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ファスティングしながら筋肉量を増やすには? - ファスティングダイエットの感想1('23/11/01)

ダイエットで体重を落とせたものの、やせすぎてしまったという悩みはありませんか?

「やせ」に悩むわたしたちはどうすればそれを克服できるでしょうか?

 

この記事では、ファスティングダイエットで「低体重」になってしまったきちほーしが、ファスティングを続けつつ筋肉量を増やす挑戦についてお話します。

 

はじめに

こんにちは、きちほーしです!

私はメタボ腹を克服するために、2年以上前から一日二食のファスティングを実践してきました。

そしてメタボ腹も無事解消されたのですが、そこからはずーっと体重が右肩下がり。

とうとうこの7月にはBMIが「低体重」になってしまいました。

 

危機感を感じたきちほーしは、9月から体重・筋肉量の増加策を続けてきました。

 

具体的には体幹レーニングの強化版と、夕食~朝食の間の16時間を継続したのです。

 

このシリーズでは、私のダイエット体験や結果を報告し、ファスティングに興味のある方々に役立つ情報を提供していきます。

ファスティングを続けつつ筋肉量を増やすことはできるのでしょうか?

 

今回は前回に続き、10月におけるダイエット活動と、11月1日に行った体重・腹囲・筋肉量について、感想と考察をお話しします。

さらに次回は、今後の展開についてお話します。

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前回の振り返り

体重・腹囲の変化

前回は体重、腹囲、筋肉量を測定するとこんな感じでした。

  • 体重:57.6kg (前月:56.0kg)
  • 腹囲:73.9cm (前月:73.2cm)
  • 筋肉量:45.0kg(前月:44.1kg)

 

この1年ちょいをグラフにするとこんな感じです。

きちほーしの体重と腹囲

筋肉量の変化(月初)

筋肉量は9月から測り始めました。

3件分しかデータがないですが、グラフにするとこんな感じです。

きちほーしの筋肉量

感想

体重・筋肉量の増加が加速している!?

1ヶ月の体重の増加分は下記のとおりです。

体重(9月→10月)= +0.8kg

体重(10月→11月)= +1.6kg

 

1ヶ月の筋肉量の増加分は下記のとおりです。

筋肉量(9月→10月)= +0.6kg

筋肉量(10月→11月)= +0.9kg

 

サンプルが少ないですが、9月→10月よりも10月→11月の方が、体重も筋肉量も増加分が多いです。

 

9月→10月は体重も筋肉量も1kg以下だったので、体重増は誤差によるものかもしれないと思っていました。

ですが、2ヶ月連続で増えていればもはや誤差ではないでしょう^^。

BMIも「普通体重」に!

前回まできちほーしのBMIは18.5を切り「低体重」の状態でした。

しかし今回はようやっと「普通体重」に戻りました。

 

うれしい!

あれ?腹囲?

体重と筋肉量が増えてとてもうれしい!

でもちょっと気になることが…。

 

腹囲(9月→10月)=+0.6cm

腹囲(10月→11月)=+0.9cm

 

こちらもV字回復してますやん!?

しかも加速気味!?!?

 

いや、現状腹囲は73.9cmなのでメタボ腹までかなりの余裕があります。

それは分かっています。

でも油断するとすぐ膨らむのがこのお腹。

少し注意しておきましょう…。

空腹時間を16時間にしてから空腹感が強く

食事の時間を20時・12時(空腹時間16時間)にしてから空腹感が強くなった気がします。

とにかくずーっと食べることばかり考えてしまうのです。

 

これは食事の時間が20時・8時(空腹時間12時間)の時にはなかった現象です。

 

 

そう言えばファスティングを始めた当初も空腹時間を16時間にしていて、同じようなことに悩んでいたなぁ…

それが辛かったので空腹時間を12時間にしたんだけど。

 

当時はメタボ腹をどうにかすることに注力していたのですが、メタボ腹が解消された今は筋肉増量に注力するため16時間にしています

「朝食を抜くと仕事がはかどる」って言うけど…

少食健康法の本には「朝食を抜くと頭がスッキリして仕事がはかどる」なんてことが書かれています。

朝食を食べると身体が食べ物の消化にエネルギーを費やす分、頭にエネルギーが回らなくなるみたいです。

朝食を抜くと頭がスッキリするというよりは、朝食を食べると頭がボンヤリするといった方が正しいんでしょうね。

 

確かに朝食を抜くと頭のボンヤリがなくなった分だけ仕事に集中できるようになった気がします。

ですがその一方で「食べたい食べたい食べたい!!!」という雑念が仕事への集中を妨げていたりもします^^;。

 

空腹時間16時間を始めて2ヶ月経っているので身体も慣れているとは思うのですが、いまだにそんな感じ。

 

う~ん、プラスマイナスでプラスが勝ってる、って感じですかねぇ?

体幹レーニング強化しすぎて中断

体幹レーニングがだんだんエスカレート

きちほーしは毎日体組成計を測っているので、毎日筋肉量が増えたり減ったりするのを見ています。

 

減ったら「取り返さなきゃ!」と思うし、増えたら増えたで「もっと増やさなきゃ!」と思っちゃうのです。

つまり毎日筋肉量を増やすことばかり考えてるっていう…。

 

それに毎日同じ体幹レーニングをやっていると物足りなくなっちゃうんですよね~。

そんな感じで体幹レーニングもだんだんとよりキツイものを取り入れるようになりました。

 

最初は体幹レーニングを、3日の内1日はキツい系、2日は普通系、というようにしていました。

ある時期は、3日の内1日はキツい系、1日はややキツい系、1日は普通系にしました。

そして最後の方になると、3日の内の1日とか関係なく、筋肉痛や筋肉疲労がなければキツい系をやる、みたいになりました。

そして筋肉が痛みだす

10月末には筋肉疲労が全然取れなくなり、最終的には筋肉痛で普段は軽くできていた体幹レーニングがつらくなってきました。

このまま無理にトレーニングをするのはヤバいと思い、10月末日はとうとう体幹レーニングを休んでしまいました。

 

なんだか毎回このパターンをやってしまってる気がします。

  • エクササイズが物足りなくなる
    → 調子に乗って負荷を増やす
    → 体を痛めてエクササイズ中断

 

アホですね。

ええ、笑ってやってください(´;ω;` )。

 

考察

もしかして甲田カーブができている!?

一日三食だった人が一日二食の生活を始めると、一定期間体重が減少するものの数ヶ月後には増加に転じるそうです。

横軸が経過月、縦軸が体重のグラフを描くと、体重が月の経過とともにV字回復する。

書籍「できる男は超少食」では、このV字回復を描くグラフ曲線を「甲田カーブ」と呼んでいます。

(「甲田カーブ」という表現は「できる男は超少食」以外で見たことがないので、この書籍の中だけの呼称かもしれません。)

甲田カーブ



きちほーしは2年以上ずっと一日二食生活をしてきたのですが、V字回復することなくずっと右肩下がりであることに危機感を抱いていました。

ですが2年経ってみて初めてV字回復の兆しが…。

 

この成果が体幹トレ強化によるものなのか、空腹時間を12時間から16時間に変えたことによるものなのかわかりません。

ですが希望の光が見えてきました^^。

良かったのは体幹トレ?空腹16時間?それともたまたま?

体重が増えてきた主要因は体幹レーニングでしょうか?それとも16時間以上の空腹時間によるオートファジーの発動でしょうか?

なんとなく体幹レーニングの要因のほうが大きいときちほーしは思います。

一日一食生活で体重は減っていた

なぜならきちほーしは以前一日一食生活をやっていて、その時体重が大きく減ったからです。

一日一食生活ですから空腹時間は24時間、オートファジーが発動する16時間を十分上回っています。

もし空腹時間が長いのが今回の体重増の主要因であるとすれば、一日一食生活の時にきちほーしの体重は増えていたはずです。

空腹16時間と体幹レーニングの相乗効果?

だからといって体幹レーニングが9割ほど影響しているわけでもないと思うのです。

というのも、やっぱりきちほーしの体重グラフの形が甲田カーブにとても似ている気がするからです。

 

書籍「脳がよみがえる断食力」によれば、16時間以上の空腹時間でオートファジーが発動し、体を構成するタンパク質が新しくなるそうです。

ということは、しっかりトレーニングをして、なおかつオートファジーでタンパク質を新しくすることによって筋肉を効率よく増量できるのかもしれませんね。

 

また、ファスティングによって影響の吸収が効率良くなるという記事もあります。

ファスティング中は体内の栄養が枯渇しているため、摂り込んだ栄養素を吸収しやすい状態になっています。

そのためファスティング中は、ビタミンやタンパク質など健康に良い栄養を効率的に摂れるタイミングです。

タンパク質が効率よく摂れることも、筋肉増量しやすくしている要因かもしれません。

 

空腹16時間と体幹レーニングのどちらがどれだけ体重増に影響しているのか?

はっきりさせるにはどちらか一方を中断するのがいいのでしょう。

でもせっかく体重が増えてきたのに、それをストップするかもしれない行為はしたくないなぁ…。

それともたまたま?

いろいろ考察しましたが、まだ体重も筋肉量も増加の兆しを見せている段階です。

もしかしたら今回はたまたまなのかもしれません。

あと2~3ヶ月は様子を見ないと、きちほーしは確信できません。

もう少し様子を見ていきたいと思います。

空腹感がなくなれば朝の仕事効率は爆上がり?

書籍「脳がよみがえる断食力」によれば、ファスティングドリンクを利用したミネラルファスティングを実施すると空腹感が消えるそうです。

だとすれば朝食抜き+ファスティングドリンクで、朝は頭がスッキリして、さらに強い空腹感に悩まされずに済むはず!

仕事効率は爆上がりかもしれません。

 

冷えた時にエクササイズトラブル出てる気が…

前述のように、毎回調子に乗ってエクササイズの負荷を増やして、体を痛めてエクササイズ中断、というのがきちほーしのよくあるパターンです。

 

今回痛めたのは10月の中でも急に冷え込んだ週です。

以前も関節痛めた気がするけど、それも冷え込んだ日だったような?

 

なんか冷えた時期にエクササイズトラブル出てない?

季節との関係を検証してみた

というわけで、これまで発生したエクササイズトラブルと、その時期をまとめてみました。

 

投稿月

トラブル

原因

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う~ん、冬とかの決まった時期にトラブルが起きやすいのかと思っていましたが、パッと見た感じではそうではありませんね^^;。

トラブルが発生したのは、22年3月、10月、12月。

そして発生後2~3ヶ月は炎症が長引いてる感じです。

 

炎症が発生する時期は、まぁまぁ季節の変わり目と言えなくもない時期です。

季節の変わり目であり、なおかつ寒さがある時期です。

 

とは言え21年は特にトラブルはありませんでしたし、23年の3月~4月にも特にトラブルはありませんでした。

 

気のせいかな…。

寒いと怪我のリスクが高まるという記事も

どうやら気のせいではなかったようです。

調べてみると、寒い時に怪我のリスクが高まるという記事が見つかりました。

melos.media

外気温が低いことで、筋肉も冷えて血行が悪くなってしまいます。すると柔軟性が低下し、筋肉や関節のケガのリスクが高くなるのです。

 

同記事にはさらに対策が書いてありました。

対策:運動、とくに瞬時の力の発揮が必要な場合は、入念にウォーミングアップを行って筋温を上昇させておきましょう。ジョギングやウォーキング、体操などでカラダを温めておくと、ケガのリスクを抑えることができます。

ただしストレッチの場合、ゆっくりと行うスタティックストレッチではカラダが冷えてしまうでしょう。そのため、カラダを動かしながら行うダイナミックストレッチを取り入れてください。

カラダが温まったと感じても、筋温はそれほど上がっていないことが少なくありません。汗ばむくらいまで、しっかりウォーミングアップするように意識しましょう。

体幹レーニングの前に軽い運動や暖かい部屋で体を温めるのが良さそうですね。

暖かい時期はトラブルが起きてない

よくよく考えてみると5月~9月はトラブルが発生していません。

全体的に暖かめの時期です。

 

そう考えると、寒い時期にトラブルが発生しやすいというよりは、暖かい時期にトラブルが発生しにくい、ということなのかもしれませんね。

(つづく)

 

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(参考)「空腹」こそ最強のクスリ

 

超有名なので説明は簡単にしますが、そもそも16時間空腹ダイエットとは、医学博士の青木厚さんがまとめたダイエット方法です

8時間食事術、すなわち1日に16時間以上食べない時間を作る食事法です。

 

(参考)眠れなくなるほど面白い 図解 糖質の話

 

急激な血糖値の上昇は糖尿病や認知症のリスクを高めます。

糖質の話はこちらの本をご参照ください。

 

(参考)「そろそろ、お酒やめようかな」と思ったときに読む本

 

垣淵先生の本で「お酒は依存性の高いドラッグだ」「カロリーも高く体にもかなりの悪影響だ」ということを知って以来、きちほーしはお酒を飲まないようにしています。

 

おまけ

今週のお題「最近読んでるもの」)

ここではきちほーしのことをよく知ってもらうため、はてなブログの「今週のお題」をヒントに、本題と少し外れたお話をします。

今週のお題は「最近読んでるもの」です。

 

これは雑誌になりますが、Newsweekの「ダイエットの常識を今こそ疑え!」という記事が気になりました。

 

ザッと一通り読んで聞き慣れない単語が多くてあまり理解しきれていないのですが、どーやら「これを食べれば太らないよ」という食事療法を「疑え」と言っているようでした。

 
残念ながらきちほーしが期待していたのとは違うようです。
きちほーしが期待していたのは「世の中でうたわれているナントカ健康法はそんなに健康に影響しない」というものでした。
 
というのも、世の中の健康法は真逆の主張が多いからです。
例えば、一日1~2食の少食健康法がある一方で、5~6食の方がいいという話もあります。
肉は健康に悪いという菜食健康法を唱える人もいれば、肉を食べてしっかりタンパク質をとらないと早死するという人もいます。
 
また、きちほーしは以前少食・菜食健康法で健康長寿になると信じていましたが、調べてみるとそうでもないようなので今はさほど信じていません。
 
だから「世の中でうたわれているナントカ健康法はそんなに健康に影響しない」という記事なのかなと思っていました。
ですが、実際は「これを食べれば健康的になる!」というのを疑えという話でした。
 
いや、そんなことは少食健康法の本に書いてますって!