この記事では、超少食とは何か、そのメリットや実践方法について紹介します。
食事量を減らすことで、健康や長寿につながるとされ、有名人やアスリートも実践する人気の食事法です。
また、超少食はダイエットやアンチエイジング、脳力アップや仕事効率アップにも効果があります。
難病を克服したい方や、精力をつけたい方にもおすすめです。
さらに、超少食によって節約できるお金や時間についても解説します。
これから超少食に挑戦する方や、知識を深めたい方は必見です。
何回かに分けて紹介します。
今回は超少食の概要とメリットについてです。
次回は超少食のノウハウ。
次山回はその他補足です。
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書籍概要
価格:660円 |
タイトル
発売日
2015/03/16
著者
概要
食品・医療・環境問題に取り組むジャーナリスト、船瀬俊介さんが超少食のメリットやノウハウについてまとめた書籍です。
同時に食料に関する社会問題についても言及されています。
目次
第1章 「できる男」は皆「少食」!(「少食」で頭が冴える―記憶力アップ、思考がシャープに;「少食」で体が軽くなる―体重が減り、身のこなしも軽やかに ほか)
第2章 挫折しない「少食」はこうして実行!(一日一食と腹七分目×三食、どちらがいい?―より強い空腹感を感じる一日一食がおすすめ;朝・昼・夕どの食事を抜けばいい?―朝食抜きのプチ断食からゆっくりと ほか)
第3章 そうは言っても…、「少食」をはばむ常識のウソ&思い込み(「一日三食きちんと食べないと体に悪い」?―三食のうち一食は医者のため;「おなかがすくと力が出ない」?―その心配は意味ナシ。“腹が減るほど快調”が正常体 ほか)
第4章 「少食」になったら何食べる?(「肉はスタミナ、パワーの素」?―肉は腸内で腐ってがんや万病のもとになる;「牛乳、チーズが体によくない」ってホント?―牛乳は発がん飲料で死亡率は2倍! ほか)
第5章 「できる男」は「少食」で病気知らず(「少食」で免疫力アップ―断食は免疫力を驚異的に高める;「食」と「腸」の乱れが万病のもと―腸内の健全発酵が、病気を防ぐ! ほか)
あの有名人もこの有名人も超少食!
書籍では冒頭で超少食の有名人が紹介されています。
タモリ、ビートたけし、水谷豊、ピンクレディーの未唯、片岡鶴太郎、千葉真一、ジャパネットたかたの髙田明社長、星野リゾートの星野佳路社長、オバマ前大統領、ビルゲイツ。
超少食になるとガリガリになる印象がありますが、千葉真一さんのような肉体派の人まで超少食だとそんな心配もなさそうですね。
筆者について
ちょっと過激なジャーナリスト
筆者は医師や医学研究者ではなくてジャーナリストです。
主に消費者・環境・健康に関わる分野を扱っています。
著書には過激なフレーズが多く「大手ハウスメーカーはシックハウスのるつぼ」「メタボ健診は病人狩り」などと書いているようです。
本書でも国際的な医療利権者を「国際医療マフィア」と呼んでいます。
「国際医療マフィア」が「一日三食で健康!」を流布していて、それによって人々を病気に貶めることで利益を得ようとしている、と言及しています。
もちろん当てずっぽうで言及しているわけではなく、多くの医療関係者や研究結果を取材した上での結論のようです。
超少食者でベジタリアン
筆者は超少食を自ら実践している人でもあります。
さらに言うと「ベジタリアン」。
自分では「ベジタリアン」と称していますが、肉も牛乳もガンの素と言及されているので「ヴィーガン」にあたると思います。
ベジタリアンやヴィーガンと言えば「野蛮だから動物由来の食材を食べない」という信念をもった人たちだと思っていました。
ですが少なくとも筆者がヴィーガンなのは「動物由来の食材が危険だから」が理由のようです。
超少食の食事ってどんなの?
どういうのが「超少食」なのでしょうか?
ここでは超少食関連の各書籍を参考に、各著者、船瀬俊介、ムラキテルミ、石原結實(ゆみ)のメニュー例を挙げます。
この中では石原さんのメニューが一番ハードルが低そうです。
船瀬俊介の超少食メニュー
今回取り上げた書籍の著者です。
以下は著者の一日の食事例です。
- 朝食(3:00。朝食とは言えないレベル)
- 梅干し
- 夕食(18:00)
- 玄米小豆ご飯
- 味噌汁(具:野菜、豆腐、麩、油揚げ)
- ナスとほうれん草の味噌炒め
- 豆乳ヨーグルト
ムラキテルミ
ムラキテルミは一日一食生活でガンを治された方です。
下記はがん治療中の一日の食事例です。
肉・魚・乳製品は摂らないよう心がけているようです。
- 玄米ご飯
- 貝の味噌汁
- お漬物
石原結實(ゆみ)
「「空腹の時間」が健康を決める」参照。
石原さんはムラキテルミさんのご指導をされたお医者さんです。
以下は石原さんが推奨する一日の食事例です。
ちなみに他に紹介されていたメニューに「しらすおろし」というのもあったので、厳密に肉・魚を避けているわけではないようです。
- 朝食
- ショウガ紅茶 or ニンジンリンゴジュース
- 昼食
- ソバ
- 夕食
- 腹八分なら何を食べてもOK。お酒もOK。
超少食のメリット
超少食で長生きモードに
1935年に米コーネル大学マッケイ博士がカロリーを6割に制限したマウスの寿命が2倍になることを発見しました。
1999年に少食によって長寿モードが発動するサーチュイン遺伝子が発見されました。
きちほーしが調べた限りでは、残念ながらヒトに関する実験や統計データは見当たりませんでしたが、サルを使った実験でも同様の結果が得られているようです。
アンチエイジング
古来よりヨガ・仏教・東洋医学等で少食健康法が説かれているようで、超少食健康法は今に始まったことじゃないみたいですね。
特にヨガでは「腹八分で医者いらず」「腹六分で老いを忘れる」「腹四分で神に近づく」という教訓があります。
また、著者が超少食の方々を取材したところ、肌艶が若返り、20歳は若く見えたとのことです。
死病も克服できる
ガンが治る
別書籍になりますが、ムラキテルミさんは一日一食生活を続けることによって、ガンを治したそうです。
潰瘍性大腸炎も治る
潰瘍性大腸炎という難病があるようで、1年間の完全不食で完治したそうです。
骨髄小脳変性症という難病を患った人も、一日一杯の青汁で回復したそうで、その後も20年近く続けているようです。
死病から回復し102歳まで生きたルイジ・コルナロ
16世紀イタリアの建築家ルイジ・コルナロは40歳まで飽食三昧。ついに死病を患ったそうです。
医師のすすめで超少食生活を始めたところ、1年後にはすっかり健康になり、102歳まで生きたとのことです。
価格:1,100円 |
脳力アップ
動体視力を取り戻した落合博満
元プロ野球の落合博満は動体視力の低下に悩んでいましたが、山田豊文氏(杏林予防医学研究所所長)によるファスティングの指導を受けて、見事回復させたそうです。
仕事効率アップ
筆者は超少食によって一日の執筆文字数が倍増したそうです。
筆者が取材した女性は超少食で頭が冴えて30代で超難関の気象予報士試験に合格したそうです。
ちなみにこの女性は20代まで薬漬けの毎日を送っていたそうです。
有名アスリートを指導する 山田豊文氏
ファスティングを中心とする有名アスリートの食事指導で有名です。
指導した有名人は、横綱の白鵬、落合博満、工藤公康(元プロ野球)、横峯さくら(プロゴルファー)、ダルビッシュ有(プロ野球)、EXILEのATSUSHIなどです。
価格:1,430円 |
山田氏曰く、我々の神経細胞や脳は食事によって有害物質で汚染されているとのことです。
超少食によって脳力がアップするのは、それらの汚れが落ちて脳が若返るからだそうです。
肉体的にもアップ
身軽になって運動機能もアップ
超少食で体重が減るので身体も軽くなります。
そして身軽になれば運動機能もアップします。
きちほーしも一日二食にすることで1年で10kg近く痩せました。
歩く負担もだいぶ減ったと思います^^。
スタミナアップ
食事をした分だけ消化吸収にスタミナを消費します。
一日三食食べるとフルマラソンと同じくらいスタミナを使います。
だから超少食になるとスタミナを節約した分スタミナがアップするのです。
短眠でOK
食事によってスタミナを使う分睡眠が必要になります。
だから超少食にすると短眠でOK。
一日三食なら必要な睡眠時間は9時間。
二食なら6時間、一食なら3時間、ゼロ食なら0時間です。
また、眠くなるのは食後です。
つまり、昼食を摂る=仕事効率が悪くなるのです。
だから食事を取らなければその分仕事効率もアップするのです!
精力アップ
超少食実践者は精力アップ!
筆者がいろんな超少食者に取材して分かったのは精力がアップしているということです。
農家は実りを増やすために断食させる
養鶏農家は、鶏に卵を多く産ませるために断食させるそうです。
農家は、実りを増やすために肥料を制限しているそうです。
少子化は飽食だから?
少食と精力アップの関係性から、筆者は以下のように推察しています。
「貧乏子だくさん」は、あまり食べないからではないか?
先進国の少子化は飽食の結果ではないか?
メタボ・糖尿病解消
超少食なので痩せて、そしてメタボを解消します。
きちほーしも一日二食でメタボを解消したのでよくわかります。
メタボの行き着く先は糖尿病。つまり糖尿病も解消します。
脂肪は毒の貯蔵庫
超少食派の春山茂雄医師曰く、食事によって農薬・重金属・添加物などの毒素が入ってくるとのこと。
一日三食食べると代謝が追いつかず、毒素が脂肪にとりこまれて蓄積されます。
食べなければそれだけ毒素は溜まりにくくなるのです。
細マッチョになれる
前述の通り一流のアスリートたちもファスティングしています。
つまり超少食で筋肉が落ちることはありません。
超少食で脂肪が落ちるので、レスラーのような大型マッチョにはなれませんが、細マッチョにはなれます。
ただし筋トレは必要。
筆者のオススメはアイソメトリクスだそうです。
ちなみにきちほーしは体幹トレーニングをやっていますが、これもアイソメトリクスの一種でしょうね。
加齢臭が消える
これは筆者の経験則&推論っぽいです。
筆者はベジタリアンかつ超少食で、加齢臭について一度も言われていないそうです。
また企業サイトの記事を読んで「ベジタリアンかつ超少食で加齢臭ナシ!」と結論づけたようです。
年間36万円も節約できる
一日一食なので、一日三食よりも二食分の食費が浮きます。
一食500円とすると一日1000円の節約。
一人当たり年間36万円も浮きます。
時間も節約できる
一日二食減らすと睡眠時間が6時間節約できます。
食事そのものの時間も二食分で2時間は節約できるでしょう。
合わせて8時間。
つまり1日の1/3を食事以外の時間に使うことができるのです。
その他
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おまけ
(今週のお題「変わった」)
ここではきちほーしのことをよく知ってもらうため、はてなブログの「今週のお題」をヒントに、本題と少し外れたお話をします。
今週のお題は「変わった」です。
最近やることりすと、できたことリストをメモして投稿するようにしました。
これは書籍「限りある時間の使い方」の影響ですね。
これでやること・できたことを日々整理するとともに、やりたいことを公開することで先延ばしにしないことを狙っています^^。