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親子で始める新しいチャレンジ:キチノの自立を育む「近所におつかい」計画 - 知的障害キチノ療育日記('25/03)4

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こんにちは!今回は、わが家の新たな挑戦について皆さんと共有したいと思います。

それは、知的障害あるわが子キチノが「自分の力で行動する」体験を通じて自立心を育むための計画です。

キチノには知的障害がありますが、その中でもこの子らしいペースで成長していく姿を見守るのが私たち親にとって何よりの喜びです。

ただ、その成長をさらに引き出すためには、少しだけ環境や日常の習慣を変える必要があると感じています。

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はじめに

すっかり慣れてしまった「車移動」の日常

車出してちょうだい

わが家では、普段の移動はほとんどが自動車です。

特に週末のお出かけでは、家族全員が「車を使うのが当たり前」という流れに慣れ切ってしまっています。

車は便利で安心な移動手段ですが、この習慣の中でキチノが行き先を自分で考えたり、移動の手段を選んだりする機会はほとんどありませんでした。

親の私が行き先や手段を決めてしまうことで、キチノには「自分で動く力」が育ちにくいのではないか、という懸念が長い間頭を離れませんでした。

この子が「行きたい場所に自分で行ける」という感覚を持つことは、将来の自立に繋がる大切な一歩になるはずです。

パートナーが反対する現実と新たなアプローチ

この計画を考え始めた当初、我がパートナーのキチパの姿勢も大きなハードルに感じていました。

キチパは、自動車移動をことさらに好み、私がなにか提案しても「車を減らしたい」といった意図を即座に察知し、尋常じゃないくらい反発する傾向があります。

「車以外の方法を試したい」という提案は、何かと抵抗を受けやすいのが現実でした。

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そこで、私が考えたのは「キチパを巻き込まず、まずは自分とキチノでスモールステップを進めること」です。

そして、キチノがほんの少しでも「自立して移動する経験」を積み、それが実によかったと感じる状態を作る。

そしていずれ、それをキチパと共有することで、自然と次の展開へ向かう道筋を描くことができればと思うようになりました。

計画:わが子と始める「徒歩でコンビニミッション」

ちょっとコンビニ行こか

そこで具体的に考えたのが「徒歩でコンビニミッション」という、至ってシンプルな計画です。

生成AIのアドバイスを参考に、以下の通りに構成しました。

計画内容の概要

  • 目的地: 自宅から歩いて約10分の近所のコンビニや隣接する小さなスーパー
  • ミッション: キチノがお気に入りのお菓子を1つと、キチパが求めている品1つを買う
  • タイムフレーム: 平日の夕方からの1時間、通常の勉強時間を週1で利用する
  • 同行スタイル: 最初は私が横について見守り、キチノが主導で行動する形を目指す

なぜ「コンビニ」にしたのか?

  1. 近くて馴染みのある場所
    コンビニは比較的近く、キチノにとっても行き慣れた生活圏内にあるため、取り組みやすいです。
    また、短い徒歩移動時間なら途中で疲れたり迷ったりするリスクが低いと考えました。
  2. 明確なゴール設定が可能
    コンビニで買う商品を具体的にリスト化できます(お菓子+ほか1品)。
    ミッションがシンプルな分、キチノが選ぶことの主体性を感じてもらうことができます。
  3. 親がサポートできる距離感
    初挑戦の段階では、親がすぐ横についてフォローできる距離感も安全面で重要です。
    私自身も安心して見守れる場所であることを重視しました。

計画にあたっての工夫

サポート体制は?

このミッションがスムーズに実行できるように、いくつかの工夫を盛り込みます。

事前準備でキチノをサポート

まず、事前に一緒にコンビニまでの道を散歩して、経路を確認します。
「ここを曲がったらコンビニだね」と具体的なポイントを指し示しながら、安心感を持たせます。

また、買う商品の例を提示しつつ、リスト化します。
例えば「キチノのお菓子 1つ。キチパのおにぎり 1つ」といった目標を簡潔にします。

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ミッション達成を楽しくする仕掛け

買い物リストを達成するだけではなく、達成後には何か楽しいご褒美を設定しておきます。
例えば「帰ったら小さなお祝いをする」という形です。

成長を共有する方法

帰宅後、ミッションを達成した結果をキチパに喜んでもらえるよう、「キチノが考えて選んだ」という視点で伝える予定です。

このように家族全員で成長を認識できれば、次の挑戦へのモチベーションにも繋がると思います。

今後の展望:小さな日常から自立へ

この「徒歩でコンビニミッション」は、キチノが自分のペースで移動を習慣づける第一歩です。

これを繰り返しながら、次は「少し遠くの場所」「別の移動手段(バスや電車)」へとステップアップしていければと考えています。

大切なのは、キチノ自身が「自分でできた」という成功体験を喜ぶこと。

そしてその喜びを、家族として共有し、さらなる挑戦に繋げることです。

まとめ:親子で始める小さな冒険

行こうや。冒険。

キチノの自立を育む道のりは、まだ始まったばかり。

でも小さな一歩こそが、大きな成長への扉を開くキッカケになると信じています。

この取り組みがキチノの成長だけでなく、家族の成長も一緒に促してくれることを願っています。

 

「徒歩でコンビニミッション」の結果は(成功も、つまずきも含めて)また皆さんにお伝えしていきたいと思います。

もし同じような挑戦をしている方がいれば、ぜひアドバイスやエピソードを教えてください!

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おまけ

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今週のお題「ドラマ」)

ここではきちほーしのことをよく知ってもらうため、はてなブログの「今週のお題」をヒントに、本題と少し外れたお話をします。

今週のお題は「ドラマ」です。

 

ドラマはあんまり見ないので限られてしまいますが…。

 

皆さん覚えていらっしゃるでしょうか?

東京五輪前の大河ドラマ「いだてん」。

当時視聴率が過去最低と揶揄されていましたが、私は面白く見ていました。

それまで大河ドラマといえば江戸時代以前のものばかりだったのですが、「いだてん」から近代ものがちらほら出てくるようになったと思います。