなのか、コーラやエナジードリンク、コーヒー・紅茶などのカフェイン含有量には触れているのですが、お茶については触れられていません。

(別調査)抹茶小さじ一杯のカフェイン含有量は64mg

そんなわけで、この本とは別にお茶のカフェイン含有量について調べてみました。

きちほーしは良く抹茶を飲むので抹茶について調べました。

参考になったのは、CHAKATSUさんの「抹茶には【カフェイン】がどのくらい含まれている?」という記事です。

これによると、抹茶1gのカフェイン含有量は32mgで、薄茶としてふるまわれる抹茶は小さじ1杯分(2g)ほどだそうです。

つまり薄茶一杯に含まれるカフェイン含有量は64mg。「効果が出るカフェインは32mg」のちょうど倍ですね。

(別調査)1回当たり200mgまでのカフェイン摂取は健康に悪影響を与えることはない、らしい

伊藤園のQ&Aのページにこんなのがありました

「緑茶」を飲みすぎると、「カフェイン」の過剰摂取になりますか?

オーストリア保健・食品安全局(AGES)では、成人(18歳~65歳)にとって、1回当たり200mg(70 kgの成人の場合:約3 mg/kg体重)までのカフェイン摂取は、健康に悪影響を与えることはないとしています。

まず「なんで日本じゃなくてオーストラリアの事例を引っ張り出してきたん??」とは思いましたが、とりあえずこれを参考にしましょう。

70kgの成人200mgまでなら大丈夫らしいです。薄茶3杯強にあたります。

ついでに50kgの人や60kgの人のを計算するとこんな感じですね。

50kgの人は143mgで薄茶2杯ちょっと。

60kgの人は171mgで薄茶3杯未満。

うーん、場合によっては一度にこのくらいはいく時もあるんじゃないでしょうか?

ちなみに抹茶には、薄茶の倍の濃さの濃茶というのもあるようでして、50kgの人は濃茶一杯でもう限界って感じですね。

(つづく)

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