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「このまま毎日、知的障害のあるわが子に勉強を教え続けて、本当に意味があるのかな?」
最近そう思うことが多くなりました。
家庭での学習習慣を大切にしているけれど、日々の手応えは小さく、目に見えた成果につながらず、不安ばかりが積もっていきます。
まわりの“正解”や“常識”に振りまわされがちな子育て
――でも、大事なのはわが家に合った“納得の学び方”なんだと実感する場面が、迷いのなかに増えてきました。
今回は前回の続きです。
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AIとの対話で見つけた新たな視点
悩んだ末に、いつものとおりChatGPTを活用して相談してみました。
人とはまた違う角度で話を聞いてくれそうだと思ったからです。
AIとのやりとりでは、こんなアドバイスがありました(※この内容は、これから自分でアレンジしていく予定です)。
「復習」への新しい考え方
AIは、「何度も同じ復習をして“定着”を目指す方法は、知的障害のある子にとっては必ずしも有効ではない」と前置きしたうえで、
- “同じことを完全に覚えてから進む”方式だと、失敗体験や苦手意識ばかりが積み重なりがちなので、本人も苦痛を感じやすい
- それよりも、“見たことがある”“少し思い出せる”という体験の回数(出会いの回数)が蓄積することが大切
- 「全部マスターする/完璧にできる」にこだわらず、「漢字や計算の“雰囲気”」を持てれば良い、と割り切って大丈夫 とアドバイスしてくれました。
また、
- 軽い復習(1日1問前やったものに“また出会うルール”くらいでOK)と、新しい内容に進む挑戦を“両方混ぜる”スタイル
- できなくても「また出てきたね!」と肯定的に終わらせて大丈夫
- 正解率や達成度にこだわらず、“知ってる!”体験を増やすことが子どもにとってもプラスになる
…という姿勢が、知的障害のある子の学びにはむしろ合っているのでは――という視点も提示されました。
「家庭学習そのものが生活習慣の安定になる」
AIは、「机の上の勉強成果」にこだわりすぎず、
「毎日同じ時間に同じことに取り組む」
「親と一緒に集中して過ごす時間がある」
こと自体が、安心できる生活リズム・非認知能力(座る力、話を聞く力)のベースづくりになっている、とも教えてくれました。
それが“将来の大きな自立力”や幸せにダイレクトに役立つかは分かりません。
ですが、「家族共通の行動」「できた思い出」が自己効力感や肯定的な感情として残れば、それだけでも大きな意味につながるかもしれません。
「書く」「読む」「生活のなかで学ぶ」テーマのバリエーション
AIは、「食べたいものを書く」以外にも、
- その日の予定や持ち物を書き出してみる
- 家の中で見つけた色や形を選んで書いてみる
- できたお手伝いリストや、今日の気分を表すカード
等、身近なテーマから“書いたり選んだり”する習慣も提案してくれました。
わが子キチノにはアレンジが必要ですが、わが家のルーティンのなかにも無理なく入りそうなヒントです。
軽い復習のすすめ
「復習をやるなら、“できるまでやらせる”ではなく、“ランダム出題として1問だけ再度出会う”など、本人の負担が大きくならない方法を…」という提案もありました。
完璧な記憶や正解にこだわらず、「記憶のストックにまた追加する」感覚でも良いのでは、と。
「うち流」勉強との向き合い方を探すまで
AIからの提案は、すぐ100%そのまま導入できるものではありません。
でも、「出会いの回数を重ねること」「完璧を求めず、できないことに固執しないこと」というポイントは、これまで積み重ねた経験にもしっくりくるものでした。
- 書き取りプリント+軽い復習テスト
- 新しい内容への挑戦もさりげなく入れて、本人への負担を調整している
という意味で、結果的に「進みながらも、“またこれか”と出会う」「ランダム復習」型になっている気がします。
もしわがパートナーのキチパと話をすることがあれば、その点(今のやり方自体が「進度+再会型」になっていること)も丁寧に伝えながら、一緒に様子を見守っていきたいです。
まとめ――これからも迷いながら進むあなたとともに
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正直、“このままでいいのか”?という迷いがすっきり消える日は、なかなか来ないと思っています。
家庭学習の意味やゴールは、ひとそれぞれ。
何を成果とするか、どこまで求めるか、わが家の状況やこどもの状態によって、判断は全く違ってきます。
でも、“決して完璧を求めない”“失敗体験ではなく「知っている体験」「また会えた!」体験を積む”という方針は、今の自分にはしっくりきている気がしています。
同じことで悩んだり、葛藤したりしている方々に伝えたいのは――
「迷ったり、悩んだりしても、その都度“今のわが家”に一番合っているやり方を探し続けていいんだ」ということです。
自分やパートナーだけでなく、時にはAIのような第三者的な視点も借りて、日々“うち流”の正解をアップデートしていきましょう。
これからも新しい悩みや課題が出ると思いますが、どう向き合いどう進めるかを、また記事にまとめていけたらと思っています。
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おまけ
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(今週のお題「部活」)
ここではきちほーしのことをよく知ってもらうため、はてなブログの「今週のお題」をヒントに、本題と少し外れたお話をします。
今週のお題は「部活」です。
私は学生時代バレーボール部に入っていました。
そこでの一番の思い出はスランプに苦しめられたことです。
得意だったサーブが急に打てなくなって、とうとうレギュラーから外され、卒業してしまいました。
当時は「なんでできなくなったんだろう!?」「でも諦めずに頑張れば打てるように…!」と思っていましたが、ダメでした。
だから今では「頑張ればできるようになる!」とは思いません。
できない原因を把握してちゃんと対応しないと、できるようにはならないと思っています。